狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

「多弁だが空虚」知事選翁長氏が政策発表

2014-10-22 07:03:00 | 県知事選

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 今朝の沖縄タイムス一面トップ。

辺野古 基地建設に反対

翁長雄志氏が政策発表

普天間撤去鍛冶の拒否

 
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県知事選挙に出馬を表明している翁長雄志さんがきょう政策発表を行い、政府が進める普天間基地の名護市辺野古への移設について、あらゆる手法を駆使して阻止すると主張しました。

翁長雄志氏「今や基地は沖縄経済の最大の阻害要因であると言っても過言ではないのです。今、私たちに強く求められているのは、次の時代を担う子や孫の世代に禍根を残すことのない責任ある行動なのです」翁長さんは普天間基地の辺野古への移設をめぐる仲井真知事の埋め立て承認を検証し、法的に瑕疵があれば取り消しも辞さないという考えを示しました。また山積する基地問題の解決に向け、アメリカ・ワシントンに駐在員を置いて情報を収集し、沖縄の声を発信するとしています。県内へのカジノ誘致については自然や文化を大切にする沖縄観光の根底を崩しかねないと明確に反対する立場を示しました。県知事選挙を巡っては現職の仲井真知事や、元郵政民営化担当大臣の下地幹郎さん、前の民主党県連代表の喜納昌吉さんも出馬を表明しています。

 

NHKニュース 

翁長氏が知事選の政策発表 

翁長氏が知事選の政策発表

翁長雄志前那覇市長は、来月の知事選挙で掲げる政策を発表し、普天間基地の移設計画について「知事の埋め立て承認にNOを強く示すことが大事だ」と述べた上で、名護市辺野古への移設を止めるため、仲井真知事が行った埋め立て承認を検証する考えを示しました。

翁長前那覇市長は、21日の記者会見で、アメリカ軍普天間基地の移設計画について、「埋め立て承認にNOを強く示すことが大事で、知事の裁量の余地が極めて小さいというが、これを検証することが一番大切だ。反対するための方法は、知事になってからいろいろと検討したい」と述べ、名護市辺野古への移設を止めるため、仲井真知事が行った埋め立て承認を検証する考えを示しました。
また、県内での原子力発電所の建設やカジノの誘致に反対するほか、「しまくとぅば」の保存と継承に取り組むことなどを掲げて選挙戦に臨む考えを示しました。
知事選挙をめぐっては、仲井真弘多知事が辺野古への移設を容認し、普天間基地の5年以内の運用停止と早期返還の実現を訴えて立候補を表明しています。
また、喜納昌吉元参議院議員が、辺野古への移設を阻止するため埋め立て承認の撤回や取り消しを訴えて立候補を表明しています。
それに、下地幹郎元郵政民営化担当大臣が、辺野古への移設の賛否を問う県民投票の実施を訴えて立候補を表明しています。
知事選挙は、今月30日に告示され、来月16日に投票が行われます。

10月21日 19時07分

                   ☆

当初優勢との噂のあった翁長氏への逆風は、9月13日の出馬会見を境に、翁長氏が発言すればするほどその勢いを増し、10月17日の公開討論会の「しどろもどろ答弁」で、翁長優性の噂に止めを刺したかと思われた。

そこで昨日の政策発表で、これまでの曖昧発言を明確化し、一気に「多弁だが空虚」の汚名を吹き飛ばすのかと支持者の間には期待があった。

だが、最大の争点とされる「辺野古移設」に関しては、相変わらず饒舌を弄しているが、有権者が知りたい肝心な点については一言も応えていない。

普天間移設に関する記者の一問一答を抜粋するとこうなる。

ーー辺野古への新基地建設阻止に向けた「あらゆる手法とは具体的に何か。

「知事選に勝利し、辺野古埋め立てにノーの県民の意志を改めて日米両政府、国連などに伝えることが重要だ。 承認の撤回も選択肢の一つであり知事になってから考えたい」

まさに空虚そのもの答弁であり、有権者の知りたいことに何一つ答えていない。 

有権者が知りたいのは「普天間基地を何時、何処に移設するか」という具体案である。

知事になってから、日米両政府や国連などに伝えても具体案とはいえない。 

それに翁長氏は17日の公開討論会で日米両政府を信用した仲井真氏を「信用すべきではない」と批判していたではないか。

信用でいない日米両政府や国連などに「伝える」とは、有権者を馬鹿にするにもほどがある。

百年河清を待つとはまさにこのことである。

ーー普天間飛行場の早期返還はどう実現するのか。

「・・・(20行に及ぶ多弁だが中身のない答弁なので省略)・・・」

 

「普天間基地の危険除去が最優先」・・・これは仲井真氏が「辺野古移設」を語るとき繰り返し強調してきた知事としての責務を果たす行う最優先順位の表現である。

つまり「普天間移設」は県知事としての最大の「目的」であり、これを達成するための現実的かつ最速の「手段」が普天間移設」ということだ。

翁長氏の答弁は多弁だが知事としての責務について何一つ答えていない。

>埋め立て承認にNOを強く示すことが大事で、知事の裁量の余地が極めて小さいというが、これを検証することが一番大切だ。反対するための方法は、知事になってからいろいろと検討したい」と述べ、名護市辺野古への移設を止めるため、仲井真知事が行った埋め立て承認を検証する考えを示しました。

翁長氏はただ「辺野古移設反対」の掛け声だけで立候補したのだから、本音を言うと次のようなことらしい。

「反対するための方法」は、今のところ思いつかないが、とりあえず「知事になってからいろいろと検討したい」

・・・ということらしい。(爆)

 

翁長氏は、これまでの一連の発言で喫した大量失点を取り返すべく、昨日の政策発表で逆転ホームランを狙った。

ところが「多弁だが空虚」の本質は覆いようもなく、ますます墓穴を掘る結果となったのはお気の毒とである。

ちなみに辺野古移設以外の経済政策については「県が作った総合計画、沖縄21世紀ビジョンの実現に向け、産業や観光の振興、医療福祉の充実に取り組む方針」と、まるで仲井真氏の政策のパクリを臆面もなく公言する鉄面皮ぶりである。

経済政策では仲井真氏に太刀打ちできないと判断した沖縄2紙が、良かれと思って強引に「普天間」移設」を最大の争点に引き釣り出し翁長氏の援護射撃を試みた。

たが、その結果、翁長氏の「多弁だが空虚」の本質が県民の前に晒されたのは皮肉としか言いようがない。(涙)

 

【おまけ】

RBCニュース

『動画あり】県知事選 翁長氏が政策発表

 来月の県知事選挙に出馬を表明している前の那覇市長の翁長雄志さんが政策発表を行い、普天間基地の辺野古移設に反対する考えをあらためて示しました。

 「普天間基地の閉鎖・撤去、県内移設断念、オスプレイ配備撤回を強く求める。そしてあらゆる手法を駆使して、辺野古に新基地はつくらせない」(翁長雄志氏)
 翁長さんは21日の政策発表で普天間基地の辺野古移設に反対する考えをあらためて強調。
 辺野古の埋め立て承認の経緯を検証し、「法律上の瑕疵があれば取り消すことができる」と述べました。
 また、東村高江へのヘリパッド建設、沖縄への原発の建設やカジノの導入についても反対すると主張しました。
 政策ではこのほかアジアの活力を取り込む経済構想やJリーグに対応するサッカー場を備えた「ボールパーク」の整備、しまくとぅばの普及と継承などを掲げています。
 県知事選にはほかに現職の仲井真さんと元郵政民営化担当大臣の下地さん、前の参院議員の喜納さんも出馬を表明しています。
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■お知らせ■

翁長市政を糺す那覇市住民訴訟報告会

日時:⒑月23日(木)16時から18

 

参加費:無料

 

会場:那覇市ブリリアントポート (会場:カサブランカ)⇒地図

ttp://brilliantport.com/access/

900-0016 沖縄県那覇市前島3-25-2 泊ポートビル

 

国道58号線を「とまりん(かりゆしアーバンH)」から泊交差点(共産党本部ビル)向けに行く途中の橋に手前左側にあるビルで側面に青いリボンのペイントをしてあります。

TEL:098-943-2080 FAX:098-943-2088

*駐車場が6台分しかありません。とまりんの交番隣の駐車場を利用してください。最初の1時間は¥200です以後、1時間ごとに¥100が加算されます。

 

 問い合わせ:住みよい那覇市をつくる会事務局

09097807272 ニシコリまで

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