gooおっさんの気まぐれ日記 (人生は楽しく)

その時に感じた事や経験した事を気ままに書いてゆく事とします。

ご意見、感想歓迎です。

秋月電子で購入した「METEX P-10」の改造を紹介します。 

2017-06-28 11:25:03 | 電子工作
2017年6月28日 外気温:27℃ 室温:28℃ 湿度:68%

蒸し暑い日ですね。梅雨ですし天気予報どうり小雨が降っています。

今日は、「METEX P-10」のデジボルのリード線を太いのに交換しました。
電池「LR-44x2」は購入直後に単4の電池ケースに100均のニッケル水素充電池をいれています。

既に販売していませんが、ずいぶん長い間電子工作の必需品です。

1.改造状態

単4の電池を充電しながら使っています。抵抗レンジで0(ゼロ)Ωが表示されます。


リード線も標準の細いものを太いものに交換しています。
この改造で抵抗レンジで、テスト棒ショートで0(ゼロ)Ωに調整(本体のVR)出来ています。

2.参考仕様



コンデンサの容量も測れるし、周波数も10MHz迄測れて手放せません。

3.そのた
持っているデジボルなど
・FLUKE 77
・METEX P-10(予備)
・SANWA アナログテスター
・SANNWA ポケットタイプ デジボル

でも、使用頻度は「METEX P-10改」ですね。

参考迄 

FM TRANSMITTER BAFFALO BSFM15の不具合が直った

2017-06-27 21:29:42 | 修理一般(ラジオ、デジカメ等)
2017.6月27日 外気温:26℃ 室温:28℃ 湿度:62%

今日は蒸し暑いですね。汗がとどめなく出て来て不快です。

今日は、捨てるものを整理してた時に出て来た「FM STREO TRANSMITTER」が出て来て
電波が弱い、音質がすぐ歪むなどの不具合が有ったが調べたら原因が分かりました。

ここのブログのものです。
今更ながらですがBUFFALO BSFM15の不具合
http://blog.goo.ne.jp/t570-m_pi_ta/e/882c813f701c73e1b83b48b41bb7d710

1.調査・原因
一つを分解して基盤の部品を調べたら「H1418」の刻印のあるLSIが有り、
調べると、ローム製 BH1418KNと判明しました。



このLSIでFMの電波をだしており、11ピンにRF-OUTがあり、この辺をRF検出計で調べました。


矢印の所にANT線が接続されていない様なので(原因?)、繋げば良いとわかりました。

2.ANT線の追加

細い線を半田付けして、入力のコードに巻き付けるだけです。
2017.6/30 追記
もう一台を改造時は、2~3PF(2.5PF使用)で入力のGND線に接続でOKです。

3.音質の対策

ゲインが有り過ぎですぐ歪むので、(1)~(3)試して、(3)で落ち着きました。
まあ、他の方法もあると思いますので最良?か否かは不明です。
2017.6/30 訂正 うっかり勘違いしましたので訂正です。

ヘッドホン出力を100Ωで終端して、10KΩでインピーダンス変換です。
これでもPCの出力VOLを半分ほど絞ります。

4.動作確認

うら面 シガープラグ部分はカットしています。

おもて面

PCでYOUTUBEのHEADPHON出力にこのプラグを繋ぎ、電源は10V程度を給電してテストをしました。

50cm以上でノイズだらけだったのが、10m離れたステレオラジカセにノイズ無く受信出来ます。

音質もゲインが下がり、歪みも低減出来ました。

車の車内から、外部の受信ANT迄問題無く飛ぶと思います。良かった。

まずは参考迄 

2017.6/30 余談

これをPCからFM電波を飛ばして、ラジカセでMDに録音しても良い音です。

但し、ヘッドホン専用の機器に繋いだ場合は、イヤホンで丁度良い音質になる様に
低域、広域を持ち上げていますので、低音が出過ぎ(こもった音の原因)です。

SP付のラジカセのHEADPHON端子はSPを外部に切り替える時、220Ω(シャープの場合)
が入っているのみですので、意外と良い音が出ます。PCの場合も同じと思います。

しかし、FMーTRANSMITTERの特性上、MAX15KHz迄の周波数特性ですので、
HI-FIとはゆきません。まあ、十分に楽しめる音ではあります。

2017.7/6 追記
RF-OUT → GNDに3PFで接続して最終形

余計な線が無くなりすっきりしました。効果は線と変わらず。

もう一台修理しました。

完全動作品となりました。

最近出回っているデジタル電圧電流メータの電流表示の誤差が改善出来た

2017-06-26 12:52:11 | 電子工作
2017.6月26日 外気温:30℃ 室温:28℃

簡単に、ほぼ我慢出来る実用レベルになったので投稿させて頂きます。

1.動機
前回、SANYOのACアダプタに付けた「デジタル電圧電流メータ」の電流表示が多めに表示され、
ADJ-VRでも調整しきれないので、粗悪品でこんなものかと思っていたが、
使っている人の中にはまともに表示されるものもあり、何か対策は無いかと考えていた。

2.電流検出部分の調査

この部分の根本を見ると、半田不足の様に見える。

3.対策
ダメ元で追半田を行う

細いコテで注意して半田を根本に盛った。周辺のソケットが少し溶けたが。

4.結果

1A時の表示。我慢出来る範囲だと思います。


電流表示のEXCELの集計では、FLUKEの電流計と殆ど同等になりました。

半田不良が多い様ですね。

良かったです。参考になれば幸いです。

古い SANYOのACーADAPTERを改造して見ました

2017-06-25 14:58:15 | 電子工作
2017.6月25日 外気温:27℃ 室温:26℃

今日は朝には小雨が降っていたが午後には曇りで蒸すがしのぎ易い日です。

ジャンクの整理の一環で出て来た大きなACアダプタを、電圧可変に改造し、
ヤフオクで購入した電圧電流計(デジタル表示)を付けてみた。

1.改造後の姿

まあまあの状態です。電流計表示は実際より多い。

2.ACアダプタの規格

・メーカ:SANYO
・型式 :VAR-800
・1次側:最大100V-50W
・2次側:元は半固定抵抗で12V?になっており、2A 2.5Aで機械式ブレーカが動作

3.改造
・内部の半固定VR:10KΩをパネル側のポテンショメータに変更
・電圧可変範囲:10V~16Vを8V~14Vに変更(9,12,13.8Vが設定可能)
・電圧電流表示計の取り付け:前パネルに四角い穴を開けて取り付け配線

穴あけ、12Vレギュレータ増設(UNIT用電源)


電圧可変範囲の変更

4.電流計の表示精度が悪いの調整
実際電流より大きく表示されるので、基盤の調整VRをいじるが大きな変化なし。


負荷計の電流をFLUKEの電流計を基準として比較して見ました。

・青線:FLUKE これが正常
・赤線:調整前 かなり悪い
・緑線:調整後 少し改善された程度


実電流1A時、1.16Aと表示される。ダメだねこれは。

5.配線の見直し
ヤフオクではこのような配線説明が有りました

配線は上側を使っています。配線は正しいのでこの表示器が問題と思う。

6.最後に
多少精度が悪くても良いが、調整出来ない粗悪品と判断しました。

まあ、多めに表示されると思って使う様です。

 安物は良くありませんね。電圧表示が良いので残念でした。

次のブログで改善出来ました。
「最近出回っている電圧電流計のメータ電流表示の誤差が改善出来た」
http://blog.goo.ne.jp/t570-m_pi_ta/e/f5a77de34b748c5e46a331904e810655

車用 FMトランスミッタの修理 直りました。

2017-06-17 21:39:29 | 修理一般(ラジオ、デジカメ等)
2017.6月17日 外気温:25℃ 室温:28℃

今日は夜になっても夏日です。湿度が40%位なので、我慢出来ますが。

今日は車のFMラジオにMP3-PLAYERの音を飛ばすトランスミッタが
電波が出ず受信出来なかった原因が分かり、水晶の交換で直りました。


完成して動作確認中です。
車へは白いケースに交換したスペアを乗せて、いますが基盤は故障していました。

1.症状
いつも車でCD-Rに書いたMP-3の音楽を聞いていたのですが、急に聞こえなくなった。
調べると、どの周波数でも電波が出ていない。

2.原因
発振しないのは経験上、XTALの場合が多いと仮定して外しました。

小さなもので、12.000MHzと記載が有りました。

3.対策
同じものは入手が面倒なので、ヤフオクで「HC49:12.000MHz」20個が格安で、
出ていましたので、即落札しました。(300円:送料含む)


基盤のこの位置に取り付けしました。

4.動作

難なく発振して電波が出る様になりました。

5.終わりに
IC類の故障なら捨てようと思いましたが、直って良かったです。


デサルフェータ 宗平技研式にN-CH FETを使用して見た。追記あり

2017-06-04 14:52:58 | 電子工作
2017.6月4日 外気温:28℃ 室温:27℃

昨日より、幾分しのぎ易い気温に感じます。

相変わらず、性懲りもなく、手持ちのN-CH FETが出て来たので、
1つをこのFETに変えて見ました。

1.基盤状態

前回の2SC2335の代わりに、2SK310にしてGATE抵抗は3.3Ωにしています。
100Ω+スピードアップコンデンサでは出力が小さいのでほぼ直結です。

2SA1020のベース抵抗47KΩは小さくすると、パルス周期が広がり、パルス高も低くなります。
個体差があるので、インダクタと抵抗で目的の周波数に調整する必要が有ります。

2017.6/8 変更後の基盤


2.回路

何の変哲も有りません。バイポーラ(2SC2335)がFET(2SK310)に変わっただけです。

2017.6/6:回路定数変更
・変更:GATE抵抗:3.3Ω→110Ω
・追加:GATE-GND間;10KΩ追加


3.波形

BATT端子に接続のオシロで、f≒8~9KHzです。

2017.6/6 回路定数変更の新品BATT端子波形

パルス高が高くなりましたし、周期T:約100μs、f≒10KHzと安定しています。
又、消費電流≒24mAと少し下がりました。


BATT接続時のD-S間と出力端子の波形です。

2017,6/6 回路定数変更の基盤のFETのD-S間波形と出力波形(新品BATT給電)

D-S間は11V近くあるが、出力が1/10になるのは原因不明だが、前回より改善された。

ノコギリ波は拡大しないと見えませんが出ています。


4.終わりに
しつっこい人ですね。FETをP型が無かったので、N型のみ変えましたが、
機会が有れば、P,N混成のSOP8のタイプが入手出来れば再トライして見る予定です。

2017.6/5 追記 ベランダの3年以上経過のBATT接続

BATT端子だと極めて波形が小さいですが見えます。消費電流:約27mA

2017.6/6 ベランダの3年経過のBATT接続波形

ピークで+0.25Vのパルスが見えます。前回よりはるかに良く、f≒10KHz 消費電流≒25mAです。
AMラジオへの雑音妨害(ピーと混信)は50cm迄、BATTの電極付近で強いですね。

Sweeepを0.2μsと0.1μSにした時の拡大波形。簡単回路でそれらしくなって来た。

最後に
・2SK310は既にデイスコン品で入手困難と思いますので、N-CHのパワ-MOS FETで良いと思います。

デサルフェータ 宗平技研の回路定数を見直して試作

2017-06-02 17:09:46 | 電子工作
2017.6月2日 外気温:41℃(日射)、室温:27℃(エアコン)

今日も暑い日でしたね。
デサルフェータの宗平技研式の回路定数をカットアンドトライして、
消費電流:30mA程度に抑えた試作機を恥ずかしながら投稿致します。

1.基盤

ショットキバリアダイオードはSW電源からの流用です。

2.回路

TRはPC:900mWのものを使用。

3.観測
BATT端子にオシロのプローブを接続した波形

電圧はずいぶんと小さいが、新品BATTの端子での測定と基盤からの接続が細いワニ口クリップです。

拡大

逆ノコギリ波もどきは見えています。

基盤の出力のオシロのプローブを繋いだ波形

すこしくなまっていますが、逆ノコギリ波もどきは見えます。

4.終わりに

・消費電流は少ないが(30mA)、補助BATTから給電するなら良いでしょう。
・いずれ、ベランダの4年目のBATTに接続して波形を追加致します。

やっと、弄りまわすのを終了したいと思います。

2017.6/3 追記 3年以上経過のBATT接続

ベランダのBATTに接続して波形を見ている。

波形です。小さくなりましたね。ピークで30mV程度です。


電流は33mA程度

やっと終わりました。容量の小さいバイク向け?と言う所でしょうか。
長期間接続しておくならば、充電も並行して自動化すれば効果はあると思います。