今年はだいぶ遅いみたいな感じでしたが、彼岸花もようやく咲き誇ってきました。
この時期、いろんな花が咲いてきますけど、彼岸花は木立の中にひっそりと咲こうとしても、やはり目立つ花ですね。
私も、先日来、シロバナマンジュウシャゲを含めて、何度もアップしています。
この花を見ていると、子供のころ、祖母に手を引かれて田舎の畦を歩いている時に、彼岸花を家にも欲しいと言って、祖母がなんとなく困った顔をしながら、彼岸花は庭には植えるもんじゃないって言っていたのを、あの頃の田舎の陽射しや、風とともに思い出します。
もうずいぶんと昔の話になりました。
今頃の季節、素晴らしい思い出。
小説のようです。
真っ赤な彼岸花は色々な人に色々な思い出を思い起こさせてくれるのですね。
わざわざ彼岸花の群生する場所へ見学に行くのも良いけれど、林の中に、田んぼの畔道に咲く彼岸花のほうが情緒があるような気がします。
写真を撮るにはその程度くらいがちょうどいいです。
ショウキズイセンをまだ見ていません。
これとシロバナマンジュウシャゲなら家にも植えてみたいのですけど。
第一、公園なんかに、彼岸花を植えるものじゃないでしょう、と、管理者に文句垂れたら、綺麗だから、ですと。(私は昔「シビトバナ」と言う名前で教えられましたが・・・)
でも、畑の法面とか、田んぼの畦に、ビッシリ咲いてると、カメラを向けたくなるけど、広い場所にスカスカだと・・・
今日、久しぶりに多摩川に行って来ました。
土手の太い桜の木が何本か、倒れたり折れたりしていました。
昨冬、トラちゃん祭りがあった柳は、ヒドイ状態になってました。太い幹の途中で折れてたりして・・・鳥撮り植木屋が入ったタタリかも・・・
10月も、3日だと言うのに、ヒドリガモが皆無でした。
「散策路」がジャングルになってて、チャリで走れませんでした。
家の方でも、彼岸花はお墓に植える花とか、坊さん花とかいって嫌われていました。
強靭なのと、有毒なのでモグラやネズミが来なくなるからだというような噂を聞いたことがありますが、はたしてほんとかな?
まあ、今はそんなことを知っている人が少なくなってきたんでしょうね。
それにしても多摩川。先日来の雨風でそんな風になったんですか?