gooおっさんの気まぐれ日記 (人生は楽しく)

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受信用セラミックトリマーの耐圧試験

2016-10-12 15:27:43 | アマチュア無線機器関係
2016.10/12 外気温:23℃ 室温:24℃

先日の10日は曇りで風が吹き体感温度は寒くて風邪気味になり、
やっと体調が元に戻りました。10月は昨年は未だ暑かった記憶が有るので、
異常な気候と思いますね。

今日は、知人のリニアアンプのLPFに使用されている30PFのトリマー
劣化でパワーが落ちて来ると相談されて相当品の耐圧試験をしてみました。


バラックに組んだ144MHz帯用のT型フイルターです。

1.6mm径のエナメル線を単三電池径で2回です。
トリマーは「スワロー誘電製 CVD30-11」です。
30PFセラミックトリマーです。



無線機はFT-212H 45w→本器→SWRレンジ→dumyの接続です。


この状態で、パワーを見ると、35W程度です。トリマーは熱いです。
ロスがあると言う事です。


フイリップス製のトリマー30PFでは熱も出ず、40Wになります。

ここで電源を取り換えてみると

規定の45Wしっかりと出て熱くなりません。

これなら、50Wでも使えるかなと思った次第です。

このフイリップス製トリマーはエアバリで誘電率を上げるため、
フイルム?の様な膜が端子間に入っています。


試験結果

・セラミックトリマー小さいタイプ:受信用?
 損失が大きく、せいぜい5~10W迄は使えそうだが、50WではSWRが
 悪いと熱や火を吹いて燃えてしました。

・フイリップス製トリマ:基本はエアトリマーなので50WでもOK。
こいつもSWRが高いとフイルムが溶けてトラブル様です。

・エアバリは30PFだと形状が大きくて入手は出来ても実装困難ですし
 高額ですよね。


幸い手持ちに有ったので使って見ましたが、今時売っていませんね。
評判が良くないのでしょうか?


これで知人のリニアの修理が出来そうですが不安が残ります。


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