gooおっさんの気まぐれ日記 (人生は楽しく)

その時に感じた事や経験した事を気ままに書いてゆく事とします。

ご意見、感想歓迎です。

続 TRIO 2mFM TR-7700 RF交換.調整

2017-10-29 11:08:06 | アマチュア無線機器関係
2017年10月29日 外気温:17℃、室温:20℃

台風22号の影響で雨が降っており、WALKINGは中止とした。
昨日迄に感度、Sメータの振れが大分低いと感じたので、性懲りも無く改善作業を行った。


SG -110dBm(約3μV)で2目盛(元は1)、他の無線では「3」と改善された。

1.Sメータの振れが低い

この部分の部品調査を行った。

・L10:AJUST出来ない構造
・R41:問題無し
・C132:47μF 50V異常無し
・D2,D3:IN60は問題無し
・Q7:2SC460B異常は無いが2SC1675に交換
・VR1:50KΩ-B 異常はなかったが交換した。

2SC460B交換も変わらず

VR1交換も変わらず

hfe:ほとんど問題は無かった。

2.RFのFET 3SK76を3SK114に交換
どちらもMOSタイプで、3SK76のデータが不明だが3SK114の方がゲイン、NFとも良さそう。



回路図のQ3です。 2017.10/31 訂正


ここにある、CANタイプです。

外した3SK76と3SK114(マイクロデスク)

3SK114実装

基盤裏側。穴が小さいので1mmドリルで広げた

3.BPFの調整
145MHzでピーク、バンド内で同様な感度になる様に調整しました。

4.視聴
アローライン 2バンドに繋いで聞いて見たが、十分に実用レベルに感じました。
NFの効果ははっきりしませんが、弱い信号でノイズは減った感じです。
しかし、ゲインが有り過ぎで空Sを振る様になったので再調整しました。


5.終わりに
性懲りも無く古い無線機で遊んで見ましたが、この時代の無線機は市販部品で修理出来るので助かります。

 

続 TRIO 2M FM 10W機 TR-7700のレストア

2017-10-26 14:43:42 | アマチュア無線機器関係
2017.10月26日 外気温:26℃ 室温:21℃ 快晴

昨日と今日で、TRIO TR-77002mFM 10W機のレストアが終わりました。
TR-7700にこだわる理由はJARDの新スプリアス対応機種だからです。
保証認定を受ければH34年11月末以降も壊れる迄使えます。

1.完成状態

問題無く完全動作品で、周波数拡大も元に戻して有ります。FMで1KSTEPは使いずらいし。


ヤフオク入手時、1000円で落札。程度は良好でした。

2.周波数拡大の改造を元に戻す
143.900ー148.995になっていたが、アマバンド内のみの標準に戻しました。

144.00~145.98(20K-STEP時)


PLL基盤のTC9122→CPU基盤への配線とダイオードを取る。


PLL基盤のTC9122Pの14,15,16がGND外し→GNDに戻す。

3.マイクコネクタの8ピンKENWOOD仕様に変更

6ピンコネクタ外し

8ピンコネクタに変更と実装

前面パネル。8ピンと元の6ピンコネクタ

・注:中華製のコネクタを裏側からナットで締めるタイプも可能ですが、表側からナットで締 める日本製が作業がし易く、今回は前ナットタイプを使用しています。(前回のは裏側ット締めで結構面倒でした)

7.送信周波数調整

調整前:-70Hzで問題無いが、+40Hzに調整

8.パワー調整、IF感度、RFメータ、Sメータ調整


・POWER:HI:11W、LOW:5W(仕様:1W)に合わせる
.IF感度調整:SGから信号を入れて最大感度にした。
.RFメータ振れ;10Wでフルスケールにする。
・Sメータ振れ:他の無線機の振れ具合と同等に合わせた。

9.8V 100mAのレギュレータ搭載

両面基盤(スノーホール)の切れっぱしに実装

入力は電源SW部分と筐体のGNDから取りました。実装時テープを巻いて絶縁。

10.改造SP-MIC

小型です。何かの無線機用のものを改造してSP-MICにして有ります。
本体のSPから8ピンコネクタのAUIO信号の代わりに繋いでいます。

構造:左PTT、ボタン左:fダウン、ボタン右:fアップ、下ボタン:これもPTT

11.最後に
こんな無線機など興味の無い方が殆どと思いますが、「新スプリアスJARD保証認定」
対象機種で無ければ捨てていたと思います。

12.参考
・TR-7700 カスタム  送受信改造
http://aoo.boo.jp/Radio_tr77_custom.html
・TRIO 2M-FM TR7700 レストア覚え書
http://blog.goo.ne.jp/t570-m_pi_ta/e/8f1de2a1c9f62fb683b4af2efaaabf59

東芝 AMポケットラジオ RP-86の紹介

2017-10-23 16:14:18 | 日記等
2017.10/23 外気温:26℃ 室温:23℃ 

2017.10月23日 台風21号は去った。

今日は、胃ガンと肺ガン検診の日で、朝の天気が心配だったが晴れてしまった。
被害に遭われた地域の皆様にはお見舞い申し上げます。


御岳山(みたけさん)の状態

最近、東芝のRP-86と言うポケットラジオの話題がNETで見られたので、
私の持っているものを紹介致します。





仕様
・メーカー:株式会社東芝
・ブランド:TOSHIBA/東芝
・型番: RP-86
・受信バンド: 中波・525?1630kHz
・電源:単三電池 2本(UM-3 X 2)
・イヤホン端子:3.5mmサイズ プラグ
・サイズ:118mm X 63mm X 25mm
・発売年:1979年(昭和54年)
・生産国表示:台湾

思えば、35年以上前に、東芝青梅事業所が元気な時代のイベントで500円で購入しています。
使用目的は機器のノイズチェック用です。(例えばリモコンの発振音確認とか、、)
ラジオを聞く時も有りますが、ラジオだらけなので出番は少ないです。


IC:TA7641BPのみで外鉄型磁石のスピーカを大きな音で鳴らします。
感度は現在も良くて良いラジオだと思っています。

リサイクルSHOPでも出物が見られる様ですので、500円以下だったら買いだと思います。

以上 紹介迄。 

ICOM IC-339D 430FM機のLED化

2017-10-21 17:22:16 | アマチュア無線機器関係
2017年10月21日 外気温:19℃ 室温:21℃ 雨

今日は台風21号の影響か雨で外に出られず、やる事を探して、
ICOMの433MHz帯 35W機の電球色LED化をやって見ました。

1.改造後

照明の明るさ(DIMMER)は効かなくなりますが十分です。

2.改造前/改造後比較

なんとなく赤っぽい感じで暗いです。

まあ、見やすくはなりました。LEDには白いキャップで光拡散しています。

3.改造

電球色高輝度LED:3mm 5000mcdの明るさなので、思い切って15mA流す事にしました。

麦球の端子電圧:約12.5V
電流制限抵抗:12.5V-3.0V/15mA=630Ω →手持ち620Ω 1/6W
LEDが15000mcdなら、5~10mAで十分な明るさですので、1.5K~2KΩでしょうね。

4.外した麦球

使う事は無いので捨てました。

5.終わりに
麦球2個使用なので、LED3mmも2個で簡単でした。

雨だが楽しい時間でした。

直径8mm高輝度LED1個で懐中電灯のLED化

2017-10-13 08:56:16 | 電子工作
2017年10月13日 外気温:21℃ 室温:25℃ 雨

昨日の暑さが一気に冷えて来ましたね。コンクリートの保温効果?で室温は夏日?で丁度良い。

昨日迄に懐中電灯のLED化が終わりましたので覚え書きで投稿させて頂きます。

1.なぜ、いまさらLED化なのか

世の中には直径が3mm、5mmの高輝度LEDがあり、複数個組み合わせてLED式懐中電灯は多々あります。
しかし、偶然、直径8mmで3V-30mA(0.09W)最大0.5WのLEDがヤフオクに出ていたので、実験したくなったのです。

2.直径8mmLEDとは

かなり太い感じです。


回路

3.家に有った電球式懐中電灯に1個のLEDに交換

改造した懐中電灯。左:LI-ION3.7V式、右:単2 2本式


点灯状態

4.電池の実装状態

単2 2本使用でそのまま


LI-ION 3.7V 1500mA/h+IN4007搭載

5.終わりに
気が付いた点:LEDを反射板のどの辺に顔を出させるかにより、照射先の明るさも変わるので、電球の有った位置を覚えておき、調整要です。

LED式懐中電灯だらけになってしまったが、実験の目的は達成出来ました。明るく消費電流も少なく実用です。

外は雨だが、心は

2017.10/14追記:三台改造しました。

左2台:単3x2、右1台:LI-ION3.7V


光り具合:豆電球の明るさに比べられません。約30mAの消費電流は良いですね。

Kenwood TM-221 2台目 修理・レストア

2017-10-10 12:09:27 | アマチュア無線機器関係
2017.10月10日 外気温:27℃ 室温:25℃

このところ、夏日が復活した様で、しまいかけた半そでシャツを出したり、大変でした。
この間、孫の運動会に出たりと忙しくて疲れました。

で、ヤフオクで部品取り目的で落札した、TM-221が動作は問題無く、パネル割れのみでしたので、
修理・レストアの記録です。

1、完成時の状態

透明パネルを交換した状態です。照明は電球色高輝度LEDです。

2.入手時の状態

見事にパネルが割れていて、部品取り予定でした。

3.割れたパネルの修理

とにかく割れた部分を取り除く。


無線機名の部分も取り去る必要が有った。


パネルの大きさを厚みのある型紙で調べています。


部品は100均「セリア」で見つけたスタンドです。


型紙に合わせて、スタンドの底部分を切り取り貼り付けた。(プラスチック接着剤)


黒テープで、見苦しい部分を張り合わせた。上部は「144MHz FM TM-21」のNAME-LANDで作成。

4.CMOS保持電池の外部ソケット化

チャ:+、赤:-ですです。PLL-UNITの上にCR2032とソケットで固定(電圧:0Vの為)
又、電池の有った部分はアルコールできれいにしておきました。(ここが原因で誤動作する時がある)

5.電球色高輝度LED化

例によって、LED挿入部分を3.2mmに広げて、白カバーを付けて光を拡散しています。
このLEDは5000~6000mcdなので、10mA流すとして470Ωにして有ります。
実際は麦球時、10Ωの抵抗が入っているが無視して問題無し。
この10Ωのチップを取って470Ωを付けても良いがパターンを痛めるのが嫌なので無視。

6.周波数・パワー調整

調整前:パワー:13W、周波数:+900Hzずれ


調整後:パワー12w、周波数:100HZ以内(+60Hz)

7.終わりに
部品取り目的の無線機が、見た目はいまいちだが、実用レベルにレストア出来てしまった。
ダイヤルつまみ等は全て、超音波清浄器で清掃しているのできれいになっています。

又、部品取り(パネル部分、制御部分)が入手出来れば、1号機も完全復帰するのだが。

良かったです。

Kenwood TM-221 144MHz 10W機の修理・レストア

2017-10-02 20:00:30 | アマチュア無線機器関係
2017年10月2日 外気温:23℃ 室温:26℃

昨日と今日で、TM221の修理とレストアが一部難ありだが完了しました。

1.完成時の状態

ScanのSW割れとMHzのSW接点不良を除き完成。

2.入手から修理・レストア

入手時の状態、汚いです。

サービスマニュアルを参考にして

・清掃:つまみ、パネル、ケースの汚れをきれいにした。
・バックアップ電池:0V→ソケット化
・麦球切れ:高輝度電球色LED化(5000mcd:少し暗い?)
・周波数合わせ:+800Hzずれ→100Hz以内
・パワー調整:HI:11W、LOW:1Wのまま、5Wにしたいが調整VR無し?
・受信周波数拡大:チップ抵抗を取れば出来るのだが、現在意味なしの為止めた。

2日で終わりました。

3.経過

バックアップ電池=0V

CR2032のソケット化


麦球は2個あり、8.1Vで駆動しているが切れていた。

動作確認

パネル面で確認


周波数合わせ:例は145.700MHz時の状態

4.難あり

SCANのボタン割れ、MHZのSWの接触悪い

5.終わりに
430MHz用のTM-421Sも持っていました。TM-221は10W機なのでリニア接続して50Wにすれば良い。
その前にTSS認証と総務省に無線機の申請を予定しています。

小型で非常に使い易いです。

2017.10/10追記

1.電球色高輝度LEDの電流制限抵抗変更

1KΩ → 470Ω 電流:約10mA 理由:やや暗い(5000mcdの為:15000mCdなら不要)

2.受信周波数拡大:デジタル化の現状では意味は無いが微弱ワイヤレスマイクの受信用とか?


3.MHzSWの接触不良:TONEのSWと交換

SCANのボタンが割れているが動作する。

4.その他
この無線機はRFメータは「S6」程度に合わせておくと、パワーは10Wだが変調によりMAX迄振れるのは良い機能です。