gooおっさんの気まぐれ日記 (人生は楽しく)

その時に感じた事や経験した事を気ままに書いてゆく事とします。

ご意見、感想歓迎です。

バチモン? 2N3904-2N3906でSEPP アンプの製作

2019-07-15 12:27:47 | 電子工作
2019.7月15日 海の日 外気温:24℃ 室温:25℃

今日の朝は小雨(霧雨?)が降っていましたが傘をさして歩いて来ました。

ヤフオクで498円送料無料で100個(NPN:50個、PNP:50個)の買い置きが有ったので、
以前作ったSEPP アンプの回路図を元に定数変更をして製作して見ました。

1.2N3904 2N3906について
・2SC1815、2SA1015の代替え品として手に入れた物。
・HFEは2N3904:347、2N3906:229と2SC1815のGRランクに近い
・刻印が妙であり、どこのメーカか不明の「ばちもん」かも知れない。
・高度な回路に使用するのは疑問が有るが低周波回路で動作を試して見た。


ICソケット追加して、NPN、PNPでE-C-B、E-B-Cをそのままさせる改造テスター

2.先に作ったSEPP回路で製作




・変更点:R8 100Ω→47Ω、VR2 100KΩ→20KΩ固定 →追記でVR:50KΩに変更しています。33.9KΩでバランスが取れた。
・R10,R11:0,5Ω→0.2Ω(手持ちの関係)
・C8   :330μF→470μF

3.動作確認
・3.7Vでアイドル電流:5mAに設定
・音は出るが、スピーカの能率も有るが、音のひずみが多い気がする。→回路バランスの問題と判明。
 SEPPのNPNーPNPの特性が合わないのかも知れない。→回路バランスの問題と判明。
・まあラジオのPAとして箱にSPを入れれば十分実用に感じる程度。
・追記にも記載しましたが、VR1:20KΩ固定ではなく、VR:50KΩに変えてSEPP中点電圧3.7V/2=1.85Vに設定しています。






4.最後に
・TR単独で使うには良いかも知れないが、特性が合っていない気がする。→調整の問題だった。
・コンプリTRと言えど、回路定数も有るが前回の素性の知れたTRの方が 良い音が出ます。
・フエチャイルド参考 PC:625mW、IC:200mAとは思えない。

試して見たかったのです。 

追記 改善されました。

・VR2 100KΩ→20KΩ固定 → 50K VRに変え、VR1:500Ωを外し、SEPP中点電圧:1.85Vに調整して
 VR1:500Ωを繋ぎ、アイドル電流:5mAに設定し直し、再生して見ると歪みが低くなりましたね。
 まあ、十分使えると再認識しました。HI。

2SC2235Y+2SA965Y SEPP アンプを製作しました

2019-06-22 17:10:20 | 電子工作
2019.6月22日 外気温:23℃ 室温:27℃

今日は朝起きると土砂降りだったが、8:30には雨が上がったので歩いて来ました。
細い歩道を傘をさし、片手ハンドルの自転車とぶつかりそうになり焦りました。
相変わらず「バカ者」がいます。カッパ位来て走れよ。だらしない人と思いました。

さて本題です。SEPPのアンプを主にラジオ用にLI-ION充電池3.7Vで動作する様に多くの方のHPを調べました。
覚え書きです。参考になれば幸いです。

1.完成図(基盤ベース)


2.参考にしたHPと回路図

・4石スーパーにSEPP低周波増幅回路を組み合わせる-音質改善
・https://fujichrome.exblog.jp/28340163/
・この方にはHP等掲載の「許諾」を取って有ります。
・最初の参考回路図


・電子うさぎ
・https://電子うさぎ.com/archives/4579
・この方のHPには回路図が多く有り参考になりましたが回路図は公開しません。

3.製作した回路図


回路図 図中のNFBはVR:100KΩ(実際は12KΩ)で出力から前段の2SC2235Yのベースに戻っています。


各部の電圧、まあまあバイアスはまともな様です。

4.用途
・主にラジオのトランスレスのPA用です。
・出力は100mW出れば十分です。
・LI-ION充電池(ポリマータイプの薄型)、単3 2本だと場所を食うし、充電出来ない。
・アイドリング電流は5mA程度とする。(AB級動作)

5.各部の画像

無信号時のSEPPのアイドリング電流設定


ここの赤い端子はSEPP段のアイドル電流設定用です。設定後はショート状態です。

ここの100Ω、390Ω表記部分は、12Ω~330Ω迄カットアンドトライしています。

ソースはMP3-PLAYERのLINEーOUTを接続しています。

6.終わりに
・100mWクラスに4石を使うならIC1個で済むしもったいないが、TRの動作を学習するには良いと思います。
・今回はカットアンドトライ部分も有りましたが、アイドリング電流を落とす方法が見つかり良かったです。
・音質、音量も十分過ぎな位良く動作します。まあ、周波数特性、歪率特性など環境が無いので出来ませんが、
 心地よく聞こえれば十分と思っています。
・消費電流は最大50mA程度(音割れ状態)で通常ハ20~30mA程度で音質も良く、十分な音量です。
・電圧を4.5V迄上げると無歪みパワーが増加しますが、アイドル電流も調整が必要です。
・電圧を9V迄上げると1W程度が得られますが、SEPP段のTR(PC:900mW)が熱くなります。

 雨だったが、1つの製作が出来て良かった。

LA1600AMスーパー+TA7368PAのラジオの製作

2019-05-02 17:51:01 | 電子工作
2019年5月2日 外気温:34℃(西日)、室温:25℃

平成から令和に元号が変わって2日目ですね。今日は小雨、曇り、晴天と変化の多い1日でした。

昨日迄に少しずつアナログICを使ったラジオが完成しました。
生産中止のICを使ったラジオの感度、音質、音量などに興味が有ったのです。

1.完成状態

前回の6石スーパ(実際は7石スーパ)と同じ100均のケースに収容しました。


550mlの容器です。


裏にLI-ION BATTを載せてダイオード1N4007で約0.5V~0.7V落としています。

2.部品集め

・部品集め:LA1600、ポリバリコン(PCV-20)、ダイヤル以外は手持ちに有ったので再利用しています。
・入手先 :LA1600はヤフオク、ダイヤルやその他は「共立エレショップ、マルツオンラインで購入」

3.回路図

ここまで確定するのに、色々な方の製作記事やデータシートを参照しました。

・参照先

ラジオの製作その4(2ICスーパーヘテロダイン
http://www.henteko.org/fswiki/wiki.cgi?page=henteko%2Eorg

データシート

LA1600


TA7368

4.製作

・プラス、マイナスに銅箔テープを張る
・ICはICソケットを分解して9ピン仕様にして交換可能としている
・OSC、IFT(黒:黄色が標準だが問題無し)、セラミックフイルタ(LF-B6:±6KHz)は差し替え、交換可能とした。
・バーアンテナ:手持ちのスーパ用でなるべく長い物を選んだ。
・回路図は実体配線図風としているので、見ずらいかも知れないが完成後のチェックに便利。
・ポリバリコン、(PCV-20)とダイアルは購入品だが、基盤に直付け出来ないので、ボデイエフェクト防止で銅テープを巻きGND。
・SPはシャープの小型TV廃棄時に取って置いたもので楕円形です。
・配線は簡単そのものでした。


配置




5.回路図を描く時に考慮した点
・LI-ION充電池(2000mA/A)が3.7V、充電時:約4.2V有るので、ダイオードで0.5~0.7V落としている。
・LA1600の電源は100Ωを介し、電解220μFで平滑しているので、約3V付近になる様にした。
・TA7368のSPへの電解は470μFが標準だが、手持ち330μFにしたが問題無し。
・TA7368の2番ピンはリップル減少効果を狙い100μFを追加している。(電池ならいらないかも知れない)
・TA7368の1番ピンに有る4.7μF-BPはVRの回転雑音をカットする為に入れる。(ガリガリ音が出る)

6.調整

・IFT(黒)を少し回して感度を上げる。
・ダイヤル目盛りに合わせて、低い方(NHK1,2)はOSCコイルで合わせる。
・高い方はポリバリコンのOSC側のトリマーで追い込む
・バーアンテナのコイルを上下させて、感度が一定になる様に調整。
・これらを繰り返して、AM帯のどこでも同じ感度にする。

7.最後に
・すこぶる感度が良く、音量、音質も文句無しです。
・夜になると、沢山の放送局(海外含む)が聞こえて来る。
・セラミックフイルタはLF-B6で-6dBで±6kHzなので混信もあるが、更に帯域を狭くすると同調がシビアでこれが限度か?
・AGC部分22μF端子からAGC電圧を取り、LEDを光らせるとかいう方法も有る。
・-455KHzのカウンタを載せて周波数表示する手も有るが現状のシンプルなのが良い。

懐かしいアナログICを使ったAMスーパーラジオが完成して良かったです。

6石 スーパーラジオ トランスレスを製作しました。

2019-04-16 22:14:11 | 電子工作
2019.4.16 外気温:14℃ 室温:22℃

今日の昼間は車で外出しましたが、暑かったですね。車内温度が40℃に近くなり、
エアコンを付けたが効かなかったです。

最近、ラジオを改造したり、製作する方がネットを見ると多く見られます。
で、私も「ラジオ少年」に戻り、多くの方の情報を元にして、6石スーパーを製作して見ました。

1.製作したラジオ


2.参考にした自作ラジオの情報
・電子うさぎ
https://電子うさぎ.com/archives/4579
・AMスーパーラジオキット "ヲジラ"
http://bbradio.sakura.ne.jp/ozilla/ozilla.html
その他、多数

3.設計指標
・電源は3Vとする。 単三2本で3.2Vあるが実装スペースがなく、LI-IONポリマー充電地+ダイオードとする。
・トランス類は使わない:TR用トランスは高価で入手も困難
・高周波部は、OSC+MIX+IF2段とする。
・PA部は2SC1815-Y 2SA1015-YのSEPPでドライバーは2SC1815-Yとする。(後でゲインやや不足と分かりプリアンプ付加)
・パワーは30mW程度で良いと考えた。
・IFTは黄色ー白ー黒が標準だが、白ー白ー黒で構成する。(黄色と白はほぼ互換性有り)
・後で改造、調査に便利な様にTR、IFT類、AGC抵抗、検波ダイオードは丸ピンヘッダーを使用する。

4.回路図

寄せ集めの回路図ですが、OSCコイルやIFTの書き方が各人異なるので、実体配線図に近くする為
OSCコイルやIFTを上面から見た回路図として見ました。

おかしいよって思われる方はアドバイスを頂けると幸いです。(良く調べた上で書いていますが)

2019.4/20追記
電源の電圧が下がると音量がやや下がるので、「ガンガン」に鳴る様に1石の補助アンプを付けました。
これで「ガンガン」になりますので納得です。最初から組む時はPA部:4石で組むと良いです。

回路図 47Ωは入力インピーダンスを約5KΩに合わせる為です。バイアスは3VでIC:2mAで計算しています。

メイン基板にホットメルトで固定しています。

5.製作
・ユニバーサル基盤(サンハヤトのICB-98Gを3枚に分割した1つに実装
・プラスーマイナスは銅テープを貼って有ります。
・MIX:2SC545C(2SC1815-Yでも可だがより感度が上がる)、ftが500MHz程度なら何でも良さそうです。
・IF:2SC1815-Y x2 十分と思います。
・検波:ショットキーバリアダイオード:手持ちISS99で感度が上がる、IN60も可、SWダイオードでも試して見たい。
・PA :ドライブ:2SC1815-Y、SEPP:2SC1815-Y、2SA1015-Y

基盤表:実体配線図により信号の流れに沿っている


ソケットの上に部品が刺さっている様子

基盤の裏:ユニバーサル使用だとかなりひどいが十分に実用になっている。

6.調整
・ラジオを受信して、IFT 3個を感度が上がる様に調整する。
・トラッキング調整はダイアル目盛りに合わせ、低い周波数は赤-OSCコイルで合わせる。
・高い周波数はOSC側のVCのトリマーで合わせ、同調側のトリマーで感度を上げる
・繰り返し満足のゆく様にする。

7.受信状況
・昼間では、NHK1,2 AFN、TBS、文化、日本放送、ラジオ日本(少し弱い)の7局が聞こえる。(窓際)
・AGC抵抗10KΩを20KΩの半固定抵抗に換えて調整すると極めて高感度で「ラジオ日本」も良く聞こえます。
・夜間では、すきまが無いほどたくさんの海外局も聞こえて来る。
・バーアンテナが95mm程度有るので感度が良いと思います。

8.音質、音量
・音量:音が割れる程ガンガンにはならないが、SPの径と箱の共振で十分な音量です。
・音質:キンキンせず、柔らかい音で長く聞いていても疲れません。

9.最後に
・久振りに「ラジオ少年」に戻って楽しい製作、調整、実用品が出来上がりました。
・デジタルには無いアナログ感覚のラジオは自作品となれば手放せません。
・AGCの動作は最近のデジタル機器の部屋では、IF-1段目のベースがマイナスになり、
 ゲインが無いのかと思いますし、ここの電解はバイ―ポーラの電解が良いと思い途中で交換しています。
・黒IFT(検波段用)をIF-1段目と交換しても動作しました。
・VCの同調側とOSC側を逆にすると、強い局が1局受かるだけでラジオとしてはNGです。
・石を色々交換してテストが出来るし今後の楽しみが増えます。
・消費電流はRF側で3mA、PA部で7mA~20mA程度です。LI-ION 2000mA/Hですので長時間聞かれるし、充電も可能です。


 面白かったし、実用になります。

チップ部品多用 超再生式 FM受信機の製作

2019-03-18 14:03:38 | 電子工作
2019.3月18日 外気温:17℃ 室温:18℃

3日前から製作していたチップ部品メインの超再生式FM受信機が完成しました。
まあ、スーパ式のFMラジオの感度、安定度には比べ物になりませんが、
昔に基盤のみで作った記憶が有り、ちゃんとケースに入れて製作して見ました。

1.完成図

ケースは100均のプラケースを利用しています。

2.参考にしたもの

不思議な回路】超再生検波方式FMラジオの製作
http://www.fbnews.jp/201703/myproject/index.html

1石超再生FMラジオ
http://bbradio.sakura.ne.jp/trfm11/trfm11.html

第9章 再生、超再生ラジオ pdfあり
http://www.rf-world.jp/bn/RFW07/index.shtml

3.今回製作の特記事項

・チップ部品の多用:2SC3356-R23、MC34119:TSSOP-8、チップコンデンサ、抵抗
 但し、チップ部品に無いものはリード部品を使用しました。コイルも10Kボビンです。

4.参考にした回路
・先のHPで全てチップ部品使用の回路を参考に作りましたが、再生条件が安定せず
 再生調整のVRを付けました。

・最初の回路::不思議な回路】超再生検波方式FMラジオの製作から引用


・変更後の回路
配置を考慮した回路図。+、GNDは銅テープで引いています。

・MC34119の増幅度:Differential Gian = 2 xRf/Ri=2*(330K/3.3K)=200倍:46dBです。

・コイルは10Kボビンを使用して、コアの有無で周波数範囲を変えられる設計です。

0.7mmのホルマル線を4回巻きにしています。

・実際の配置図

穴あき基盤の裏側にチップ部品で作るのは非常に目が疲れますね。

5.動作状態
ケースに実装前の動作試験

この状態でSG(デイップメータ変調有り)で周波数範囲を調べました。


コアを深く入れた状態。

コア無しの状態:インダクタンス約0.15μH

6.感想

・やはり安定度は良くない。RF増幅を回路のバッファ目的で付ける必要が有ります。
・感度はRF増幅無しでも地元の強力な局は良く聞こえる。
・調整が好きな方には実に面白いものですし、こんな物でも良く聞こえます。
・消費電流は10mA~20mA(音量上げた時)

7.部品データ

バリキャップ:原典:1SV223 → 1SV230 ほぼ同等と思えます。


MC34119ですが、SOPではなくTSSOPなので、DIP変換基盤を使用しています。



2SC3356はR23:Hfe50~100、原典:R24/R25なのでどうかと思ったが使えました。

8.終わりに
・超再生式受信機は単一周波数受信で作ると、昔はおもちゃのラジコン受信機や、
 50MHzの受信機を製作して見る方もいて一度は作られる方が多かった様です。
 高性能を求めるならば、スーパヘテロダイン式になってしまいますが、
 中々興味深い回路だと思います。 

・高周波増幅:FET1段付加してバッファと少しのゲインが取れれば動作は安定すると思います。

・金属ケースが良いのですが、少し気を入れた程度の製作実験ですのでこれで良いと思います。


久し振りに楽しい製作でした。

2018.3月22日 追記

・現状 FM受信範囲:70~90MHz →75MHz~95MHzに変更しました。
・これにより、AMのFM局も受信出来ます。
・調整はコイルの巻幅を密から1mm幅に開けて、簡易SGで受信範囲を確認しました。


巻幅をスペースを開けて調整。


・下限:約75MHZ

・上限:約95MHz

コアを入れると約10MHzダウンしますが、50MHzはあきらめました。

まず、まずです。次はRF1段アンプを増設予定ですが、現状でも感度は良いです。

スマホ用 充電器の再製作

2019-02-14 16:19:56 | 電子工作
2019.2月14日 外気温:12℃ 室温:20℃

今日の朝は北風が冷たかったですが、いつものWALKINGに行って来ました。
午後は太陽も出て落ち着いた天気でした。

昨日迄にUSBタイプの充電器を又、作っていましたが、12V→5Vのレギュレータで
作りましたが放熱の問題で電圧が下がって来て使用に耐えないので、5V-2.6Aの
SW電源をUSB-2段のコネクタに変更せざるを得ませんでした。

1.最終完成図

熱も出ず安心です。ケースは「タカチ:SS-90 W50xH26xD90」です。大きすぎですね。

2.最初の可変電圧レギュレータによるもの。

回路:前回同様、10KΩチップで処理しています。


両面ガラエポ基盤使用で作ったが、電解、抵抗器など加熱され心配でした。

USB端子:2つ

3.5VのSW電源を直結に改造:SW電源には実装出来なかった。



充電は全く問題無し。

4.最後に

12V-5AのSW電源を活用しようと、12V→5V:5Aにしようと計画したのだが、12V-5V=7Vの電圧降下分x1Aで7Wも
発熱が有り、スマホ2台ではだめと動作確認時に判明しました。
発熱でチップ抵抗の抵抗値が増えて電圧が下がり、レギュレータ自身の保護回路も働きました。
放熱板を大きくして、7805(可変電圧)+電流ブーストTRで作れば可能と思うので、又作って見たいです。
その時はUSB端子は計4つにしたいと思います。

尚、USB端子は古いUSB-HUBから外した物を再利用しています。

まあ、何とか出来ました。

単1 2本の3-LEDライトをLI-ION化

2018-10-25 17:32:47 | 電子工作
2018.10月25日 外気温:20℃ 室温:23℃

朝、夜と寒いですが、今日の昼間は秋の青空で大変に気分の良い日となりました。

今日は、単1電池2本で3Vを昇圧して3.5V?付近にして使う3-LEDライトのLI-ION化して見ました。

充電端子も設けて充電池の寿命迄使える改造をして見ました。

1.完成品


十分に明るく良好です。

2.改造


こんな単1 2本使用の3-LEDライトです。

・回路

単純です。3.7Vを直に繋ぐと電流が流れ過ぎなので、ダイオード(SW電源用のショットキーダイオードです。
整流用ダイオードだと、0.5V~1Vの電圧降下が有るので、電圧降下が約0.4V程度が最適です。

・改造

昇圧用部品とインダクターを取ってしまいます。


D8LC20Uと言うダイオードの片側のみ使っています。


ノートパソコンから外した良品でパラ接続されています。


マイナス側はSWになっているので、この部分にLI-IONのマイナス側を半田付けします。


実装前のテストです。


LI-IONの実装


これで2台目ですが、約30分程度で終わりました。1台目は1時間もかかりましたが慣れると早いです。

懐中電灯は部屋の方々に置いてあり、いずれ来る東京直下の地震による停電などに対応する為です。

改造は簡単ですが、LI-ION充電池は扱いを間違えると大変に危険です。

完成迄にショート防止の為プラス/マイナス側は外しておくことです。

また、LED式懐中電灯が増えてしまった。

5V 2AのAC アダプタをUSB充電器に改造

2018-06-11 09:12:19 | 電子工作
2018.6月11日 外気温:22℃ 室温:26℃

梅雨に入りましたね。雨が降っていて気温も下がり寒い位です。

今日は、6月8日に改造したUSB端子式の5V 2AのAC アダプタを掲載します。

1.完成品

小型なのでUSB端子が飛び出しています(笑い)

規格です。

2.回路

6年前にSONYのWALKMAN用に製作したものを参考にしています。

3.改造

SW電源の内部


15KΩをチップ10KΩで接続して動作確認中

4.結果

・SONYのWALKMANも充電可

・AUの携帯も充電可


・GOOGLE Nexus7 2012も充電可




5.終わりに

これ以外の機器では動作確認出来ていませんのでご注意下さい。自己責任です。
まあ、この程度のAC アダプタは秋葉原でも¥200円で入手出来るのであえて改造するメリットはあまり無いですね。

IPHONなどはD+、D-の扱いが違う(PULL UPなど)ですので注意です。

USBの端子部品は古いUSB-HUBを分解して取って使用しています。

再現出来て良かった。

AP1084-33を使った4.5Vー1.5A ACアダプタの改造

2018-04-22 13:46:55 | 電子工作
2018年4月22日 外気温:30℃ 室温:26℃ 13:50頃

今日は、午前中は無線のクラブミーテイングに出て帰宅しましたが、暑いですね。

室内:夏日 室外;真夏日です。これが夜間になるとぐっと冷えて体調管理が大変です。


今日は、昨日に部屋の整理で出て来たトランス式のACアダプタを改造して可変電圧レギュレータで安定化して見ました。

1.改造したもの


メーカ:CASIO
型式 :ADⅢ-6515
入力 :AC100V 50/60Hz
出力 :6.5v 1.5A 1.5Aで6.5V付近に落ち着く

2.改造

AP10834-33と言う半導体は、このままでは3.3V 5Aのレギュレータですが電圧可変出来ますので3.3V以上の時に重宝します。
LM317やLM350Tも持っていますが多量に所有しているのでこういうケースではAP1084の出番です。


回路図です。両面基盤は放熱器も兼ねて彫刻刀で簡単にパターンを削り出せます。


実装状態です。


AC アダプタに実装中


電圧調整中。5Vにすることも出来ますが、ACアダプタのDCが7.8Vなので限度が有ります。


こんなものでしょう。電源コードの電圧降下があるので、4.6Vにしても良いですね。

3.終わりに

PANASONICのMP3-PLAYERに接続して問題無く動作しています。
欠点は重い事と場所を取る事です。  

ダ〇ソーのLED懐中電灯BIGをLI-ION化した

2017-12-04 16:40:22 | 電子工作
2017年12月4日 外気温:13℃ 室温:19℃

今日は市役所に用事があり、山の神と出かけた、ついでに軽く外食を済ませ、
100均のキャノンのカラーインクを購入したが、つい単3 3本の太目のLED式
懐中電灯をLI-ION化出来そうと思い入手して来ました。

1.購入したもの


この様なものです。単3電池3本は多すぎだし、アルカリ1.5Vx3=4.5Vで点灯させるのだが、
LI-ION PANASONIC CGR18650のの昔のノート用ですが充電出来るし良さそうと思い改造しました。

2.改造

電池ケースを開くとビス3本で固定されていた。


開封。すきまだらけ


LI-ION電池はこのままでは実装出来ない。


電池の接点金具を全て取り、穴を開けた(もう少しきれいに開けるべき)


配線用の穴を開ける


LI-IONが実装出来た。線は充電用の端子です。


LI-IONの固定


問題無く点灯する。

3.終わりに
連続使用ではアルカリ単3x3では20~24時間となっているが、LI-IONではもっと長く
使えるし、未使用時の液漏れも無く、十分に実用ですね。