狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

再々・亀田興毅 亀田パパへの手紙

2006-05-19 07:02:22 | 県知事選

5月5日の子供の日、・・・じゃなく、「亀田の日」から二週間過ぎた。

そのテレビ映像でどうしても気になる部分があった。

兄弟のKOシーンでもなければ、試合後の「どんなもんじゃい」を叫ぶシーンでもない。

ある意味では兄弟以上に目立った言動の「亀田パパ」の試合後の態度だ。

兄興毅のテクニカルKOの直後、父史郎は相手のセコンド方面に向かって怒りの表情で何かを叫んでいた。

負けた相手側がTKOはまだ早すぎるとレフリーにクレームを付けるのなら分かるが、勝った側が一体何を怒り狂っているのだ。

ネット検索をして見たら当日リングサイドで一部始終を目撃していた人の書き込みを発見した。

ソレによると当日亀田パパが怒りを露にしていた相手は試合の相手陣営ではなく、その後ろのリングサイドに陣取って亀田親子に「汚いヤジ」を飛ばしていたプロボクサー・クレイジー・タイガー・キム選手に対してであった。

しかもソレが普通のヤジではなく、その名前の「クレイジー」そのままのすさまじさだったらしい。

ヤジの主「クレイジー」はヨネクラ・ジム所属の現役プロボクサー。

ヨネクラジムはガッツ石松等の五人の世界チャンピオンを育てた名門ジム。

ヨネクラジムのホームページ選手紹介欄によると、件の「ヤジ男」の紹介は次のようになっている。

クレイジー・キム
(金山 俊治 Toshiharu Kaneyama(本名))
【東洋大平洋Sウエルタ-級チャンピオン・日本Sウエルタ-級チャンピオン】
熊本県出身。1974年10月4日生。181cm 右ファイター
東海大ニ高、法政大学でアマチュアチャンピオン。79勝15敗の実績を残し1997年プロ転向。
 
平成09.05.27   プロデビュー
平成14.10.10   日本タイトル獲得  その後5度防衛中
平成15.07.15   東洋太平洋タイトル獲得  その後1度防衛中
 
日本と東洋のベルトを同時保持する異色のボクサーである
【22勝(19KO)3敗】 2005.04現在

・・となっている。 で、最近の試合の模様は,

キム、2タイトル防衛に成功=ボクシング

 プロボクシング、スーパーウエルター級の東洋太平洋(OPBF)と日本の両タイトルを懸けた12回戦が24日、東京・後楽園ホールで行われ、王者のクレイジー・キム(ヨネクラ=本名、金山俊治)が挑戦者でOPBF、日本ともに1位の川崎タツキ(草加有沢)にTKO勝ちし、OPBF2度目、日本タイトルは6度目の防衛に成功した。
 戦績はキムが27戦24勝(21KO)3敗、川崎は20戦18勝(14KO)2敗。
 4回に右のストレートでダウンを奪ったキムが、優勢に試合を進め、9回に左右の連打を決めたところで、レフェリーが試合を止めた。 

[ 時事通信 2006年1月24日 22:00 ]

クレイジーキムは名門ボクシングジムに所属し、現在スーパーウエルター級の日本と東洋太平洋の両タイトル保持者である。

その「一流ボクサー」が5月5日「亀田の日」に場外乱闘を亀田パパに仕掛けたと言うのが、テレビに映った亀田パパの怒りの真相だったようだ。

亀田パパさん

息子ををあのような「悪ガキ」キャラに演出しているのはあんただろう!

息子の上を行く「ワルガキ」・・じゃない、「クレイジー」キャラが現れたからってカッカするのは可笑しいよ。

こうなリャボクシングもプロレスと同じだ。

まともな試合より、場外乱闘の方が面白くなるかもよ。

そうなりゃ貴方はもう立派な興行師。 テレビ、芸能界を巻き込んだ貴方のパフォーマンスは大成功だ。  誰も貴方にゃ逆らえない。

当日だって「亀田の日」を演出した貴方の思惑を壊すまいと、テレビ局も、実況アナウンサーも、解説陣も必死だったね。

「クレイジーなヤジ男」をテレビ画面から隠そうとして。

貴方は自分が果たせなかった夢を、息子が世界チャンピオンになって果たしてくれるのが夢だといっていましたね。

どうやら世界チャンピオンの夢を果たす前に、「悪ガキ」キャラと「噛ませ犬」の二本立てでジムとスポンサー(テレビ局)を意のままに動く「マネー・マシーン」にしてしまいましたね。

その意味では貴方は既に成功者です。 夢は果たしました。

貴方が作った「悪ガキ・キャラ」は既に大成功で現役世界チャンピオンより「亀田兄弟」の方のマスコミ露出度は圧倒的に多くなっていますよ。

念のためサンケイスポーツの亀田関連記事の見出しだけを拾ってみてもすさまじい。

◆サンケイスポーツの亀田兄弟関係記事の見出し一覧

亀田興毅プロフィール「緊急速報・亀田興毅 闘拳まつり」 臨時増刊 絶賛発売中!

【5/13】次は『海亀』や!山から海へ、亀田一家の修行は続く
【5/12】ええ場所や!亀田一家の“つくば基地計画”
【5/11】亀田3兄弟、シャモづかみ、丸太切り、まき割り
【5/9】興毅、瞬間最高40.8%…大みそか殴り込みや!
【5/7】亀田興毅10月に“世界挑戦”目標定める
【5/6】亀田興毅、敵なし11連勝!次は世界だ!
【5/6】亀田大毅、91秒KOで100万円ゲット!
【5/5】興毅、計量も軽々OK!フライパンみたいに潰したる!
【5/5】100万円は譲らない…大毅、今度こそKO&熱唱
【5/4】お待たせ会見パフォーマンス!計量前ですが…興毅、チキン爆食
【5/3】弁慶・大毅Vs牛若丸・渡部100万円争奪マッチ
【5/2】ポンサクレック次は興毅…中広に判定圧勝!
【5/1】ファハルド丸裸…“鉄砲玉”竹本が断言「興毅のKO勝ち」
 
【4/30】興毅の対戦相手・ファハルドは“苦学生パパ”
【4/29】亀田兄弟に吉本興業も熱視線…大いに笑UP!?
【4/26】大毅、キムタク黄金スタンドで“歌わなしゃあない”
【4/22】“弁慶Vs牛若丸”実現!協栄ジム内でKO競争
【4/21】亀田兄弟5・5は“兄弟KO”目指す!
【4/20】亀田大毅、3戦目は8回戦で開催
【4/19】亀田“兄弟初競演”決定!大毅は中17日で3戦目へ
【4/18】KO神話崩壊…大毅、無念の判定勝ちに「ごめん」
【4/17】大毅KO宣言!亀田一家も“メンチ”で後押し
【4/15】大毅に「黄金マイク」プレゼント…熱勝&熱唱再び
【4/9】興毅、強烈右ボディーでスパー相手をKO!
【4/6】大毅、必殺技できた!「亀田のあられパンチや」
【4/5】興毅、始球式に登板、大毅はKOと歌のイメトレ中
【4/4】仮想世界戦だ!興毅、次は「大好物」のサウスポー
【4/1】興毅の初世界戦に暗雲、相手ファイトマネー折り合わず


貴方に逆らえる者は、・・・・そう、クレイジーな男しかいないでしょう。


◆だがね、亀田パパさん

本当に息子の成長を望むなら、本物のボクサーにしたいなら、この辺で外国人の噛ませ犬を探すのはやめようよ。

そして力の判った同レベルの日本人ボクサーとタイトル戦前に一度は戦わすのが親心だろ。

本当に強いチャンピオンに育てたいのなら。


                  ◇

◆亀田父あわや乱闘

 日本S・ウエルター級王者のクレイジー・キムと臼井知史(ともにヨネクラ)が試合後、
リング下から亀田を挑発し乱闘騒ぎ寸前となった。2人は試合中からヤジを飛ばし、
試合後はリング上の亀田と父・史郎さんに向かって暴言を吐きファイティングポーズで挑発した。
 リング上の史郎さんが応戦する構えを見せたが、関係者に止められた。
臼井は亀田のスパーリングパートナーを務めた際にもケンカをふっかけるなど因縁があった。
2人の言動に金平会長は怒りを隠さず「自分たちの職場で何をしたかったのか。抗議する」と語気を荒らげた。

[デイリースポーツ]
 

8 :実況厳禁@名無しの格闘家:2005/06/21(火) 21:29:45 ID:VenEqzgp
◎、会場にいたファンが目撃したキム 

私が見たのは亀が勝利者インタビュー受けてた時に
突然 亀パパがリング外の人間怒りだしました
で、なんで怒ってんのかなとか見てみるとクレイジーキムが酔っ払いながら、
アイツ(サマン)泣いてるじゃん八百長!弱い!とかやじってました
そのままマネージャーらしき人に連れて行かれて退出していたのですが、
言いたいことが収まらない様子でホールの階段でマスコミ、専門誌の
インタビューに答えてました!! かなり怒った口調で!!
あいつは弱い!!ぶっ殺してやる!!みたいな事言ってた! 


◎、亀田公式HP上での、 亀田 興毅のコメント

なんか賛否両論あるみたいやけど、とりあえず勝てました。
明日と、いうか今日の朝の日刊みてみ!1面です。
今度は8月に試合あるんで、応援頼みます!
あと、なんやらどこぞの王者が酔っ払ってからんできよってけど、
酒に頼るやつはボクシング失格やね。
同じ階級やったらブチのめすんやけどな。まあ、これに関するコメントは
これが最後という事で。
どうもありがとう!!!

 


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1 コメント

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Unknown (ねこぺん)
2006-05-19 14:18:30
あの親子には、同じような感想をもっています。

・・・というより、何となく品性に欠ける人を見る思いです。言動からもそれが伺えるし、人のこころ、というか内側にあるものは顔に出る、といいますが、彼らに共通した顔相は、それを物語っているように感じて、試合にも活躍にも、あまり興味はありません。
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