狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

罵声に戸惑い、これまでに見ぬ異様な雰囲気

2013-01-30 08:25:47 | ★原稿

■那覇市立中央図書館の言論封殺に、断乎抗議する

抗議文例はこちらで

■那覇市立中央図書館の言論封殺に、断乎抗議する!

 

オスプレイ運行“細心の注意”要請

NHKニュース 1月29日 20時53分
オスプレイ運行“細心の注意”要請
 
小野寺防衛大臣は、防衛省で、アメリカ海兵隊の太平洋地域のロブリング司令官と会談し、沖縄の普天間基地に配備されている新型輸送機「オスプレイ」の運行に細心の注意を払うよう要請しました。>

これに対し、ロブリング司令官は「沖縄の皆さんが大変心配しているのは知っている。操縦士のミスによって起きた事故が目立っているが、「オスプレイ自体は、非常に安全な飛行機なので、理解してもらいたい」と述べました。

>オスプレイ自体は、非常に安全な飛行機

日米両政府が「オスプレイは安全な飛行機」と保証し、沖縄配備を合意したのだからこれ以上の安全性宣言はない。

「東京行動談」が要請する「オスプレイ反対」「米軍基地反対」が国の安全保障政策を全否定する利敵行為であることは小学生でもわかる理屈である。

確認のため再度掲載するが、安倍首相は、小野寺防衛大臣を通じて「名護市辺野古に移設する方針に変わりはない」という政府の意思を明確に伝えている。

防衛相 沖縄県内移設変わらず

NHKニュース 1月28日 13時51分
防衛相 沖縄県内移設変わらず
 

基地問題の解決を求めて上京している、沖縄県の喜納県議会議長らが、小野寺防衛大臣と面会し、アメリカ軍普天間基地の県内移設を断念するよう要請したのに対し、小野寺大臣は、名護市辺野古に移設する方針に変わりはないという考えを伝え、理解を求めました

 

本日の沖縄タイムスは「日本告発シリーズ」の第2弾として「東京行動建白の行方」と題する意連載企画の第一回が一面に掲載されている。

その冒頭で「『東京行動』の翌日、来年度の政府予算案で沖縄振興の満額計上が閣議決定され、首相の初来県が決定された」と誇らしげに記し、一面トップをこの大見出しで飾った。

沖縄関係3001億円 14年度予算案閣議決定

一括交付金1613億円

滑走路の工期短縮決定

沖縄振興の支援と基地とはリンクしないというが、誰もこれを本気で信じるものはいない。

そもそも沖縄への補助金・交付金の財源は全国民が負担した血税であり一括交付金もその例外ではない。

沖縄に特定して支給した交付金の便益を享受するのは、沖縄県民に集中している。 

これは基地と交付金がリンクしている何よりの証拠であり、リンクがなかったら国民の間から不公平だという批判が起きるのは必至である。

特集記事の末尾で沖縄タイムスは「もしも、リンクさせるとして、戦後の歴史や沖縄の負担を考えたら三千億円では全然足りない。」という県幹部の意見を当然のごとく紹介している。

ついにゆすり根性の本音が出た!

「東京行動」に参加した面々が「ゆすりたかりの乞食集団」と言われる所以である。

【動画】 1.25&27 民間防衛・沖縄分断プロ市民迎撃行動

 

赤い脳ミソでおなじみのQABテレビの報道に異変が・・・。

【動画あり】
リポート 東京要請行動 参加者の訴えは

 
News Photo

日曜から昨日まで、二日間にわたって東京で行われたオスプレイ反対要請行動。保革の枠を超え県内41市町村の代表らが参加し、集会には4000人を超える人が集まりました。

復帰後最大規模となった今回の要請行動、参加した市町村の代表らは地域が抱える問題を理解してもらおうと、寒空の下、必死に訴えました。島袋記者です。

那覇市・翁長市長「基地を挟んで保守革新がいがみ合うのではなく、オール沖縄で基地の整理縮小を訴えていこう」

41全ての市町村の代表と県議会議員など、140人余りが参加した東京要請行動。基地問題の解決に力を合わせようと保守と革新で立場が分かれる人たちが結集しました。

その中心になったのが那覇市の翁長雄志市長。かつて自民党県連の幹事長も務め、常に知事選挙の有力候補として名前が挙がる保守の顔。安倍総理との会談の調整も自民党県連が引き受けました。しかし要請の日は国会の開会日。なかなか約束が取り付けられません。

自民党県連・照屋幹事長「菅官房長官の面談は決まっていますから、きょう、明日で総理と面談できるよう最後まで努力する」

那覇市長「温度差があると、同じ言葉でも違うようにとられる。温度差を埋めるのも解決するのも大変。しかし今のままだと、沖縄も日本もダメになる。その強い思いで、しっかり問題点を訴えていきたい」

 
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要請団には先月初当選したばかりの新米村長も参加していました。宜野座村の当真淳村長。宜野座村はオスプレイの配備で訓練が加速し、被害が深刻になっています。前日に開かれた激励会では、オスプレイ反対運動のイメージカラーとなっている赤いベストと鉢巻の男性が余興を披露。村の代表として、しっかり働いて来いと大きなプレッシャーをかけていました。

宜野座村民「オスプレイ反対のカラーです。カラーは怒り。空手形で戻って来るなと、頑張って来なさいと。 一般の人に、沖縄の現状を伝えたい。沖縄が真剣に取り組んでいるんだと」

 
News Photo

宜野座村・当真村長「沖縄の現状を伝えたいし、オスプレイをどこかに持って行ってと訴えたい」

それぞれの地域の課題を抱え、市町村長たちが臨んだ集会。会場の日比谷野外音楽堂には4000人以上が集まりました。

参加者「ぜひともオスプレイに反対したいし、基地もなくしてほしいという思いで、友だちと一緒に来た」「ニュースも少ない。ほとんどの人は分かっていないと思う。何とか広めたい」「我々やまとんちゅの責任。戦争から今日まで、沖縄に押し付けている。基地もオスプレイも。一緒になって差別を無くそうと、本土にいる我々が声をあげなければときた」

翁長市長「沖縄県民は目覚めました。もう元には戻れませんん。代わりません。日本国もどうか代わっていただきたい。安倍総理は日本を取り戻すと言っていますがこの中に沖縄は入っているのでしょうか?」

 
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この勢いに乗り、総勢140人は銀座のまちへ。

島袋記者「オスプレイの配備反対を訴える140人の要請団が銀座の町並みをパレードしています」

翁長市長「本当に一体になったという気がします。僕ら保守は沖縄を返せは歌わないけど、きょうは気持ちから歌いました」

名護市・稲嶺市長「補正のアセスを出されて、後は手続きとして、埋め立て申請という段階が残されているが、国としては、そういうことをもくろんでいると思う。そういう意味ではそれ以上は許しませんということを政府に示す必要がある」

しかし街の人からはこんな意見もありました

街頭「オスプレイですか?僕は賛成です。まあ、人それぞれで良いんじゃないでしょうか」

 
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『日本から出ていけ、売国奴』

沖縄の現状がしっかり理解されていない。単なるイデオロギーの問題だと誤解されている。そんなことを痛感する場面でした。

宜野座村・当真村長「う~ん、ちょっとイライラもしたね。保革問わず行動しているのが、どれだけ理解されているか疑問。右か左じゃないということを訴えているということを。全体で来たことを理解してほしいと思います」

翁長市長「これだけ注目されるということは、思いに賛成する人も大心配する人も多いと。訴えていることは大きな議論が巻き起こることが大事」

 
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迎えた総理への直訴の日。要請団は41市町村長全ての署名と公印を添えた「建白書」を用意し、総理との面談の時をまっていました。しかし朝になっても約束は取り付けられません。

自民党県連・翁長会長「きのうも夜遅くまで石破幹事長含め、官邸含め、直接総理に直訴できるよう要望してきた。まだ最終のできていませんので、やっていこうと思います」

 
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そして訪れた総理官邸。官房長官が対応するということでしたが、途中になって安倍総理が登場。5分程度同席するという形で、直訴が実現しました。保守と革新が一緒になって行動した復帰後最大規模とも言われる東京要請行動。メンバーたちは一定の評価をしつつも、たくさんの課題を確認したようでした。

 
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玉城義和県議「これから問題に取り組む一つの条件はできたと。41市町村長が上京することで、県民的な保革を超えた流れも出ましたし、行動も含めて県民の取り組みの条件が整ったと考える」

翁長市長「オールジャパンで沖縄で対峙されるということは、オール沖縄で対峙しないと。私たちが保守だ、革新だと分裂していたら笑われるんじゃないか。こういうものに抵抗したら抹殺されるんじゃないかと思ったりもしますけれども、こういうことで私たち世代が、頑張らないと先々日本という国も民主主義の品格国家として、アジアや日本を取り戻すためには、沖縄の問題を解決しなければ日本が自立しない」

取材した島袋記者です。今回の要請行動の成果はあったのでしょうか。

島袋記者「総理からも大臣からも、具体的な回答はありませんでした。しかし沖縄の基地問題がイデオロギーの問題にすり替えられれようとしている中で、基地の被害は生活の問題で保守と革新が対立するものではないとアピールしたことは政府にとって少なからずプレッシャーになったのではないかと思います」

              ☆

>しかし街の人からはこんな意見もありました

>街頭「オスプレイですか?僕は賛成です。まあ、人それぞれで良いんじゃないでしょうか」

QABテレビにしては珍しい「不都合な真実」の報道である。

QABテレビといえば八重山教科書問題のとき、「不都合な真実」は隠蔽し、嘘・捏造を垂れ流し県民を愚弄したことで有名だが、いくら事実を隠蔽してもネットの急速な普及で県民の目を事実から遮断するのは困難と考えたのだろう。

>『日本から出ていけ、売国奴』

「オスプレイ反対」「米軍基地撤去」を叫ぶ集団に向かって、この発言は的を射た罵声である。

尖閣の領有を目論む中国に対抗する日米安全保障条約。

日米合意に基づく、米軍基地の設置や輸送機の更新に反対するのは、紛れもなく利敵行為であり、売国奴の謗りを受けても仕方がないというのだ。

沖縄タイムスも、ネットで拡散される「不都合な真実」を黙殺しては、読者が減っていくと危ぐしたのか、今朝の記事にはこんな記述も・・・。

<  高橋さん 沿道に「共感」と「威圧」

<普天間爆音訴訟談の高橋年男事務局長もいつものように野嵩ゲートに顔を出した後、出勤した。 ・・・・・一方、東京行動では沖縄の集会やパレードに抗議する団体の変化にも直面した。 高橋さんは「集会会場の一部を陣取って林立する日の丸には、戦前の出征兵士を送り出すイメージと重なって嫌な感じがした。 他者の表現の自由を奪う形で奇声をを上げる行為は、これまでにみないほど異様な雰囲気だったと話す。「復帰直後はまだ『沖縄のために主張している』ということが感じ取れたが今回は全く様相が違っていた」と安次嶺さん。 集会のあちらこちらにやってきて暴言を吐く姿は『沖縄人は出て行け』『死ね』『ドブネズミ』など彼らが発する言葉からは主張さえ感じ取れなかった。 暴力で相手を威圧し押し込めるやり方で疑問」と断じた。

写真で見る高橋氏はどう見ても戦後生まれにしか見えない。 にもかかわらず、日の丸を見た瞬間「戦前の出征兵士を送り出すイメージと重なって嫌な感じがした」などと想像力の逞しさは度を越している。 普天間爆音訴訟談の事務局長という肩書きから判断すると、おそらくは、挫折した本土サヨクが沖縄を最後の砦として南風原町あたりに住みついて、県民を扇動しているものと思われる。

それにしても「ゆすりたかりの乞食集団」の銀座パレードは沖縄交付金の負担をさせられている一般国民にとっては「招かざる客」であったことは間違いない。

 

 

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