


恥ずかしながら、長い間、カンゾウ(トップの写真の花ね)を甘草と間違えてきたんです。
この花のどこを採ったら甘いんだろうなんてね、、、、
でも、ほんとはこれは萱草。甘草とは違うんですよね。
カンゾウって書くとまた間違えそうだから、萱草。 これは藪萱草ですね。
解熱や利尿の薬草にもなります。
夕萱や黄萱なんかの仲間。ワスレグサ属。
一日でしぼむ(と、思われているんですけどね~ ちょっと異論あり)ので忘れ草。
そこから人の憂いを忘れさせてくれる花って発展してきました。
大伴旅人の詩にも、、
忘れ草 わが紐に付く
香具山の故りにし里を忘れむがため
万葉集 3-334
この詩、以前にもご紹介しましたよね。
蛇の足
甘草のほうは、リコリス。甘味料として使われました。
喉の薬になり大昔から知られたマメ科の凄く有用な薬草です。
我が家のベランダは南向きなので夏になると陽がいっぱいに当たってとても暑くなります。
最初の頃はよしずを買い込んで、日陰を作っていたんですけど、よしずではよしず自体が暑くなる。
ということで、暑さ対策でもう何年もグリーンカーテンを育てています。
グリーンカーテンだと、葉っぱから水分が蒸発するので、よしずなんかと比べると格段に涼しい。
そのなかでもゴーヤが一番効率がいい。
よく伸びるし、たくさん枝(?)を付けてくれて広がってくれる。
おまけに、ゴーヤの実といすみ特産の豚は味も、栄養面でもとても相性がいい、、、はずなんです。
毎年、ゴールデンウィークが終わるころ、園芸店にゴーヤの苗が出回りますので、それをプランターに植えて、早く大きくな~れって、、、
今年も、キュウリとトマト、カボチャなどと一緒にゴーヤがもうだいぶ伸びて来ました。
トマトはもう実をつけておりますので採って食卓に載せておりますけど、お店で買うものよりもはるかに美味しい。そりゃ、木成りで熟成したものをそのまま食べるのですから、お店と比べるわけにはいきませんよね。
ただ、今年は、キュウリ、トマト、カボチャ、、全部、品種の選択を間違ったみたい。花をつけ、小さな実を付けたりしていますけど、あまり伸びないのです。これじゃグリーンカーテンの用はなさない、、、
来年は、よく調べて選びましょう。
ところで、上の「はずなんです」というのは、ゴーヤはもう何年も育てていますし、実もたくさんなってますけど、
恥ずかしながら、家で採れたゴーヤの実を料理したことがない。
沖縄料理屋さんなんかで食べるゴーヤチャンプルーなんかは苦みが適度に抑えられているんですよね。
それが、自分で作ると、もう苦くって、、、、
この手に詳しい友人たちに教えを乞うと、みんな異口同音に、「この手のものは苦みがある方が、「らしい」じゃない」って相手にしてくれないんです。
今年も、ゴーヤの花がたくさん咲きました。
実も収穫できるでしょう。
でも、今年も食べずに終わるんでしょうか、、、、
この子たちが、路肩にたくさん咲いていたんです。
珍しいと思いましたが、何も持っていなかったんで、一株だけ持ち帰りました。
次回、スコップくらいは持って戻ってきて、根っこからきちんと掘り起こそうと思ったんです。
でも、次にここに来た時には、、、あぁ~ 一部は草刈り機で、後は除草剤で全滅しておりました、、、、
なので、この一株だけが、残されております。
朝方、ちょっとだけですけど、久しぶりに陽射しが出ておりました。
もっとも雲を通しての柔らかな陽射しでしたけど。
ずいぶん長い間、陽射しを見ていない気がします。
雨は降ってなくても、ずっと曇り。
何度も言っていますけど、梅雨だから仕方ない。
晴れ続きだったら後々困るし~なんですけどね。
黴も生えないような脳みそは別にしても、
体中が黴だらけになってギシギシしてきて、、、、はやく、秋にならないかな~って思います。
夏? 暑すぎるもん。
大昔、800ミリとか、1000ミリ、最後には1200ミリなんてレンズを使ったことがありますけど、レンズの長さが1メートルくらいもあり、どんな三脚を持ってきてもぶれを止めるのがとても難しかった覚えがあります。
今なら担いで持ち出すのも無理かもしれない。とにかく重かったです。それ以上に、頑丈な三脚が必須でしたし。
それが、今や、コンパクトデジカメで2000ミリとか3000ミリ相当のレンズ付きのものが平気で売られている時代になりました。
それも、肩から掛けてチビ太の散歩に持ち出せるんですから。
おまけに、それを手持ちで撮影できるなんて、、、、
女の子を誘うのに必死で、変なストーカーには注意を払う余裕もない子をモデルにして、2000ミリの手持ち撮影を試してみました。
Coolpix P900
ちなみに、これだって普通の常識では超望遠で撮っているんですけど、、
豆粒みたいな受光板でよく撮れてますよね。