gooおっさんの気まぐれ日記 (人生は楽しく)

その時に感じた事や経験した事を気ままに書いてゆく事とします。

ご意見、感想歓迎です。

SW ACアダプター5V 2.6Aの動作がおかしい

2019-07-26 22:02:32 | SW電源関係
2019.7月26日 外気温:28℃ 室温:27℃(エアコン) 夜

今日も朝7:30から歩いて来ました、帰宅時は汗びっしょりでした。
シャワーを浴び、濡れた着ているものは即洗濯しました。

今日は何をするかと考えていたら、スマホ充電に使っている5VのACアダプター本体が異常に熱くて、
充電もおかしいと思い、他の5VのACアダプターでは熱くならず充電も出来たので、おかしい側を
から割して内部の電解コンデンサを外し調べて見ました。

1.修理完了後のAC アダプタ

実はUSB-HUB用ですが変換BOX経由でUSB-ジャックに接続して使っているものです。


ELECOM製品です。

2.調査
・出力側電解コンデンサ調査:470μF 16Vは異常無し、1000μF 16Vは液漏れ無いが容量抜けの様だ。

1000μFのはずがこんな具合。


正常品は正しい値を示す。

3.交換
・470μF 16V 105℃も念の為交換
・1000μF 16V 105℃の交換

4.結果
・発熱もわずかだし、充電も出来る様になった。
・AMラジオへの受信妨害も静かになった。

5.終わりに
液漏れも無く、外観では異常が見られない電解コンデンサも簡易測定器が有ると故障が分かります。

良かった。

Kenwood TS-870S 100W機が50Wしか出ない

2019-07-24 21:27:00 | アマチュア無線機器関係
2019.7月24日 外気温:26℃ 室温:27℃

今日は朝7:40にはWALKINGに出かけ、9:00前には帰宅しました。
蒸し暑く大汗を搔きましたがシャワーを浴びて涼んでいました。

今日はやっとどのバンド、モードでも50Wしか出なくなった「TS-870S」の修理報告です。
尚、サービスマニュアルでの調整事項はLOTにより異なるのと自己責任です。調子が悪くなっても責任は負えません。

1.完成状態

電源トランスを搭載していませんが結構重い無線機です。1996.11新品購入ですから23年目と言う所です。

2.トラブル内容
・1.9~28MHz迄どう操作してもパネルの表示が50W程度、パワー計も同じ

7MHz FMでDUMMYでのパネル表示、パワー計も50W

3.調査.改善
・オールリセットを試見るが変わらない。
・開封して50W-100W切替SWの確認:100Wの位置、接触改善も変わらず。
・メモリーバックアップ電池交換:3.0v有ったが新品3.3Vに交換も変化無し。
・ANT切替SWの清掃:変わらず
・同軸ケーブル交換:変わらず
・電源電圧確認:13.2V有る多少低いが原因とは思えない。
・電源ケーブルの端子(電源側)のゆるみ無し。
・これはFINAL:2SC2879が劣化か、LPF群のリレー、ANT切替リレーか相当に悩みました。
・しかし、どのバンドでも50W程度出ているし、リレーは大丈夫と考えたし、2SC2879も多少の劣化が有っても無理していない
 のでまだ生きていると望みをかけた。

4.禁断のServise Adjustment Modeによる調整
初めにお断りしておきますが、ここは本来メーカ側が行うものですので、修理受付拒否や本当に壊れても責任は取れません。
NETに有る情報では、LOT違いによる差や間違ったものも有ります。





①周波数は、私の場合14.0MHzにして電源オフ
②サービスモードに入る:「N.R」+「LSB/USB」→電源オン、MENU:「M.CH/VFO.CH」つまみで A7:POWERにする。
③パワー計を見ながら、「RIT/XIT」つまみで100Wに合わせる。


④EEPROM書き込み準備:MENU選択:6A(サービスマニュアルではBAになっている)


⑤EEPROM書き込み:「UP」ボタンを押してGOODが出れば成功
⑥Service Menuからの通常の表示に戻す:「CLR」ボタンを押す:ダイヤルの左側です。「CLEAR」ボタンに有らず。

これで、1.9~21MHz迄、FM、CW共100W表示とパワー計も100W表示になった。


しかし、28、29MHzは80W程度しか出ない。で、MENUのTx GAINをいじって見た。(ほぼ100Wだから良いのですが)


・TX状態にしてやると、16進数が変化しパワー計90Wで止まった。やはり石が劣化かな。まあ、23年物だから我慢か。

この状態で止めました。暇が出来れば、工場出荷状態に戻して再調整する予定です。
JVC-KENWODでの修理依頼は3~6万円だし、あくまでも自己責任での調整です。自信の無い方はメーカ修理を望みます。

5.専用電源の改善


メーカ不明 30A電源です。


・2N3055x4(古:笑)の固定ネジの増す締め


・出力端子の1000μF 35V液漏れ無いが入手出来れば交換予定。
・電源ケーブルの圧着端子をカシメ直し。(何しろ、最大20,5Aながれるんです)

6.終わりに
23年近く大事に使って来た無線機です。デジタル系の基盤トラブルで故障するまで使う予定です。
調査も含めて7日かかりました。


TR-9000G USBの受信Sメータがゼロ点にならず

2019-07-15 16:36:12 | アマチュア無線機器関係
2019.7月15日 外気温:24℃ 室温:25℃

前から気になっていたTR-9000GのUSB受信時のSメータの振れが変だったので思い切って部品交換しました。

1.症状
・USBモードで電源オン時、Sが5程振っており、時間が経つと0点に戻る。

2.対策
・部品交換で直った

3.交換部品


(不良部品)
・電解コンデンサ:ELNA 1μF 50V:見かけは大丈夫に見えたが底部分に液漏れが見られた。アルコールで清掃。
・3.3KΩ 半固定VR:左いっぱいに合わせて0点にするが、電源オン時Sが5程振る。


(交換部品)
・電解コンデンサ:ニッケミ 1μF 50V
・コスモス電機 1回転サーメットトリマ 3KΩ

4.結果

・良好です。トリマーも左いっぱいでなく余裕が有ります。
・実際の受信でも調子が良くなりました。


これで、不安点が1つ解消しました。

バチモン? 2N3904-2N3906でSEPP アンプの製作

2019-07-15 12:27:47 | 電子工作
2019.7月15日 海の日 外気温:24℃ 室温:25℃

今日の朝は小雨(霧雨?)が降っていましたが傘をさして歩いて来ました。

ヤフオクで498円送料無料で100個(NPN:50個、PNP:50個)の買い置きが有ったので、
以前作ったSEPP アンプの回路図を元に定数変更をして製作して見ました。

1.2N3904 2N3906について
・2SC1815、2SA1015の代替え品として手に入れた物。
・HFEは2N3904:347、2N3906:229と2SC1815のGRランクに近い
・刻印が妙であり、どこのメーカか不明の「ばちもん」かも知れない。
・高度な回路に使用するのは疑問が有るが低周波回路で動作を試して見た。


ICソケット追加して、NPN、PNPでE-C-B、E-B-Cをそのままさせる改造テスター

2.先に作ったSEPP回路で製作




・変更点:R8 100Ω→47Ω、VR2 100KΩ→20KΩ固定 →追記でVR:50KΩに変更しています。33.9KΩでバランスが取れた。
・R10,R11:0,5Ω→0.2Ω(手持ちの関係)
・C8   :330μF→470μF

3.動作確認
・3.7Vでアイドル電流:5mAに設定
・音は出るが、スピーカの能率も有るが、音のひずみが多い気がする。→回路バランスの問題と判明。
 SEPPのNPNーPNPの特性が合わないのかも知れない。→回路バランスの問題と判明。
・まあラジオのPAとして箱にSPを入れれば十分実用に感じる程度。
・追記にも記載しましたが、VR1:20KΩ固定ではなく、VR:50KΩに変えてSEPP中点電圧3.7V/2=1.85Vに設定しています。






4.最後に
・TR単独で使うには良いかも知れないが、特性が合っていない気がする。→調整の問題だった。
・コンプリTRと言えど、回路定数も有るが前回の素性の知れたTRの方が 良い音が出ます。
・フエチャイルド参考 PC:625mW、IC:200mAとは思えない。

試して見たかったのです。 

追記 改善されました。

・VR2 100KΩ→20KΩ固定 → 50K VRに変え、VR1:500Ωを外し、SEPP中点電圧:1.85Vに調整して
 VR1:500Ωを繋ぎ、アイドル電流:5mAに設定し直し、再生して見ると歪みが低くなりましたね。
 まあ、十分使えると再認識しました。HI。

TONO MR-1300EがTX→RXでもTXモードになる修理

2019-07-14 15:51:09 | アマチュア無線機器関係
2019.7月14日 外気温:24℃ 室温:25℃ 雨

雨が結構降っていたのと体調がいまいちなので自宅静養としました。

ただ、昨日2mで運用している50Wのリニアアンプが動作がおかしいのに気が付いたので、思い切って調査と修理をしました。

1.完成後の状態

TX→RXにした時に、TXのLEDが付いていたのが消えてRXモードになりました。

2.調査
・開封してリレー動作に関係する部分に注目して調べました。
・不具合事項を回路図に記載致します。

・キャリアを整流後の抵抗器:断線
・C-E間の電解3.3μF:とりあえず交換
・リレー駆動の2SA509を外す:HFE14と来た。これが原因と思われる。
・もう一つの2SA509を外すと:HFE138で正常だった。

抵抗状態


TR状態




3.修理
・抵抗2本共交換
・TR2本 2SA965(2SA509よりPCもICも大きい)に交換
・基盤裏側のパターンは込み入っていて半田取りが大変でした。




4.基盤完成

これで、TX→RXにしてもTX LEDが点灯しなくなったので、実際の電源、TR-9000G、DUMMYで動作確認ご正常になった。

5.終わりに
1980年頃の製品で、39年以上経過していますので、特に負荷のかかるTRは劣化するものだと認識させられました。

もう一台のリニアはMRF245を飛ばしてしまったのでTRが手に入れば修理予定です。

 まあ直って良かった。

格安 クオーツ腕時計 2種の電池交換で動いた

2019-07-09 13:09:48 | 修理一般(ラジオ、デジカメ等)
2019.7月、9日 外気温:22℃ 室温:24℃

今日も肌寒いですが歩いて来まして暑い位でした。

今日はヤフオクで購入した格安腕時計2種が届き、電池交換で動き出しましたのでラッキーです。

1.時計2種


ヤフオク:190円 


ヤフオク:90円 但し、小型でしたが、カレンダー付(曜日、日付)

2.電池交換


3点式の専用工具で開いた。SR626SWが入っており、電圧:0Vでした交換しました。

小型のも同様に開封して同じSR626SWでしたので交換しています。

3.時刻合わせ

電波時計に合わせて、秒単位であわせ、日、曜日もあわせました。

 稀に不動品もあるが今回はラッキーでした。

REVEX S20のANT切替器の修理

2019-07-08 14:35:05 | アマチュア無線機器関係
2019.7月8日 外気温:25℃ 室温:25℃

昨日アマ無線運用中にRSが段々弱くなり、42に落ちたと言われ焦りましたが原因が分かったので、投稿致します。

1.修理完了後

REVEXS20と言うANT切替器で高級品です。

2.調査
・初めSWRメータをリニアとANT間に入れて見る:パワーが8W(正規;50W)スルーで3W これではだめ。
・無線機、リニアの故障か?:9000G単体出力10W有り正常、リニア経由では50W出ている。
・ANT切替器がロスしていると判断した。

3.修理
・裏蓋開ける


・導通を見るが1Ω以下だから何だろうと板ばねの状態を見る

本来ピカピカのはずの板ばね部分が錆びている様に見える。

・磨く

この様な目の細かい鉄くずで汚れを取りピカピカにする

・綿棒にアルコールで清掃し、鉄くずはきれいに取る。

これで更に板ばね部分と接点をきれいにした。

4.結果
・ANT切替器経由でDUMMYを繋いだSWRーPOWER計では50W確認出来た。
・ANTを繋ぎSWRを見ると1.2程度で問題無かった。

5.終わりに
・交信実験で問題が無ければ最終的に直ったと言えそうです。
・こういうANT切替器も定期的に内部の状態を見ないといけないなと思います。
・以前のも板ばねが外れ全く電波で出ず直した事が有りますが、あと2台有るので様子を見る必要が有りそう。

 曇りだが、抵抗値が1Ω以下でも板ばねが錆びていると運用中にロスが大きくなる様です。


懐かしい シチズン 自動巻き 腕時計の進み調整

2019-07-08 14:15:30 | 修理一般(ラジオ、デジカメ等)
2019.7月8日 外気温:25℃ 室温:25℃

今日は曇り空で歩いて来ました。涼しいですね。

さて、3日前に20代頃に使っていた自動巻きのアナログの腕時計が出て来て、進みが酷いので調整して見ました。
思えば若い頃に時計屋に持って行って調べて貰うと進みが酷いし修理不能と言われしまって置いた物です。
当時、クオーツなど無い時代でしたから(高額品では有ったかも)残念に思いました。


1.完成品

傷みが酷いので手に付ける事は無いですが快調に動いています。

2.調整

・裏蓋を3点支持の専用工具で開けて見る。
・遅れ/進みの表示(+側:進める、-側:遅らせる)を見る
・拡大鏡を通してー側に細いドライバーでつつく
・裏蓋を仮止めし、電波時計で時刻、日、曜日を合わせる。
・2~3日様子を見て遅れ/進みの状況を見る
・遅れ/進みの状態を見て繰り返す。

まあ、こんな具合でほぼ実用品(と言ってもお飾り程度)になりました。

23石の宝石を使ったシチズンの腕時計ってすごいと思いました。


 梅雨だからいつ雨が降っても仕方が無いが、涼しいのは良い。