雑誌「赤い鳥」は鈴木三重吉によって1918年に創刊された、童話と童謡の雑誌でした。1936年に廃刊になるまで、日本の児童文学や、音楽に大きな影響を与え続けた本です。
たくさんの関係の文学者や、作曲家の仲でも北原白秋は、詩の選者であり、また自身も詩を投稿して、この本を通じて大きな活動をしています。
その、北原白秋がこの雑誌に、雑誌と同じ名前の詩を書いています。
赤い鳥、小鳥、
なぜなぜ赤い。
赤い實をたべた。
白い鳥、小鳥、
なぜなぜ白い。
白い實をたべた。
青い鳥、小鳥、
なぜなぜ、青い。
青い實をたべた。
作曲の成田為三もやはり赤い鳥のメンバー
西條八十のかなりや(うたをわすれたカナリヤは、、)などの作曲も手がけています。
岬ではそれほど感じませんが、東京だと冬になると、南天や、ピラカンサなどの木の実を狙って、鳥たちが庭に入ってきて、いっぺんでやられちゃうって嘆いている方が多いですね。
ただでさえ食べ物が少ない草食の鳥たちにとっては、都会生活は難しいのかも。
多摩川の散歩コースのピラカンサも色づきました。
東京もようやく冬の用意。