gooおっさんの気まぐれ日記 (人生は楽しく)

その時に感じた事や経験した事を気ままに書いてゆく事とします。

ご意見、感想歓迎です。

3D無線クラブのマイクアンプを使用したスタンドマイク

2014-05-21 10:50:53 | アマチュア無線機器関係
2014年5月21日 雨 室温:25℃ 外気温17℃ 肌寒い

今日は、友人の作られた芸術的なスタンドマイクの紹介と私が以前に
作ったスタンドマイクを再度紹介致します。

回路は「3D無線クラブ」が公開しているマイクアンプです。


友人の作られたスタンドマイクです。こういうのも有りですね。
ALINCO用です。


拡大です。


内部の基盤実装状態です。電源は無線機側から取っています。



私のスタンドマイクです。KENWOOD仕様です。


内部状態です。


回路図は、以前にアップした記事を参考にしてください。


今日は雨ですね。

ICOM 144MHz帯 FM機 IC-255 10W機の修理・調整

2014-05-14 23:08:12 | アマチュア無線機器関係
2014年5月13日 この日は夜でも室温25℃を超えて暑い。

IC-260と勘違いして中古で格安で入手した物で出来る所迄、修理と調整を
行いました。

2014.5.15追記;パネル、つまみ類は外して洗剤を少し入れた、超音波清浄機
で洗っていますので、き、れ、いになっています。


完成後の状態です、RX、TXとも赤LEDでRXを緑LEDにしたかったがパネルが
赤い色なので、変わらずやめました。


パワーHIで10W、TX周波数は+1KHzずれを100Hz以内とした。

1.修理事項

・S/RFメータのムギ球切れで暗いので、前面パネルを外して、
 1KΩ+3Φ高輝度電球色LED+拡散キャップに交換しました。

2.調整事項

・パワー調整:145MHzでR62:HI:10W、R61:LO:1Wに合わせました。
・送信周波数:X-TAL X1のトリマーで145.0000と100Hz以内
・受信周波数:X-TAL x2のトリマーでセンター合わせは未定
・RFメータ:R78で10WでFSになる様に調整
・S メータ:R25で10W局相手で同じSリポートになる様に調整した。
・      R29は強力な局の電波を受けFS以内で止まる様にした。
・IF 感度 :FM復調IC(M3357)の近くにあるIFTを微調整





3.使用感

・実際に運用テストをして見たが、無変調時にぷつぷつ音が入る?感じが
 する以外は問題無いようです。交信実験ではぷつぷつ音は有りませんでした。

FM機で144MHz帯でRITが付いているって笑ってしまいます。

初段のRFアンプは,SONYの2SK125のゲート接地なので,ゲイン10dB位しか無いので、
高感度とは言えないが混変調には良好でアンテナでゲインを稼げば実用です。

しばらく様子を見て見ます。

Hansen SWメータ SW-3の修理

2014-05-12 13:46:09 | アマチュア無線機器関係
2014年5月12日 室温26℃ 外気温 28℃

暑く感じないのは、風が強く吹いているせいかも知れません。

昨日、修理依頼を受けた物で、メータが触れないので見てくれと言われたものです。
古過ぎるものですが、直しました。



1.調査

中を開いて下記調査

・ダイオードの検査:2本ともVF:約0.2Vあり問題なし
・SWの接触不良の有無:問題なし
・半田付け見直し;問題無し
・抵抗器の不良の有無:問題無し
・メータ切れ調査:デジボルの抵抗計レンジで振れるので問題無し
・VRの抵抗変化の調査:10KΩ-Bだが、抵抗値が異常

2.原因と対策

VRを交換すれば直るのだが、お金をかけたくないので接点復活剤の
塗布と、繰り返し回転させ、酸化(さび?)を取ってやるとスムース
に抵抗値が変化する様になったので、大丈夫でしょう。


3.動作確認


入力に無線機144MHz-10Wを繋ぎ、ANT側にダミーロードを繋ぎ、
SWをFWD側にしてVRを調整してFS(フルスケール)に出来ます。


SWをREF側にすると,SWRが読み取れます。

ハイパワー機だと、ダイオードが切れる事が有るが,VRの内部の酸化で
こういうトラブルも有るんですね。

良かったですね。

TOKYO HYPOWER HL-726Dのプリアンプ修理

2014-05-11 18:05:28 | アマチュア無線機器関係
2014年5月11日 室温24℃ 外気温 西日で30℃を超えている。

この所、朝夕と昼間で温度差が激しくて、おじさんにはキツイです。
体調も崩しやすいので、ご覧の皆様、気を付けて下さいね。

今日は、HL-726Dと言う144/433マルチバンド50Wリニアの433側のプリアンプ
が減衰器になってしまい原因を調べて解決しました。


修理完了後の動作状態。

1.原因の調査

・入出力側の保護ダイオードのショートが無いか:VF:0.5V有り問題なし。
・リレーの異常の有無:スルー状態でパワーが出るので問題無し。
・144MHzのMGF1302と433MHz側のMGF1302のダイオードレンジでの測定:異常あり。

D→S間:144:0.5V、433:0.025
S→D間:144:∞ 、433:0.020

D→G間:144:0.5V、433:0.025
G→D間:144:∞ ;433:0.030  

MGF1302の破損と判断したが、MGF1302は入手困難な部品です。

ダブルゲートのFETなら有るが、こいつはシングルゲートなので単純交換
出来るものは無いか考えた末、ダメもとで特性の似ている2SK571を思い出した。

2.修理

早速交換するが、GとDを見誤り、破損させてしまい、又、考えていると、
1200MHzのプリアンプに使っていたのを思い出して外し交換して見ました。


433MHz帯側のプリアンプ側


433MHz帯側のプリアンプ側 拡大

Aマークがそのまま見える位置で、左からD-S-Gです。
間違えると、アット言う間も無く破損します。D-S間の電圧は2.6V位です。

3.受信状態

入出力のトリマーを調整後、極めて良好です。
プリオンにすると、ノイズの中から信号が浮かび上がります。

4.何故,MGF1302が破損したかの追及

直接原因は分かっても本当の原因を探っておかないと再発の心配が有るので、
ドライブ電力と出力を調べたら、144/433両方12Wになっていたので、HI:10W/10Wに
LOW:5W/5Wに調整し直した。

10W→144:55W、433:50W、
5W→144:40W、433:35W

どうもオーバドライブ気味で、出力が60W近く出ていて回りこみで壊した様に
思います。再現テストなどするはずも無く真の原因は不明です。

5.参考

2SK571のデータをつけておきます。又、今後の為にFHX35LPを見つけたので、
今後、動作を確認して見ます。





2SK571のデータです。


とりあえず、直って良かった。