gooおっさんの気まぐれ日記 (人生は楽しく)

その時に感じた事や経験した事を気ままに書いてゆく事とします。

ご意見、感想歓迎です。

スタンダード C5200の修理依頼 なんとか終わりましたよ

2012-12-31 17:07:28 | アマチュア無線機器関係

修理完了の状態です。全く問題なく正常動作になりました。

2012.12月31日(月)外気温14℃、室温22℃ 暖かいね。

C5200の修理依頼がやって来ました。相当古いリグですが、
動作していて、突然に画面のVFOが使えなくなったので、
リセットをしても直らないと言う事で我が家にやって来ました。

1.現状調査
  リセットを繰り返したり、電源オンオフしても改善されず、
  バックアップ電池も2.96V有り、問題ないはずと悩みましたね。

2.考えられる原因
  CPU基盤、コネクタ接触、半田クラック位と予想しました。
    
  とりあえず、前パネルを外してCPU基盤を取り出してみようと
  したが、前の人が接着剤を使って固定してしまった様で、
  あと少しのところでしたがパネルを割りそうなので止めました。

  で、基盤をゆすったりしていると、状態が変わる事を見つけました。
  ははーん、半田かなと思い見える範囲で再半田付けを行い、コネクタ
  の接触部は接点復活剤の微量塗布を行いまして、エージングして
  状態が安定して、VFO動作も問題ないし、リピータ動作もOK
  各ボタンも問題無い事が確認されましたので修理完了とします。
  まあ、モービルでなく、家で余生を送らせた方が良いですね。

3.さあ、周波数あわせをしよう

145MHzで、+200Hzなら問題ないが、433MHzで1KHzずれているので、調整しました。
調整場所は、144MHzのVCOのケース内にある、トリマコンデンサです、少しの
調整でぴったり合いました。連動しているのです。

4.最後に変調が浅い感じですね。



マイクを開けてみると、ダイナミックタイプで面積が狭いから、口元で
大声出さないといけないですね、TRが乗っているのでマイクアンプ?
があるのにね。本体の変調ゲインVRを探して動かしてみましたが変化なしでした。

ECMに改造出切れば良いのですが。

参考になればと投稿します。

マイクゲイン調整VRの場所が分かる方がいらしたら教えて欲しいですね。

その後調子が良い様です。

コメットのアンテナ切替器 CSW-30Mの修理 直ったよ

2012-12-27 15:01:19 | アマチュア無線機器関係


2012.12月27日(木)外気温度 3℃(5F)1Fの車の中はー5℃でした。

コメットの「CSW-30M」と言う型番のアンテナ切替器が故障しました。
25日に使用中にアンテナが切り替えられず電波が出ずあせりました。

原因は切り替えに使っているバネ板の破損でした。
その様な物は無く、最初は銅板を使って見ましたがNGです。

代用品は無いかと思い巡らせました。おお、超小型の巻尺ってバネだよね。
早速使っていないものを見つけ出して見ました。

こいつは目盛がコーテイングされているので、ライターで燃やして
むき出しにしてサンドペーパで磨いて幅:8mm位に切ってで長さは実装時に
調整して、半田付けはステンレスのフラックスを使用で交換しました。

切り替え部分には薄い銅版を半田付けして見ましたが良好です。

何とかなるものですね。


こういう活用良いね。

SONY ICF-5800の修理 うむ 良い音だし、感度良好

2012-12-24 22:02:01 | 修理一般(ラジオ、デジカメ等)




2012.12月24日(日)室温19℃ 外気温度8℃

ICF-5800の修理が完了しました。結構大変でしたね。

1.トラブル症状

・電源ラインのショート
・FMが受信出来ない(AM、SW1~SW3はOK:電源ショート修理後判明)

2.電源ラインショート:PA用TR:2SC1429のC-E間ショート
 
 電源ラインの抵抗が、殆ど0Ω状態でしたが、電源のON-OFFで変わるから
 電源SWより以前の回路と予想し、電流の流れる場所はPA部と仮定して、
 Q15、Q16:2SC1429を2つ外すとショート状態が無くなったのでこれが原因
 で、良く調べるとQ16のC-E間がショートしていた。

 似たようなTRと交換したがどうも音が悪いので、同じSONYの2SC1124が
 見つかりPC=950mwと同じなので交換したら、実に良い音で鳴りだした。


3.FMが受信出来ない:0SC-TR:2SC710の劣化

 何処の部分か切り分けから始めました。SGで10.7MHz変調ありを
 基盤に近付けると、変調音が聞こえるので、すぐにOSCの部分と断定
 出来たので、FM-OSC:Q3(2SC710)を外した。代替は2SC545Cと言う
 足が金メッキのTRでft=350MHz、hfe=60、PC=120mWに交換したら
 一発で発振してFM放送が聞こえました。実装は基盤上からは挿せない
 ので基盤裏側に付けました。豆粒の様なTRでしたので好都合でした。





4.終わりに

 この機種は、2SC710の足が黒ずみ劣化する事で有名ですが、基盤が
 素直に出て来ないので、交換したい所ですが、感度も良いし、
 トラッキングも大きくずれていないので、このままにして様子を見ています。
 
 尚、2SC710はft=200MHz、PC=200mW、hfe=90ですので、古いTRだと、
 2SC829、2SC945あたりが使えそうです。2SC1815は向かない様ですね。

・参考文献:どなたかのHPから引用させて頂きました。感謝。



とにかく良い音だし、最高。

STANDARD C5000D(25W機)の修理

2012-12-18 14:27:03 | アマチュア無線機器関係
2012.11月30日終了
修理依頼で来た物です。

・不具合:パネル照明→麦球4ケ切れ:本来は10V用だが12V麦球交換で済ます。
・430側の2軸VRの不良→同じ物なし:ヤエスのFYA-905~925の新品を流用しました。
・周波数ずれ→144は1.1KHHz、433は3.4KHzずれ:本体左側の制御コネクタ
 の右側下にトリマーが隠れていて144であわせれば433も合うようです。


433MHz
144MHz

2軸のVR:VOL・スケルチが基盤に載らないので、今回は433側の基盤カット
で直接配線しています。SW付きの為、長くて上下揃わないのが難点ですがツマミ
が元を使えるので良しとした。


メーカの特殊形状VRは困ったものです。

ICOM IC-339D(35W機)のレストア完了

2012-12-18 13:11:18 | アマチュア無線機器関係

2012年12月15日(土)レストア完了

1.トラブル現象
送信パワーが全く出ない。
最初三菱の新品M57729EH(30W)を交換するもダメでした。
しかし、SC-1054(M57788M相当)が手に入ったので交換後、パワーが出ました。
M57729EHの内部不良と思われ、未使用品なのに唖然としました。

2.調整
・送信パワHIGH側は35W程度、暖まってくると30W程度に下がりますね。良い事に 
します。LOW側は10Wに設定しています(R38)パネルのSETモードで、
LPO-2に設定して送信のバーグラフを合わせて置きます。 

・送信周波数の調整は、本体表側のVCOの側にある「C7」で微調整して
433.0000MHzにあわせましたが測定器の誤差も有り±200Hz程度と見ています。

・受信にあっては問題なしなのでそのままで、感度も良いです。

・VOLのガリ:接点復活剤を微量VOLのブラシに塗布して良好になりました。

3.改造
・バックアップ電池のソケット化
メモリーバックアップ電池を交換容易なソケットに交換しています。

・照明のLED化
3mmφのLEDで高輝度緑色に交換しました。しかし、拡散タイプでは無いので
緑色のキャップをかぶしています。
この機種は12Vですので電流制限抵抗は620Ωで、電流14mA流れています。
照明はやや暗いですが、実用上は問題なしです。 

今や、LEDは主流だね。