アルジャーノンとは まさか ハツカネズミとは思わなかった!。男女の恋愛物語ではなかった。
知的障害者施設の世話になり昼間はパン屋で働くチャーリ32歳の知能は小学生程度。
ある学者と博士は脳の改造にアルジャーノンを動物実験に使った!ハツカネズミは見事に思惑通り思考力を得たかに見えたのだが・・・・
その話を知的障害者施設の担任の女性教師アリスから聞く。
チャーリーは何故かその話に引き込まれアルジャーノンと迷路勝負をするが負けてしまい、自分も手術を受けてその様になりたい思いで人体実験に。
その結果IQは60から185に!記憶・思考力は彼を変え20か国の言語までマスターするほどに。
しかし!かつての自分と関わった人と今の自分の狭間に落ち込むことになり様々な葛藤に苦しみ始める。
その頃アルジャーノンに変化が出てきた!脳が委縮し始めてハツカネズミは狂い自死してしまう。
その様ななかでチャーリーは自らの先行きを自覚し思考力が低下しないうちに人類にメッセージを残そうと行動する。
この「アルジャーノンに花束を」を上演された劇団昴ではチャーリーは自死することなくIQが元に戻った自分に、またパン屋で働き始めるところで幕になります。これが昴のメッセージでした。
周南市民劇場 私は高校生の時恩師から当時は労演と言ってたと記憶してますが連れられて観劇しました!毎回驚きと感動の連続でしたが久しぶりに当時の心境が思い出される芝居でした。その恩師も昨年お亡くなりになりました。何一つご恩返しが出来なかったことが悔やまれてなりません。
もう御1人その当時お世話になった恩師、町内に下宿されていましたので毎晩LPレコードのクラッシック音楽を聴かせて頂きに行った時期がありました。40年ぶりに再会させていただきご自宅にも何回かお邪魔もさせていただきましたがコロナ過で2年あまり伺っておりません。観劇の機会を下さった恩師の分も合わせて御恩返しをとの思いです。
演劇の醍醐味を伝えていく!改めて自覚させられた劇団昴さんの作品でした。