よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします 行政ぐるみの脱法行為!? 宜野湾のラウンドワン問題の続編です。◇ 同じゲーセン反対運動でもコザミュージックタウンのゲーセン反対運動とラウンドワンのそれでは、似て非なるものだと述べてきた。 勿論、社会問題としてより根深いと思われるのはラウンドワンの方。 だが沖縄タイムスは、コザMタウン問題は社会面で報道し、ラウンドワンワンは市町村面で報道し、ウェブ記事にもなっていない。 ⇒ゲーム施設出店 事実上受け入れ/コザMT きょう覚書締結【社会】
Mタウンとラウンドワンを同じレベルで見た読者は、Mタウンの記事を見て、いずれ企業側と反対派は円満和解すると思うだろう。 ウェブ記事は沖縄タイムスも琉球新報もスルーなので、しつこくタイムス記事を文字起こししてみた。 |
沖縄タイムス朝刊 2009年1月21日
娯楽施設 来月開業 宜野湾
ラウンドワン「用途、遊技場へ」
【宜野湾】複合型娯楽施設の運営会社ラウンドワン(大阪府)は、宜野湾市西海岸地区で建設中の「ラウンドワン宜野湾店」(仮称)について来月21日に開業することに決めた。また、昨年10月、建築主の天美開発(東京都)が遊技場から店舗へ用途変更したことについては「時期は未定だが、遊技場へ変更する方針」と話している。20日、沖縄タイムスの社の質問に答えた。(又吉健次)
収益考慮「変更時期は未定」
「ラウンドワンは「風俗営業が不要な営業形態(店舗)でオープンさせる」説明。しかし店舗では設置できるゲーム機の機種や面積が制限されることから収益面で厳しいといい、「(遊技場が設置できるよう)市建築基準法施行条例に基づいた手続きをしたい」と話している。 同条例によると、利害関係者への公開の意見聴取、市建築審査会の同意を得た上で、「市長が特別用途地区の利便を害するおそれがなく、公益上やむをえないと認めて許可した場合」は遊技場が建築できる。
同施設をめぐっては、一部市議が、用途を遊技場とすることは同条例に違反するとして市建築審査会に建築確認処分の取り消しを求めていたが、請求は今月13日、用途変更されたため「訴えの実態が」なくなったと棄却されている。
◇
>建築主の天美開発(東京都)が遊技場から店舗へ用途変更したことについては「時期は未定だが、遊技場へ変更する方針」と話している。20日、沖縄タイムスの社の質問に答えた。
この辺はいかにも企業と行政がぐるになって、強引に建築する意図がミエミエだが、それにしても随分正直に本音を吐くものだ。
>「(遊技場が設置できるよう)市建築基準法施行条例に基づいた手続きをしたい」と話している。 同条例によると、利害関係者への公開の意見聴取、市建築審査会の同意を得た上で、「市長が特別用途地区の利便を害するおそれがなく、公益上やむをえないと認めて許可した場合」は遊技場が建築できる。
すべては市長の胸先三寸、当初から市長との建築許可の密約を取り付けてあったことが伺える。
建築許可までは、百歩譲って企業と行政の癒着を認めたとしよう。
だが、建物は何とか落成しても「営業許可」は県公安委員会の管轄で市長は管轄外のはず。
来月の21日に開業というが、本業が遊技場経営で「店舗」では採算が取れるはずはない。
ということは、県公安委員会とは既に密約ができているのか。
用途変更に去年から疑問を呈していた琉球新報は何故沈黙するのか。
⇒遊技場から「店舗」 宜野湾市真志喜ラウンドワン2008年11月12日
沖縄のマスコミは死んだのか。
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