夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

ノウゼンカズラ(凌霄花)

2015年09月20日 06時55分20秒 |  あなたの鼓動、華


ノウゼンカズラは夏から秋の花ですけど、真夏の時期よりもその前後の花の方がきれいですね。真夏の花は花が傷んでいることが多くって。
それにあの橙色の花色、真夏の刺々しい暑さの中でよりも、気温が穏やかになってきたころの方が心に沁みるような気がして。

Wikipediaでは「漢詩では他物に絡むため愛の象徴となる」って出ているけど、浅学、わたくしは、この花を詠み込んだ漢詩をしらない。ご存知の方は教えてください。

凌霄花善媚
遇物自綢繆

ノウゼンカズラはよく媚びて
物に合えば、自分から伸びていく、、、
なんてのも、廣淡窓、和製の漢詩だしね。