ヨーロッパなどではホームドクターをシステムとして取り入れている国が多い。
患者はいったんホームドクターに見てもらい、より高度な医療機器や他の医師との連携が必要な場合などに紹介状をもって大病院を訪れることができる。
これらのホームドクターは専門科目を持たない総合医として機能している。
日本でも、僻地でがんばっているお医者さんなどは、自分の専門科目以外は診ないなんていえないから、ホームドクターと同じ機能を果たしている一種の総合医の状態だと思う。
母の病院通いを見ていても、今日は内科、明日は眼科、あさっては歯科というふうにいろんな病院を渡り歩いている。これが一つの病院、一人の診療医だけで済めば、母も大いに助かると思う。
毎日新聞はこの記事の解説で、「かものおっちゃん」が厚生省の幹部の理想の姿だと書いてあったけど、何も作り物のテレビドラマではなくとも、僻地に目をやればこの手のお医者さんがたくさんがんばっていることがわかるはずなんだけど。
むしろ、患者の大病院志向は現在の医療制度や医者に対する不信感が底にあるのではないだろうか。医者が書いた本にも、私は必ず3人以上の医者に診てもらうなんて書いてあったけど、医者ですらそんな状態。まして、何を言われても、それを受け入れるしかない患者にとっては、少しでも信頼の置ける医者、場所で診てもらいたい。それがホームドクターでは役不足だという認識が一般的だからの現象だと思う。
でも本当は医療の全体的なシステムの中でもホームドクターはもっと重視されなければいけないのだろうと思う。
患者を総合的に診る医師必要 厚労省、75歳以上の医療で(共同通信) - goo ニュース
患者はいったんホームドクターに見てもらい、より高度な医療機器や他の医師との連携が必要な場合などに紹介状をもって大病院を訪れることができる。
これらのホームドクターは専門科目を持たない総合医として機能している。
日本でも、僻地でがんばっているお医者さんなどは、自分の専門科目以外は診ないなんていえないから、ホームドクターと同じ機能を果たしている一種の総合医の状態だと思う。
母の病院通いを見ていても、今日は内科、明日は眼科、あさっては歯科というふうにいろんな病院を渡り歩いている。これが一つの病院、一人の診療医だけで済めば、母も大いに助かると思う。
毎日新聞はこの記事の解説で、「かものおっちゃん」が厚生省の幹部の理想の姿だと書いてあったけど、何も作り物のテレビドラマではなくとも、僻地に目をやればこの手のお医者さんがたくさんがんばっていることがわかるはずなんだけど。
むしろ、患者の大病院志向は現在の医療制度や医者に対する不信感が底にあるのではないだろうか。医者が書いた本にも、私は必ず3人以上の医者に診てもらうなんて書いてあったけど、医者ですらそんな状態。まして、何を言われても、それを受け入れるしかない患者にとっては、少しでも信頼の置ける医者、場所で診てもらいたい。それがホームドクターでは役不足だという認識が一般的だからの現象だと思う。
でも本当は医療の全体的なシステムの中でもホームドクターはもっと重視されなければいけないのだろうと思う。
患者を総合的に診る医師必要 厚労省、75歳以上の医療で(共同通信) - goo ニュース