狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

辺野古か県外か、どちらが現実的か!

2013-10-11 07:50:19 | 県知事選

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ドキュメンタリー作家上原正稔氏

 

■勝訴祝勝会のご案内■

 

 皆様のご支援のお陰をもちまして、沖縄史上初の劇的な勝訴を勝ち取る事が出来ました事を改めて御礼申し上げます。

 

祝勝会を開催致しますので、皆様のご出席を宜しくお願い申し上げます。

 

                 記

 

  《祝勝会》

 

 日時:10月12日(土)開場:12:00 祝勝会:12:30〜14:30

 

 会場:パシフィックホテル 二階 珊瑚の間

 

 会費:2,500円

 

  《参加の申し込み》 

 

参加定員:50名様

 

 申し込み先:三善会事務局(ニシコリ)まで

 

 携帯:070‐5484‐4617

 

 Fax:098(898)0593

 

 携帯メール banzainipon@willcom.com

 

                       ☆

仲井真県知事の「普天間移設」に関する発言は元々こうだった。

「県外がベストだが、現実問題を考えると辺野古も容認」

それが「県外に要請する」に変化したのは、民主党ブームで悪夢のような民主党政権が誕生してからだ。

名護市長選挙で、仲井真知事が応援した「辺野古派」の島袋前市長が、民主党政権の強力な支援を受けた「県外派」の稲嶺進候補に約1600票の僅差ながら敗北した。続く名護市議会選挙でも保守系議員が多数派の席を奪われた。

その瞬間、仲井真氏は一連の流れを名護市の民意と察し、発言を変えたのだ。

県知事選では「県外を要請する」で戦って、「県外・国外派」の伊波洋一元宜野湾市長に圧勝したが、名護市の得票数でも伊波候補に勝っていた。 名護市長選、名護市議会選では敗北を喫したにもかかわらず、である。これはその時点で名護市民が「民主党政権がつかの間の悪夢」であることを察知していた証左である。 つまり県知事選の時点で民意は変わっていたのだ。

ところが沖縄メディアは、「県外を要請する」で勝利した仲井真氏に「県外」を主張するように執拗に迫った。 仲井真県知事は、本心では「県外は現実的ではない」と考えても、手のひらを返すように公約を変えるわけにも行かなかった。 当時の民主党政権が火をつけた問題だから、(民主党政府に)「県外を要請」して、お手並み拝見とでも言う気持ちだったのだろう。

ところが、ある時点から「県外に要請する」という曖昧な表現から、「要請する」の文言が外れ、「県外」を主張するようになった。 さらには、「辺野古は『不可能』」という見出しが一面トップを飾るようになったのは何故か。

沖縄2紙の恫喝が効を奏したからだ、と推察する。

一時新聞をにぎわした「識名トンネル事件」に絡み、県が国の刑事告発を受け、県警が県を深夜に至るまで家宅捜索し多数の証拠物件を押収した。 この問題には県知事の個人的知人も深くかかわっているといわれ、火の粉が知事に降りかかってくるのも時間の問題と言われていた。

ところが、この問題のフォローに関しては沖縄2紙は沈黙を守ったままである。

一部には、県知事がこれまで言葉を濁してきた「辺野古移設」に対し、明確に「不可能」という態度を示さなければ、「識名トンネルと県知事の黒い関係」などを暴露する大キャンペーンを打つという無言の圧力が沖縄2紙の沈黙には潜んでいるといわれている。

琉球新報10/9の一面トップを飾った記事はこれ。

知事、辺野古は「不可能」 外相、防衛相と会談
知事は米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画について「唯一実現可能な案というのは全く理解できない」と述べ、日米両政府が3日の安全保障協議委員会(2プラス2)で合意した内容を批判し、県内移設は「不可能」だと強調。「実現可能性、迅速性を考えると県外が明らかに早い」と県外移設を重ねて求めた。

             ☆

知事の発言が「辺野古は不可能」と変化したことを追い風に、沖縄2紙は社説で、辺野古移設が不可能という嘘を撒き散らし、あたかも「県外」が「県民の総意」であるかのように読者をミスリードすることに懸命である。 

■沖縄タイムス
社説[両大臣・知事会談]無理筋の計画は見直せ
2013年10月9日
 

■琉球新報社説
外相、防衛相来県 県内移設は非現実的だ2013年10月10日 
 
■ 「県外移設求め続ける」知事公室長が答弁2013年10月10日

ところが、ネットが普及した昨今、「県外が県民の総意」などの大嘘をつき通せる物でもないないことは、新聞が一番承知しており、ベタ記事ながらも一昨日は「那覇商工会議所が辺野古移設に賛意」という記事を掲載せざるを得ない状況だし、昨日はこんな記事まで載せなけばならない有様。

 

県外要求は「大人げない」具志氏が知事批判

2013年10月10日
 「(県外移設の訴えは)あまりにも子ども過ぎる、大人げない」。9日の県議会米軍基地関係特別委員会で県政与党・自民会派のベテラン、具志孝助氏が、米軍普天間飛行場の県外移設を訴える仲井真弘多知事や県の姿勢を激しく批判する場面があった。 

 

 具志氏は辺野古移設が現実的との発言をこれまでも繰り返しているが、所属する自民県連は「県外移設」を求める立場。「今日は質問しないつもりだったが」と最後まで沈黙を守っていたが、県外移設の必要性を訴え続ける県の答弁にたまりかねたのか、又吉進公室長に対し「(県外は)あまりにも現実から目をそらした考え方だ」と厳しい口調で切り出した。

 

 続けて、「希望を唱えていれば解決するのか。具体的に県外のどこを想定しているのか明らかにすべきだ。あいまいに言うことは結果として、県民をだますことになる」と批判。「知事のこれまでの願望、沖縄県民の願望、私も含め県外がベスト。しかし航空部隊だけ県外へはいかない。ここしかない」と辺野古移設を主張した。

 

 又吉公室長は「政府がきちんと方針を変えて、知事の要望に沿って動いていただきたい」と反論した。

 

                     

そして、辺野古推進派の加速的な動きを無視できないと察した沖縄タイムスは、こんな特集記事で一面を飾った。

辺野古推進 署名募る

容認派の動き

「日本で唯一、条件付き受け入れを表明している辺野古への移設を、県民の署名で実現しよう」 
こんなスローガンを掲げ、普天間飛行場の名護市辺野古移設を推進する団体が8月、本格的な活動を始めた。 「非現実的な県外移設の主張は無責任で、普天間の固定化につながりかねない。 危険性除去のためにも辺野古への移設が必要だ」
8月18日、宜野湾市内で「基地統合縮小実現県民の会」(県民の会)が開いた結成式。 マイクを握った中地昌平会長が
約300人の聴衆に訴えた。 呼びかけ人には元副知事の嶺井政治氏、元自民党県連会長の西田健次郎氏、前名護市長の島袋吉和氏などが名を連ね、現職議員では自民党の西銘恒三郎衆院議員、島尻安伊子参院議員や沖縄市、糸満市、名護市、与那国町などの地方議会議員が参加している。(略)
県民の会は趣旨に賛同する人の署名を募っており、10日時点で約1万6千人を集めたという。 事務局は「知事が埋め立ての判断をする前の12月までに、集めた署名を提出する予定だ」と意気込んでいる。

                               ☆

日米両政府が17年以上の試行錯誤の結果たどり着いた辺野古移設。

悪夢のような「政権交代」により誕生したルピー鳩山首相が「最低でも県外」と主張し、17年間の日米両政府の努力の結果である「辺野古移設」を水の泡にしてしまった。 結局、「辺野古回帰」を余儀なくされたのは記憶に新しい。

行き先の決まっていない「県外」が非現実的で、一番の当事者である辺野古住民が受け入れを表明している「辺野古移設」が現実的であることは小学生でも理解できること。

沖縄タイムスも触れざるを得ないかった「普天間の危険性を除去し辺野古米軍基地に統合縮小を実現する会」のブログ(下記)から皆様の署名協力をお願いします。

 普天間の危険性を除去し辺野古米軍基地に統合縮小を実現する
沖縄県民の会ブログ


なお、今月の27日には辺野古公民会で、下記の通のイベントを開催します。

筆者は普天間基地を送り出す立場の宜野湾市民だが、普天間の固定化を避けるためには辺野古住民に感謝しつつ、辺野古移設を推進する立場で演壇に立つ予定です。

日曜日の北部ドライブの一環に辺野古公民館に立ち寄っていただければ幸いです。

                     ☆

 

<10・27沖縄マスコミ正常化推進大会in辺野古>
   「愛する沖縄県民への警告!
~言論封殺の地、「辺野古区」から目指すマスコミ正常化~

 

 

チラシPDF版のダウンロードはこちらから、
http://goo.gl/kwb1tW

 

 ◎日時:平成25年10月27日(日) 
 ◎場所:辺野古公民館(沖縄県名護市字辺野古913−10)
 ◎参加費:500円

 

◇マスコミ正常化推進大会◇
 ◎受付:12時30分 開会:午後1時
 ◎基調講演:「愛する沖縄県民への警告!」
   <講師:坂東忠信(元警視庁通訳捜査官)>
 ◎緊急報告1:「琉球新報の言論封殺の実態!」
   江崎孝(ブログ狼魔人日記管理人)>
 ◎緊急報告2:「反米・反日報道の行き先は琉球独立」
   <仲村覚(沖縄対策本部代表)>

 

◇マスコミ正常化写真展◇
 ~沖縄を第二のウイグルにしてはならない!~
 写真展:「ウイグルの実態! 偏向報道の実態!」
 展示時間:午前10時~午後3時30分
■主催:沖縄対策本部
■後援:チーム沖縄
■お問い合わせ:TEL : 070-5410-1675(仲村雅己)

 

<FaceBookページ>
https://www.facebook.com/events/216552498508713/
E-mail:nakamura.satoru7@gmail.com

 


  「普天間基地の危険性を除去し辺野古の米軍基地に統合縮小を実現する」県民の会・結成式

 

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3 コメント

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Unknown (沖縄移住人)
2013-10-11 09:32:30
発狂新聞が隠せば隠すほど、不都合な事実がボロボロ出てきますね。

返信する
次期名護市長は (安仁屋正昭)
2013-10-11 10:42:10
来年1月、任期満了で改選される名護市長選挙
移設については知事より発言権が大きいはずである
肝心の保守派の候補が未だに決まらない
既に三ヶ月を切ってしまったが、
なのに沖縄の自民党は何もしていない
先の参議院選挙のように、わざと負ける選挙をさせようとしているのではないのか
あれからすでに5ヶ月も経つというのに、県連は参議院選挙の総括すらしていないという
残り三ヶ月と迫ったこの期間で名護市長候補として立てる人物は、
前市長の島袋氏以外には無い!
名護市の憂国の志士にお願いしたい
島袋吉和氏に直訴し、郷土と東アジアの平和の為に決断してもらって下さい


返信する
名護市長選 移設容認派候補 (遊爺)
2013-10-12 20:07:16
名護市長選での移設容認派では、これまで活動を続けて来られた前市長の島袋氏とばかり思ってきていましたが、容認派の方々の中でなにかあったのでしょうか。

川上副知事に出馬要請、名護市長選で移設容認派 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
 http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/20090415-254943/news/20131008-OYS1T00561.htm

> 辺野古への移設を容認する市議らが7日、同市出身の川上好久・県副知事(59)に立候補を要請した。
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