夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

台風が近づいているって

2011年09月02日 13時02分26秒 |   ボクとおいちゃんと ときどきおねえ


台風が近づいているって。
だから、海もうねりがある。
そんなに近いところにいると危ないよ。



ふん、猟犬のくせに臆病者。
近くによって、私を狩ってごらん。
そんな勇気もないくせに。
あのお婆さんを見てごらんよ、チビ太にはあんな真似できないでしょう。



あぁ~あ、チビ太は散々でございます。
先日の蛇が通った後も、匂いを嗅ぎながら、恐ろしげにしておりますよ。
そこはなるべく避けて通っている。

雄の柴犬のはずなのに。

気づかずにごめんねの 第二回

2011年09月02日 12時59分02秒 |  あなたの鼓動、華


ベランダのゴーヤ。
先日来、生っているのにも気がつかないで破裂させておりました。
今日も、よくよく見ると、一つががんばって育ている。
気がついてよかったって胸をなでおろしましたけど、ふとそばを見ると、これがまた破裂しているのがあった。



気がつかなかったんです。
ごめんね、ごめん。


オクラも元気で次が育っています。
こちらは見つけやすいので、大丈夫でしたけど。


朝露に咲きすさびたる鴨頭草の、、、露草

2011年09月02日 11時06分38秒 |  気になる詩、言葉


朝露に咲きすさびたる鴨頭草の
日暮るるなへに消ぬべく思ほゆ
         万葉集 10-2281
 


鴨頭草(ツキクサ)
消ぬ(ケヌ)

朝露を受けて咲き誇っていた露草が
日暮れには萎れるように私の心も萎れてしまいます。


露草ってだいたいお昼ごろにはしぼんでしまいますよね。
まさか、上代には夕方まで咲いていたなんてことはないでしょうけど。

露草。
この日記にもいくつか露草をとり上げています。
鴨頭草に衣はすらむ、、、、
あるいは鴨頭草に衣色どり摺らめどもとか、
鴨頭草の移ろひやすく思へかも

私って露草をなんでこんなにたくさん取り上げているのでしょう。
昔こそ、衣を染める染料として有用だったのでしょう(今でも下絵を描くときに使われていることもありますけどね) でも普通はただの雑草。それこそ観賞に堪えない(この前の日記ね)ものだと言われそうですけど、私は好きだな。こんな小さな花、目立たない花ですけど、よく見ると綺麗。それに朝の空気の中ですがすがしいのです。


    


稲田

2011年09月02日 06時30分13秒 |  岬な日々


我が家から見える稲田、もう半分近く刈りとられています。
千葉は早場米の産地なのです。
千葉県のお米は全てが放射能が検出されないか、一か所で検出されたけど微量で基準値以下だったそうです。
よかったですね。
でも、これから風評被害がどうなるのか。
いすみはお米で有名です。
せいぜい、地元のお米を購入しましょう。


一日は鴨川まで行ってまいりました。
途中、台風の影響で、雨や風の予報でしたが雨も降らず、風もそよ風程度。海も5メートルの波ということでしたが、いつも通りの波でした。
雨や風は特に、この時期の稲にはひどい影響を与えるのです。
このまま、何もなければいいのですけど。



鴨川は病院でした。
普通なら、腰が痛いとか、足が痛いなんて、まったく愚痴にしかなりませんが、
今の状態ではそれがありがたいのです。
なんせ、体の発する危険信号なのですから。
それによって自分の行動をコントロールできます。
200メートルを歩くなんてことは、今までは当たり前のことでした。
でも、その当たり前のことをして、息苦しくなったり、胸が痛くなる。
自分が危険だとは夢にも思わないことでも、危険信号がつくのです。
これがなければ、生きていくのがおぼつかない。
ほんとうに体って素晴らしくよくプログラムされたものですね。

胸が痛い。お腹の左に違和感がある、、、
今となっては、それがありがたいと思えてなりません。