「旅の坊主」の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログ

日本唯一の防災学部はなくなっても、DIGと防災・危機管理を伝える旅は今日も続いています。

富山⇒武生⇒京都⇒大阪・梅田

2007-08-03 23:32:26 | Weblog
 8月3日

 朝、スタッフに富山駅まで送ってもらい、久しぶりに武生へ。
 知る人ぞ知るソフトハウス「サイエンス・クラフト」のTさん
Iさんとつもる話やらこれからの話やら。こんな楽しい時が
四半期に1回くらいもてるような、そんな生活が出来ればよい
のだが……。

 それって、優先順位をしっかりつけて、仕事を選らべ&時間を
作れ、ということか……。

 心は残るも、この日は打合せのかけもち。京都駅にてJIAM、
全国市町村国際文化研修所のSさんとSさん。11月に予定されて
いる地方自治体職員向けの危機管理セミナーのプログラムについて
議論する。2泊3日の研修のうち、後半の1泊2日、正味420分を
担当することになる。内容についてはもっと詰める必要があるが、
CBR絡みか多数傷病者絡みか、いずれにしても2テーマほどの
事例研究をDIGですることになるかと。Sさんは京都府職員で
鳥インフルエンザを、もう一人のSさんも東海村の臨界事故を、
それぞれ自治体職員として担当された猛者。現場経験の重さを
考えるならば、小村なんぞ足元にも及ばないが、DIGを選んで
くれたということは大変名誉なこと。彼らの期待に応えるべく、
きちんと仕込みをしなくては、である。

 この週末、毎度おなじみのMさんが大阪・西淀川区で住民向けの
DIGのワークショップをするということで、帰宅を1日のばして
大阪・梅田のビジネスホテルに投宿。

 (8月22日 バンダアチェにて記す)

終日富山

2007-08-02 23:28:11 | Weblog
 8月2日

 何年前だったか、高岡市で行なった防災講演会で知己を得た
Nさんから熱心なお誘いがあり、富山県内の高校生を対象とする
ITセミナーで基調講演をすることに。

 今年のテーマは防災。ITリテラシーの極めて低い我が身と
しては、何を語ればよいのかという思いがあったが、ここは開き
直り、「ITで人が救えるのか」と、挑戦状をたたきつけることに
する。地震や津波、風水害等々による死者の発生メカニズムを
考えるならば、そう簡単に「ITで人助けができる」などとは
言えないはず。

 どちらかと言えば、高校生よりもスタッフのIT専門家への
メッセージだったのかも、と、後になって思う。

 確かにITは面白い。ロボカップ・レスキューにはほとんど
関心はないが、高専の学生によるロボコンはだいたい見て
いる。ITによるレスキューも食わず嫌い、なのだろうか……。

 夜、スタッフと共に、DVD「日本のインターネットの夜明け」を
半分まで見る。事情に明るい者にとっては懐かしい話なのだろう
が、門外漢にとっては大変新鮮な話であった。
 断片的な知識が少しは体系的になった、かな?

 (8月22日 バンダアチェにて記す)

稲毛⇒新丸ビル⇒熱海市役所⇒羽田空港⇒富山

2007-08-01 23:22:19 | Weblog
 8月1日

 今日から8月。仕切り直して何回目かの書き直し。
 千葉・稲毛の自宅からまずは新丸ビルへ。大手建設コンサルタント
「パシフィック・コンサルタンツ」のお三方と打合せ。テーマは8月下旬
に予定されている国交省近畿地方整備局主催の津波防災ワーク
ショップの進め方について。
 かなり面白いものになりそう。大変楽しみである。

 新幹線で熱海へ。熱海市の市役所庁舎建て替えにあたり、防災の
観点からコメントしてもらえないか、との依頼があり、お手伝いする
ことに。引き受けるのは簡単だが、ことは感嘆には済まされない
テーマである。なにせ金目に絡む話。どう整理すればよいのか。
しばらく悩むことになりそう……。

 再び新幹線の客となり品川経由で羽田空港へ。翌日からの「とやま
ITセミナー」のため、富山駅前のホテルに投宿。

 (8月22日 インドネシア・スマトラ島バンダアチェにて記す)