夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

玉虫色

2011年07月30日 20時23分22秒 |  岬な日々


いつも、なんとなく強迫観念に駆られて、自分の主張、意見を必要以上に述べてきました。それが自分の生きている意味だとね。

でも、だからこそ、一生を玉虫色で送れたら平穏な、素晴らしい生涯だろうと密かに慕う気持ちもありました。

世捨て人になって、誰にも気を付けてもらえなくなった今、やっと玉虫色の生活を送ることができるようになりました。

閑さや岩にしみいる蝉の声  芭蕉

2011年07月30日 19時39分17秒 |  気になる詩、言葉


先日も蝉をアップしておりましたが、今、蝉の大合唱があちらでも、こちらでも聞こえます。
夏ですね~
ほんと、静かな、静かな夏です。
芭蕉の句は山形の山寺(立石寺)で詠まれたもので、ニイニイゼミだということを聞いたことがあります。
今日のは、アブラゼミ。ちょっと違いますけど。