gooおっさんの気まぐれ日記 (人生は楽しく)

その時に感じた事や経験した事を気ままに書いてゆく事とします。

ご意見、感想歓迎です。

10年以前に製作していた「FET式 1V2」が出て来ました。

2022-06-05 14:38:58 | アマチュア無線機器関係
2022.6月5日 晴れ 気温:27℃、室温:27℃ 湿度:50% 蒸し暑い

最近は部屋の整理整頓を進めていますが、過去に製作したものが出て来ましたので、
面白いものを紹介致します。面白いか否かは分かりませんが。

又、増幅素子 1本の真空管とTR 2石での数え方に違いが有りますが、使った数にしています。

1.もう10年以上前に「JA1FG:梶井 謙一:JARLの会長だった事もある」が、
 MOBILE HAM 1992年 1月号に「FET使用の再生検波」の回路に興味を惹かれ製作して見ました。



2. 「1V2」相当の50MHz、21MHz、7MHZの回路図


50MHz 1V2 これは現物無し


21MHz 1V2 現物あり


7MHz  1V2 現物あり

3.現物

21MHZ


7MHz

4.現状の動作はこれから
電池が残量無しとクリスタルイヤホンで聞くのだが、イヤホンが不良で音が出ません。
最近のSSBでは混信で実用ではありませんがアマバンド以外のAMでは実用になりそうです。
暇が出来たら動作確認してみたいと思います。



M51121P使用スタンドマイクに音声でLED点灯回路

2021-12-12 19:36:25 | アマチュア無線機器関係
2021.12月12日 気温:23℃(外:14℃)、湿度:40%

しばらく体調不良でブログ更新が出来ませんでしたが、体調も良くなり更新出来ました。

今日は10月~11月頃に自作スタンドマイクに音声でLEDが点灯する回路を、
実装出来ましたので投稿致します。

1.LED点灯回路

なんの変哲も無い”AMP1段+LED点灯”のTR2石の回路です。




2.友人が自作したスタンドマイクに実装(M51121P使用)





・回路


3.当局の自作スタンドマイクに実装(M51121P)





・ICの7番ピンが録音機出力にLED点灯基盤の入力を接続
・電源は送信時に+3Vが出る部分に接続

4.その他

・コンデンサマイクの出力後ではLED点灯が弱い為、接続部分を変えた。
・M51121Pの11番ピンは1μFですが、最初の基盤では発振の為、約0.47μF程度にした。

5.終わりに
・音声でLED(緑)が点滅するのは無変調防止になります。
 但し、MICコネクタやケーブル断線等は防げないです。



ICOM IC-706MKⅡGの7MHzの拡大、あれ 拡大済みのLOT.だった

2019-08-09 19:52:44 | アマチュア無線機器関係
2019.8月9日 外気温:31℃ 室温:29℃

今日は、IC-706MKⅡGの7MHzの周波数拡大(7.0~7.1→7.0~7.2MHz)を行う為に、必要なダイオードを
入手して有り、各氏の参考HPを参考に開封して見たが、該当箇所が見当たらない。

1.改造資料

これを参考に本体の上蓋を開封したが違うんです。

2.私の無線機

どこを見ても該当なし。

3.まさか7MHz改造済みのLOTか?

7.180MHzで送信出来るってもう、拡大済みだね。

4.入手したダイオード

不要になってしまった。

5.他のチェック

・PA部やFANのごみは無いか確認したが、異常無し。

6.バックアップ電池はどこか?
・本体に見当たらないのでDISPLAY内部?かと思い、今回は交換を止めた。

DIPLAY BORDの基盤図ですが、ここに有るかも知れない。

7.終わりに
・通常は50MHz(100W)、144MHz(50W)、430MHz(20W)用に使っていてHFは他の無線機で電波を出していたので
 気が付きませんでしたが、ANTが有ればHFにも出れそうです。
・勿体無い使い方かも知れません。

 改造不要で良かった。改造すれば技適で無くなるので、TSS等にお世話になるはずだった。

Kenwood TS-870S 100W機が50Wしか出ない

2019-07-24 21:27:00 | アマチュア無線機器関係
2019.7月24日 外気温:26℃ 室温:27℃

今日は朝7:40にはWALKINGに出かけ、9:00前には帰宅しました。
蒸し暑く大汗を搔きましたがシャワーを浴びて涼んでいました。

今日はやっとどのバンド、モードでも50Wしか出なくなった「TS-870S」の修理報告です。
尚、サービスマニュアルでの調整事項はLOTにより異なるのと自己責任です。調子が悪くなっても責任は負えません。

1.完成状態

電源トランスを搭載していませんが結構重い無線機です。1996.11新品購入ですから23年目と言う所です。

2.トラブル内容
・1.9~28MHz迄どう操作してもパネルの表示が50W程度、パワー計も同じ

7MHz FMでDUMMYでのパネル表示、パワー計も50W

3.調査.改善
・オールリセットを試見るが変わらない。
・開封して50W-100W切替SWの確認:100Wの位置、接触改善も変わらず。
・メモリーバックアップ電池交換:3.0v有ったが新品3.3Vに交換も変化無し。
・ANT切替SWの清掃:変わらず
・同軸ケーブル交換:変わらず
・電源電圧確認:13.2V有る多少低いが原因とは思えない。
・電源ケーブルの端子(電源側)のゆるみ無し。
・これはFINAL:2SC2879が劣化か、LPF群のリレー、ANT切替リレーか相当に悩みました。
・しかし、どのバンドでも50W程度出ているし、リレーは大丈夫と考えたし、2SC2879も多少の劣化が有っても無理していない
 のでまだ生きていると望みをかけた。

4.禁断のServise Adjustment Modeによる調整
初めにお断りしておきますが、ここは本来メーカ側が行うものですので、修理受付拒否や本当に壊れても責任は取れません。
NETに有る情報では、LOT違いによる差や間違ったものも有ります。





①周波数は、私の場合14.0MHzにして電源オフ
②サービスモードに入る:「N.R」+「LSB/USB」→電源オン、MENU:「M.CH/VFO.CH」つまみで A7:POWERにする。
③パワー計を見ながら、「RIT/XIT」つまみで100Wに合わせる。


④EEPROM書き込み準備:MENU選択:6A(サービスマニュアルではBAになっている)


⑤EEPROM書き込み:「UP」ボタンを押してGOODが出れば成功
⑥Service Menuからの通常の表示に戻す:「CLR」ボタンを押す:ダイヤルの左側です。「CLEAR」ボタンに有らず。

これで、1.9~21MHz迄、FM、CW共100W表示とパワー計も100W表示になった。


しかし、28、29MHzは80W程度しか出ない。で、MENUのTx GAINをいじって見た。(ほぼ100Wだから良いのですが)


・TX状態にしてやると、16進数が変化しパワー計90Wで止まった。やはり石が劣化かな。まあ、23年物だから我慢か。

この状態で止めました。暇が出来れば、工場出荷状態に戻して再調整する予定です。
JVC-KENWODでの修理依頼は3~6万円だし、あくまでも自己責任での調整です。自信の無い方はメーカ修理を望みます。

5.専用電源の改善


メーカ不明 30A電源です。


・2N3055x4(古:笑)の固定ネジの増す締め


・出力端子の1000μF 35V液漏れ無いが入手出来れば交換予定。
・電源ケーブルの圧着端子をカシメ直し。(何しろ、最大20,5Aながれるんです)

6.終わりに
23年近く大事に使って来た無線機です。デジタル系の基盤トラブルで故障するまで使う予定です。
調査も含めて7日かかりました。


TR-9000G USBの受信Sメータがゼロ点にならず

2019-07-15 16:36:12 | アマチュア無線機器関係
2019.7月15日 外気温:24℃ 室温:25℃

前から気になっていたTR-9000GのUSB受信時のSメータの振れが変だったので思い切って部品交換しました。

1.症状
・USBモードで電源オン時、Sが5程振っており、時間が経つと0点に戻る。

2.対策
・部品交換で直った

3.交換部品


(不良部品)
・電解コンデンサ:ELNA 1μF 50V:見かけは大丈夫に見えたが底部分に液漏れが見られた。アルコールで清掃。
・3.3KΩ 半固定VR:左いっぱいに合わせて0点にするが、電源オン時Sが5程振る。


(交換部品)
・電解コンデンサ:ニッケミ 1μF 50V
・コスモス電機 1回転サーメットトリマ 3KΩ

4.結果

・良好です。トリマーも左いっぱいでなく余裕が有ります。
・実際の受信でも調子が良くなりました。


これで、不安点が1つ解消しました。

TONO MR-1300EがTX→RXでもTXモードになる修理

2019-07-14 15:51:09 | アマチュア無線機器関係
2019.7月14日 外気温:24℃ 室温:25℃ 雨

雨が結構降っていたのと体調がいまいちなので自宅静養としました。

ただ、昨日2mで運用している50Wのリニアアンプが動作がおかしいのに気が付いたので、思い切って調査と修理をしました。

1.完成後の状態

TX→RXにした時に、TXのLEDが付いていたのが消えてRXモードになりました。

2.調査
・開封してリレー動作に関係する部分に注目して調べました。
・不具合事項を回路図に記載致します。

・キャリアを整流後の抵抗器:断線
・C-E間の電解3.3μF:とりあえず交換
・リレー駆動の2SA509を外す:HFE14と来た。これが原因と思われる。
・もう一つの2SA509を外すと:HFE138で正常だった。

抵抗状態


TR状態




3.修理
・抵抗2本共交換
・TR2本 2SA965(2SA509よりPCもICも大きい)に交換
・基盤裏側のパターンは込み入っていて半田取りが大変でした。




4.基盤完成

これで、TX→RXにしてもTX LEDが点灯しなくなったので、実際の電源、TR-9000G、DUMMYで動作確認ご正常になった。

5.終わりに
1980年頃の製品で、39年以上経過していますので、特に負荷のかかるTRは劣化するものだと認識させられました。

もう一台のリニアはMRF245を飛ばしてしまったのでTRが手に入れば修理予定です。

 まあ直って良かった。

REVEX S20のANT切替器の修理

2019-07-08 14:35:05 | アマチュア無線機器関係
2019.7月8日 外気温:25℃ 室温:25℃

昨日アマ無線運用中にRSが段々弱くなり、42に落ちたと言われ焦りましたが原因が分かったので、投稿致します。

1.修理完了後

REVEXS20と言うANT切替器で高級品です。

2.調査
・初めSWRメータをリニアとANT間に入れて見る:パワーが8W(正規;50W)スルーで3W これではだめ。
・無線機、リニアの故障か?:9000G単体出力10W有り正常、リニア経由では50W出ている。
・ANT切替器がロスしていると判断した。

3.修理
・裏蓋開ける


・導通を見るが1Ω以下だから何だろうと板ばねの状態を見る

本来ピカピカのはずの板ばね部分が錆びている様に見える。

・磨く

この様な目の細かい鉄くずで汚れを取りピカピカにする

・綿棒にアルコールで清掃し、鉄くずはきれいに取る。

これで更に板ばね部分と接点をきれいにした。

4.結果
・ANT切替器経由でDUMMYを繋いだSWRーPOWER計では50W確認出来た。
・ANTを繋ぎSWRを見ると1.2程度で問題無かった。

5.終わりに
・交信実験で問題が無ければ最終的に直ったと言えそうです。
・こういうANT切替器も定期的に内部の状態を見ないといけないなと思います。
・以前のも板ばねが外れ全く電波で出ず直した事が有りますが、あと2台有るので様子を見る必要が有りそう。

 曇りだが、抵抗値が1Ω以下でも板ばねが錆びていると運用中にロスが大きくなる様です。


TRIO TR-9000Gの修理とキャリアポイント調整

2019-05-28 12:51:42 | アマチュア無線機器関係
2018年5月28日 外気温:28℃ 室温:28℃ 湿度:40% 曇り

今日は歩いて来ましたが、所々でパラパラ雨に見舞われました。

さて、先に「MR-1300E」リニアアンプのSSBを修理前に、5月23日にTR-9000Gの
修理と調整を行っていましたので、覚え書として参考になれば幸いです。

2019.7/15 追記
キャリアポイントの波形を合わせると、USBの調整周波数:10.6935MHz→10.6933MHzと≒200Hzずれる為、
受信側で200Hzずらす必要が分かり、元に戻しました。まあ、TRIO TONEと言うか多少クリアさが落ちるが、
周波数ずれは好ましく無いと思いました。

1.修理

PLL-UNIT:上側で配置図の右側、RX-UNIT:裏側で配置図の左側

・RX-UNITのVR2(3.3kΩ)劣化で調整出来ず:交換 ここはSSBのSメータゼロ点調整
・PLL-UNITのVR1(470KΩ)劣化で調整出来ず:交換 ここは周波数合わせ用

2.調整
・RX:SSBのゼロ点調整:合わせられた


・RX:PLL-Frequency TC1:134.0364(144.9999)、VR1:134.0365) For SSB うまく調整出来た。

・キャリアポイントの調整
ここが問題有りの部分です。
PLL-UNITの右のCAR-UNITのTC3で「10.6935MHz」に合わせるのだが、TWO-TONE-GERERATORで入力してオシロで波形を見たのが次の画像です。

サービスマニュアルを見ると

クロスする様に書かれていますので、周波数が多少ずれるが、調整した結果が次の画面です。


ちなみにIC-290の波形を載せますがきれいです。


3.結果
・音声は受信側の方のリポートでは非常にクリアに聞こえると言いますが。わざとずらす方もいますが、クロスを優先しました。

4.最後に
しばらく様子を見ます。参考になれば幸いです。

このTR-9000Gは新スプリアス対応手続き済みですので、期限に関係なく使えます。
良かった。

MR-1300E リニアアンプ SSBでバイアス不良 

2019-05-27 22:01:33 | アマチュア無線機器関係
2019年 5月27日 外気温:25℃ 室温:26℃(エアコン)

昼間は30℃を超えまして大変な暑さでしたが、夜は気温が下がりますね。

今日までで、MR-1300EのSSBモードで運用中に音が途切れるなど異常を覚えました。
こいつは石が劣化しており、10Wで押しても55W程度しか出ませんが免許状の範囲内なので使っています。

1.修理完了

交信実験でも音声に異常が無くなりました。上に見えるのはPCの電源+温度によるFAN回転数を変えています。吸い上げて前出しです。

2.症状
・FMは問題無し
・SSB側では、音声が歪む(途切れる様な異常)

3.原因
・多分バイアスがTRのBASEにかかっていないと判断しました。

4.調査

バイアス回路の把握(図面で「MB-1300E」と見えるが、「MR-1300E」です。)

・バイアス回路の部品名、抵抗値を調べました。
・基盤を外すのは面倒ですが回路図がしっかりしていれば調査は楽です。

・半固定VR   :VR1断線
・抵抗全数調べる:R1 56Ωが400kΩも有る。
・Q1 2SD235 :hfe50(ib:10μA)問題無し
・その他 TR :問題無さそう(面倒だから無視)

5.交換
・VR1 :500Ω

外した500ΩVR

電流値が心配だったが手持ちを交換。熱くならないから様子を見る。

・R1:56Ω 酸化銀抵抗1W品に交換

Q1にエミッタからGNDに繋がる。まあダイオードとパラだからここを見ればすぐわかるんです。

こんな感じです。

6.調整
・バイアス電流はどうするかが適当です。100mA程度とかです。
・仕方がないので、無信号時の電流とTX時の電流を見て差分(実際はリレーの電流も有るが)でおおまかに調整。

無信号時

TX時(入力は無し) およそ125mAですが、リレーの電流を更に考慮すると100mA程度に合わせた。
あとは実際に入力を入れてダミーに繋いだSWR計で振れを見ながら微調整した。


動作確認と微調整

7.運用試験
・いつもお相手下さる方と交信実験して見たが、音切れ等無くクリアに聞こえるとの事です。
・スルー時とリニア入れで若干音質が違うのは、リニアリテイの差と考えます。

8.最後に
・こんな古いリニアアンプなど使っている方は少ないと思いますが、10W機で50W出すには良いと思いますし、
 無線機本体で50W出るのが一般的ですが、FANがうるさいし、故障も多いのでこういう使い方は好きです。
・尚、ドライブはTR-9000G 10W機です。
・それから、テスト中に急におかしくなった時が有り、これはFM/SSB切替SWの配線が外れた為でした。半田付けしてOK.

 回路図、部品名、抵抗値など準備出来ていればスムースです。良かった。

アマ無線の移動局と固定局の再免許状が届きました

2019-01-29 21:56:57 | アマチュア無線機器関係
2019.1月29日 外気温:8.5℃ 室温:20℃

今年の1月19日(金)に「電子申請LITE」で再免許申請し、支払い(ゆうちょ銀行:ペイジー)で支払いし、
免許状の返送用封筒を送っておきましたら、総務省の審査終了:1月24日で、すべて届いたのは1月29日でした。

・申請から審査終了  :5日と1週間以内でした。
・審査終了から届く迄 :5日ですので、10日間で完了した事になります。
・費用      :固定:1950円、移動:1950円、送料:82円x4=328円、合計:4228円です。紙の申請ではもっとかかります。 


・移動局免許状:終了:平成31年11月20日が再免許申請で、平成36年11月19日迄となりました。2024.11/19
・固定局免許状:終了:平成31年 8月 5日が再免許申請で、平成36年 8月 4日迄となりました。2024. 8/4

平成表記は西暦表記になるかと思ったが変わりませんでした。(5月1日からの為か) 


移動、固定の免許状

「新スプリアス対応の無線機として登録済み」と非対応の登録済み無線機が混在するので、予想どうり、下記が
2枚目に添付されてきました。


「新スプリアス機」として登録又は保証認定されていない無線機は、平成34年11月30日迄です。:2022年11月30日

再免許申請は終了の1ケ月前迄ですので、私の様に半年以上前でも問題無く再免許が受けられます。

で、次回の再免許申請前に、「新スプリアス非対応機」は撤去届を出す事になります。

「電子申請LITE」はスムースでうまく出来ました。

何しろ、

移動局は20台登録されており、内9台は2022年11月30日迄使用可能で、残り11台は「新スプリアス対応済み」
固定局は 4台登録されており、内1台は2022年11月30日迄使用可能で、残り 3台は「新スプリアス対応済み」

総合通信局では無線機の型番で管理されておらず、第1送信機~第xx送信機と管理しているので、
この第xx送信機と自分が所有する無線機の対応を自己管理していますので、増設/変更/撤去は
心配有りません。

良かった。