田布施座

演劇でつながる、役者で伝える。

2016-04-13 17:18:00 | 日記
田布施農工高でこの時期羊の毛を刈るというので見学に行った。

メロスは羊飼いです。

タイミングよく羊を観察できて役作りにプラスになりました。

生後2週間の子羊と親。

生徒が真剣に刈っていました。

この羊たちを見ながら古代ギリシャの羊飼いの生活を想像してみました。

現代の日本では、羊で生活する話も効きませんし、接する機会がないと思います。

羊をペットにする話も聞きません。

穏やかで賢そうな顔は、平和の象徴のようにも感じました。

羊の柔らかな臭いも、メロスはこの小屋で寝たんだな・・・。

と思いながら、物語の序盤にはこの様な生活が描かれていますので。



たまたま知人が刈り取った羊毛を加工すると言うので付いていったのですが、

思わぬプレゼントを頂きました。

幸先の良い偶然でした。

昨日「走れメロス」の公演を公表しました。

この度は、12月の朗読会の話題が広がっており、

町広報に記事の掲載依頼があったりして、

反応も早く多くの人に注目されているように感じます。

稽古にも熱が入ります。

佳境の見せ場に入っていますが、かなり体力を消耗します。

あと2か月、完ぺきな暗唱と表現を支えるからだ作りの必要を感じています。

コメント
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