県民生活を直撃した台風24、25号だったが、その爪痕により辺野古新基地建設が進まない事態に発展しそうだ。県と本部町が本部港塩川地区の一部使用禁止を決めたことで、政府が11月中にも予定していた辺野古海域への土砂投入時期は現時点で見通しが立たない状況になっている

 

きょうの沖タイ二面トップの見出し紹介。

本部港不許可県に認識に差

辺野古土砂搬出

国「町は県指導と説明」

県「指導はしていない」

町「物理的に判断した」

沖タイの記事によると問題の部分はこうなっている。

港の使用許可申請は1日夕方、防衛局職員と業務を請け負う業者が町の本部港管理事務所へ提出しようとした。 町によると、担当者は「岸壁が台風で壊れているので受付は出来ない」と断ったという。 すると、防衛局職員から「県からの指導か、町長の判断か」などと確認された。 職員は「県との協議で方針を決めた」と伝え、「指導という言葉を使ったつもりは無い」という。

一方、政府関係者は町とのやり取りをめぐる記録に「県からの指導」という言葉が残っていると判断する。

ちなみに2日付沖縄タイムスにはこんな記事が載っている。

本部町担当者は「本部港の管理主体は県で、町は認可権限の一部を委託されているだけ。 許可判断を町独自で出すことは無い」としている。>

 

県は指導はしていないが、「圧力をかけた」が正解ではないだろうか。(爆)