夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

秋のあわれ

2021年10月26日 08時47分53秒 |  求める魂と与える心

 

 

寒いです。予報では12月の中旬の気候なんて言葉がよく聞かれます。

秋も深まりました。そして秋のあわれも、、

でもあわれは悲しいだけじゃなかったんですね。

気持ちが強く動かされるような状態だったんです。

 

この子ももう長くはないけど、子供たちはたくさん残したんでしょうか。

生き物の一生、、、そして命の伝達、、、これまたあわれですよね~

 

もっとも秋には、収穫の秋ってこともありますけど。

これまた、ただ一年の労働の成果を受け取る、生活が豊かになる、嬉しい、楽しいってことだけじゃなくって、

これから来る厳しい冬が強く念頭にあっての思いでしょうか?

 

蛇の足

なんてしら~っと書いておりますけど、今年は春、夏、冬で秋がないなんて言われています。

秋を象徴する一大イベント、紅葉。房総は内陸性の気候の丘陵部だって12月下旬ごろがピーク。海そばの我が家の周りは年が明けないとピークにはなりません。それも申し訳程度に茶色になってすぐに落ちてしまう不甲斐なさ。

秋を知るのは動物たちや花の一部しかありません。あっ、忘れていた(意図的にではありませんけど)生物の遺伝子に組み込まれた冬への対抗策、たっぷり脂肪をつけ、食料の不足に備え、防寒にいそしむこと、、、、こちらは鏡を見なくとも、毎年実行しておりますです。はい。