gooおっさんの気まぐれ日記 (人生は楽しく)

その時に感じた事や経験した事を気ままに書いてゆく事とします。

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コイル、XTALの測定用 試験器いろいろ 

2017-02-01 13:17:59 | 電子工作
2017年 2月1日 外気温:12℃ 室温:20℃

今日は陽当たりは暖かくて初春の感じがして良い日となりました。

ヤフオクの出品も一段落して暇が出来たので、自作の試験器を
幾つか紹介致します。ありきたりの回路ですが役立ちます。

1.試験器の全容

4台紹介します。本当にありきたりですが有ると便利です。

2.コイルのインダクタンスを知る
クラップ発振回路に1500PFー1%誤差のコンデンサ3個を使い、
発振周波数を知り、f=2πROOT1/LCからLの値を知るものです。

・測定:100μH

発振周波数は、f=700KHz


EXCELで作ったものに700KHZを入力すると、L=103μHと出ます。
もっと小さい、インダクタンスも発振さえ出来れば測定出来ます。

・回路


2.コイルの発振を調べる(コルピッツ発振回路)
およそどの位の周波数で発振するかを調べます。


100μHのインダクタに51PFパラで、約4MHz付近です。
10φに4Tのコイルに20PFで84MHz、20PFなしで194MHzとか素性が分かります。

・回路


3.コイルの発振を調べる(クラップ回路):XTALの発振もしらべられる。


100μHに200PFパラで、約1MHZ程度です。AMの送信機に応用出来そうです。
・回路


4.CMOSインバータ使用のXTAL試験器


・回路:ありきたりですが便利です。

画像ではμPD4069UBCを使用しましたが、74HCU04を使えば高い基本周波数でもOKです。

5.終わりに

持っている部品が動作するか?、インダクタンスは?、発振周波数はどの位?など知っておくと
貴重なデータになり、使用目的に応じて選択出来ますね。

ヤフオクでも「動作しました」など、文章だけででは説得力が低いですね。
こういう試験器を利用して画像を載せれば、入札が増えると思います。