夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

審美眼

2009年10月14日 12時12分44秒 |  岬な日々


なぜかは知らないけど、花にも格差があるのですね。
それによると、バラや蘭は常に王座を占めている。
誰がその評価を決めるのでしょう、、、、
もちろん、それは多数の花好きな人々なのは分かっていますけど。

何が、その評価の基準になるのでしょう、、、 
美しさ?

バラの持つ美しさ、蘭の持つ魅力、それとその辺の花、あるいは雑草と呼ばれている花の持つ美しさとどこに開きがあるのでしょうね~



もしそうなら、私は、自分の審美眼にまったく自信がなくなってしまいます。


山茶花

2009年10月13日 16時52分49秒 |  岬な日々


そろそろ山茶花が咲いてきました。
この山茶花、日本の在来種なのだそうですが、中国の椿を指す「山茶」の誤用なのだそうです。
冬、そんなに寒くない外房のいすみ市では、冬になっても花がなくなるということはありませんが、やはり冬の到来を示す花、冬の花として貴重な花なのでしょうね。

それにしても、山茶花。倭詩にはほとんど出てきません、、、、というのか、知りません。古来の花なのになぜって感じがしますけど、、、
それとも古来は椿と混同されていたのでしょうか、、、、


たきび
    巽聖歌 作詞
    渡辺茂 作曲

かきねの かきねの まがりかど
たきびだ たきびだ おちばたき
「あたろうか」「あたろうよ」
きたかぜぴいぷう ふいている

さざんか さざんか さいたみち
たきびだ たきびだ おちばたき
「あたろうか」「あたろうよ」
しもやけ おててが もうかゆい

こがらし こがらし さむいみち
たきびだ たきびだ おちばたき
「あたろうか」「あたろうよ」
そうだん しながら あるいてく



ところで、この歌詞、「たきび」は軍からは敵機の目標になるとか、戦後も、消防局から、焚き火は危ないとかいろいろクレームがつけられたそうです。


発表会

2009年10月12日 12時23分13秒 | 日記


今週は、音楽の週だったのかな?
金曜日は知人のコンサートが上野の文化会館で、、、
土日は横浜のジャズプロ。
両方とも、大変失礼して不義理を重ねました。
そして、日曜日には、何度か書いておりますように、昨日は弟の音楽教室の発表会。
都合が悪くなった写真家さんのピンチヒッターで急遽お手伝いにまいりました。

弟の教室は、もちろんピアノやバイオリン、チェロなどなどを教えていますけど、他とちょっと違うのは、アンサンブルに重点を置いていること。
ですから、トップの写真のように小学校に上がる前後みたいな子供たちが、(自前の)オケや、合奏をバックに弾いているなんてことは他ではちょっと見られない風景がたくさん見られます。


しかも、小さい時からいろんな楽器に親しんでいる子どもたちですので、ピアノの子がバイオリンや、チェロなんかを平気で持ち換えて演奏しているのです。
自分の曲が終って、次の伴奏のときには別な楽器を弾いているなんてのは当り前の光景なのですけど、昨日は、一楽章と二楽章で持ち換えをするので、ステージ上をそのまま移動したりするようなことも多々、見られました。



確かに、ある楽器だけをやるのではなく、いろんな楽器、パートをやることで、音楽に対する理解というのがもっと広く、深かくなるということはあるのだと思います。
たとえば、バロックの通奏低音の演奏家、、、チェロなどでも、弟の教室の子はチェンバロを弾きます。バロックのチェンバロは本来チェロ譜で、コードが数字で書かれている。チェンバロ奏者はそのコードを見ながら、即興的に演奏していたのですけど、今のピアノなどから入ってきた音楽家にはそれはとても難しいこと。
彼らは譜面を見ながら弾くことしか練習してきていないのですから。
弟の教室の子はメロディ譜やオケ譜を見ながらピアノを弾きこなせるのが当たり前と思っていますので。チェンバロの子がチェロのコード表を見ながら即興をつける、しかもそれに合わせて、バイオリンも即興で弾き始め、ビオラもそれに合わせる、、、
昔、弟の発表会で、小学校の低学年くらいのの子が上手に伴奏をしていました。でもちょっと私の知っている伴奏と違うな~って思って、弟に聞くと、いや、伴奏に予定していた子が急に出られなくなって、今朝、あの子を代役に立てたんだけど、楽譜もないから、メロディ譜だけで伴奏しているんだなんて、けろっとしていっておりましたけど、音楽が分かっていれば、それができるのですよね。



それに、最初から、持ち換えありで、教えていると、カリキュラムの中でもそれを意識して取り入れていくと、思われているよりもむしろ簡単なのかもしれませんねん。






私のついた先生は、フルーティスト。持ち換えなんていっても、せいぜいピッコロ。リコーダーだって怪しかったかもしれませんし、ピアノを教えて、弟子同士が発表会で、代わりばんこに伴奏し合うなんてことも、、、あの先生のピアノじゃ鼻から無理でしたよね、なんて、、、、まさか、先生、このブログを見てないでしょうね。。。


ジゼルと岬のパン屋さんの美味しい関係についての一考察

2009年10月10日 18時59分21秒 |  岬な日々
先ほども書きましたが、今日は休養日。
まずはたっぷりと寝て、ちょこっと買い物に。

以前、プリムローズのママさんに、あそこでは一宮の関谷さん(だったかな、名前がイマイチ不確かなんですね~)のパンを使っているって聞いて、興味を持っておりましたら、昨日も飯野ママからこのパン屋さんの話が出て、これは一度行ってみなければと思ってしまったのですね。
でも、結局、心当たりのところをうろうろしてみましたけど、見当たりませんでした。次回への宿題ですね。

ところで、パン屋の話になると、岬は妙にパン屋さんが多いところ。
家から一番近いパン屋のタルマーリは自由が丘の有名パティシェのお店にパンを卸しているし、椎木にはドイツパン屋さん(ライ麦パンを欲しかったのですけど、以前作っていたけど、あまりにも売れないから作らなくなったって残念がっていました)や、有機農法で作った材料だけでパンを作っているパン屋さん、それに特に何も宣伝はしていないごく普通のパン屋さんだけど、ここの味って好きだなって思わせるものを作っているパン屋さん、、、、
洋食が好きなら、素晴らしい環境なのでしょうね~
でも、私は和食党。残念ながら、岬のこの恩恵をあまり受けていないのです。

なんてことを思いながら家にそうそうに引き返して、今日はお化けのバレエをDVDで見ておりました。
ヴィシニョーワのジゼル。なに、マラーホフもいたって?
ほら、グラン・パ・ド・ドゥを踊っているじゃないですかって。。



そうだっけ、気がつかなかった。だって、私は男だからね~
男には興味がないのよ。

ジゼルって、曲も、皆さん聞いたことがある曲がたくさん、奇麗な曲ですよね。でもバレエはそれ以上に、面白い。
全体がお化けの世界で、ふわふわと人魂が浮いているような踊り方をしなければならないバレエ。
眠気の去らない私としては、眼の隅にお化けのふわふわを見ながら、ぼんやりしているっていうのも、なかなかいいものですよ。
おまけに、ヴィシニョーワ、ほんとに素敵ですね。ふわふわバレエは踊りとしてはとても難しいのに、お化けの雰囲気たっぷり。

多摩川バレエスクールの広報担当としては、皆さんにもバレエを楽しんでもらいたい。今や、じり貧で廃校目前の当スクールとしては、ファンが増えてくれば、多摩川バレエスクールにもたくさんのU20が入ってくるでしょうし、、、、、かな~
ところで、上のリンクのページにも書いておりますけど、どうしても蒲田バレエスクールって書いちゃうのですよね。でも、蒲田バレエスクールって実在のスクールがあるので、遠慮しちゃったんです。
これからは多摩川バレエスクールで出てまいりますので、今後ともどうぞごひいきに。

エトワールたちからも、「よろしくね~」って、舞台挨拶もさせておりますから。




今日もまた、昔の写真を引っ張り出しました。
またまた、ごめんね。

今日は

2009年10月10日 12時18分13秒 |  岬な日々


昨日は怒涛の日でありました。
まずは、房総丘陵の雲海を見るということで、新しいPCのセッティングを兼ねて徹夜。寝ちゃうと起きれないですからね。。

朝の3時過ぎに家をでて、九十九谷まで向かいました。
これが空振りに終わりましたのは昨日の日記でお話しいたしましたね。

家に帰り、少しだけ休んで、茂原に買い物に出かけました。
三脚と雲台のあいだの径を変換するアダプターを買いたかったのですけど、あんなもん一月に一台出ればいいほうだからもうおかないんだとの言葉でがっかり。
茂原の私のお気に入りのお菓子屋さん、Reve(相変わらず、新しいPCになってもアクサンの出し方がわかりませんので、アクサンなしね)でケーキと、花屋でバラの花なんぞを買い求めました。



そのあと、お昼はこれまた私のお気に入りのお寿司屋さん、江戸勘にておなじいすみ市にお住まいの飯野ママと顔合わせのミーティング。飯野ママの博学ぶりと人脈の素晴らしさは分かっていたことですけど、江戸勘のお兄ちゃんが、飯野ママの事務所の前で修行していたりといろんなところで近い存在だったし、(実は、もう一つの修行場所(千鳥町)は私の今の東京の大邸宅の傍なのですよ) 江戸勘開業と飯野ママの岬への移住なども同じ時期だったことなど、いろいろとご縁のあるお話が飛び交い、楽しい時間を過ごさせていただきました。

夜は来客を迎えに一宮まで。到着が遅れ、もうSea Songは終わり(と、思っておりましたら、昨日は臨時休業だったそうな) 8時半すぎると、この辺のレストランはもう、ラストオーダーを過ぎてしまうのです。仕方なくなくファミレスでちょっと侘しい食事になりました。



徹夜して、走り回っていても、歳をとるとなかなか寝付きは悪い。
今日も、いつもにも増して眠い一日。
天気も昨日とは打って変わって、どんよりとした曇り空。
今日の外出は、この辺だけをちょろちょろで終わりそうですね。

明日は、千葉で弟の音楽教室の発表会。朝から晩まで、カメラを持ってのお手伝いが入っております。写真家様用撮影マニュアルなるものと、撮影指示の入ったプログラムが送られてきておりました。大合奏、、、コンチェルトグロッソの意味なのでしょうか(昔は子供のオーケストラだったのですけどね~ 最近はお弟子が減って大変みたい)のときはどうとって、ソロの時にはこう撮ってって、私の体はひとつしかないのに、、、、
明日もまた大波乱の予感。

今日は一日、休養日にいたしましょう。
ということで、今日は、家の中でモデル大撮影会。
奇麗でしょう。家のモデルたち。



九十九谷 日の出

2009年10月09日 15時00分16秒 |  岬な日々


テレビで、房総丘陵のドキュメンタリーの再放送をやっておりました。

いすみ市、茂原市あたりから、市原市、木更津市を結んで房総半島の突端に向けての内陸部は房総丘陵と呼ばれています。
最高でも400メートルちょっとくらいの低い山並みがずっと続いているのですが、この中でも鹿野山やマザー牧場の近くの九十九谷は特に日の出、夕景の美しさで知られています。

私が長いことあこがれ、でもこんな低い山並みではと諦めていた雲海もここでは見ることができるということをその番組で知りました。

台風の雨で、地面はたっぷりと濡れています。そして予報では天気は晴れ。雲海の出る条件は満たしていますね。
もう、行くっきゃありません。
日の出の時刻は5時半くらい。
でも、いすみから九十九谷までどれくらいの時間がかかるかわかりません。
余裕を見て、3時半には家を出ることにしました。

眠りについたら、遅刻しそう。
ということで、新しいPCのセッティングをしながら、出発時間を待ちました。
予定時間に出発、大多喜から上総中野、久留里を経由して、九十九谷公園まで。ナビはとんでもない山道を案内します。地図にはちょっと遠回りだけどもっといい道がありそうですけど、初めての道。ナビに従って車を走らせました。

途中、一か所間違って大回りをしましたが、5時ちょっとすぎには現場到着。
でも、雲海なんてないじゃない。それに稜線の重なり?
こんなもん?
ちょっと愚痴が出るくらいの風景が目の前に。

こちらに何度も足を運んでいるカメラマンのおじさんによると、風が強いから、雲が吹き飛ばされた、、、、のだそうです。
仕方ありませんね。
これが自然なのですから。

でも、霧が立てば、確かにすばらしい景色になりそうな場所ではあります。
ナビにマークして、今日は、現場の確認だけということにしましょう。
日の出の写真をアップしておきます。
どこででも見られそうな、日の出の風景ですね。
お許しあれかし。



それにしても、成果もなく、一睡もしないで、家に戻る道のなんと辛いこと。
素晴らしい景色を見られたのなら、それでも報われますけどね~

今日は、昼と夜に人に会うことになっています。
とにかく、眠い。
ちゃんと話ができるかどうか、チョト心配。

今日の写真は記録だけね。
そのうち、リベンジいたします。
乞うご期待。

でも、最近、文章も写真も下落の一途ですね、、、
ブログへの一日のアクセス(訪問者数も250を割り込んでしまったし、閲覧数も1000を切ってきた)極端に減ってきていますけど、自分が悪いんじゃ、文句はいえないか。


秋の夜長は

2009年10月08日 22時54分13秒 |  岬な日々


台風も午前中には去り、午後からは太陽が顔を見せました。
風はまだ強かったのですけど、ベランダで寂しいよ~って泣いている花々を後に、いすみ市までのドライブ。



空は真っ青、気温も最高。
でも、期待した海は波がぐじゃぐじゃで、写真にはなりませんでした。

夕方、ちょっと出てみましたら、月が煌々と輝いていました。
こんな月を見ながら、お酒を片手に、秋の夜長を楽しむのですね。



でも、あらもう8時だ。
よい子のボクちゃん、早く寝なきゃ。
みなさん、おやすみなさい。

ストローフワッフェル  追記あります。

2009年10月07日 10時40分09秒 |  食べるために生きる


昨日、久しぶりにストローフワッフェルを食べる機会がありました。
甘党ですが、洋菓子よりも和菓子が好きな私としては、なかなか手に入れる機会のなゐお菓子です。
ところが、たまたま昨日のテレビで「蜂に関連のある洋菓子」という質問がでて、テレビではワッフルがその回答でした。
私は、もっともっとこの質問に適した回答は、ストローフワッフェルじゃないかなって思ってみておりました。

ストローフワッフェルはオランダのお菓子。(ほかではあまり見たことがないのです) 平たいお煎餅の間にたっぷりと糖蜜を入れたお菓子です。(蜂蜜って書いてしまいました。知人から訂正が入っておりましたので、糖蜜と直します)オランダに関係していたころは、友人や、オランダから来るお客がお土産に持ってくるので、いつも私の机のどこかにこの缶がおいてあり、同僚達がこれを狙って用もないのに私の部屋へやってきていました。

お煎餅の部分にも特に強い味や香料はついていません。固めの蜂蜜を食べているような感じをイメージしてくださればこのお菓子のことが分かるかもしれません。

ごくたまにはいいけど、しょっちゅうというとあまりにも甘すぎて、、私はちょっと苦手でしたが、オランダとの関係がなくなって、このお菓子とも縁が切れてしまうと、久しぶりのストローフワッフェルは懐かしさ一杯でした。

アムステルダムのあるAクラスのホテルでは朝食にテーブル一杯の蜂の巣のスライスが置いてあり、甘さ的にはこちらのほうがもっと甘いのですけど、ストローフワッフェルは逆に、挟むお煎餅部分が甘さをほんの少しやわらげて食べやすい甘さにしたってことだったでしょうか。
ストローフワッフェルはこの、蜂の巣のスライスをイメージして作られたのでしょうね。



懐かしさ、、、、
仕事を離れて、そんなに経ったとは自分では思えないのですけど、時間は確実に過ぎて行っていますね。
口の中に広がる蜂蜜の甘さと、回顧の思いが入り混じった味でした。


追加;
お菓子を載せたお皿について言及された方がありました。
実は、あのお皿は紅茶茶碗のソーサーです。
こんな感じのものでした。



ボクちゃん、 な~んか怖いっちゃ

2009年10月06日 20時36分20秒 |  岬な日々


今週の末、三連休になりますね。
今回のいすみ市行きは、ボクちゃんにとって波乱万丈の旅行になりそうね~

まずは、移動日。これが台風が本州に上陸して、東京に近づいているあたり、、、
当然、海ほたるは使えないかな~
あれ~なんてことになりかねないからね~



翌日の、台風が吹き荒れているときに、友人の仲間のまなかさんとのご会食。
これまた、一筋縄ではいかないような様子。
なんか、お土産を持っていったほうがよいのかな~



台風のほうがよっぽど穏やかだったりして、、、、

この日には、知人のコンサートが上野の文化会館であるんですよ。



でも、お腹を切ってから、お召しがかかっても、そりゃ、遅かりしですよ。
ねえ、由良介ちゃん。

おまけに、翌日とその翌日には横浜のジャズプロムナード。



いすみに行っていないので、招待状を見てなくて、11月だと思い違いをしていたんですよ。怒られちゃうな。。。。

なんせ、この日には別な予定を入れちゃって、トラを立てなきゃ抜けられない。
でも、トラもヒョウもいそうもないのですよ。
それにしても、この別な予定の詳細がまだ分からない。
いすみに行けば、来ているのかな~
こっちも持っていくものの用意があるのだけど、、、


ボクちゃん、な~んか怖いっちゃ。。。。 えぇ~ん。




今日は引きこもり
今日の写真は、過去の写真の再掲載です。
またまた、ごめんね。