A5印刷の19ページのうち、13、14の2ページが覚えにくい。
約束の3日目、濁流を突破し山賊の囲みからも脱出したが、疲労し灼熱の太陽に眩暈 倒れる。
約束を遂行する心を諦めざるを得ないメロスの苦しみの表現。
動けなくなるまで走ってきたことの証明→自身の運命としての諦め→セリヌンティウスへの謝罪→セリヌンティウスへの言訳→友の間の信実の放棄
→王の卑劣な約束の結果になる無念→メロスも死ぬことで友への信実を尽くそうとするが→ひとりよがりの観念に迷い→裏切り者として諦めていく
メロスの独白の流れを分析すると上のようになるのだが・・・
メロスの心の動きになかなかスッとシンクロできないから覚えられないのだと。
読むとよく理解できて面白い部分だが、暗唱で表現するのが並大抵ではない。