gooおっさんの気まぐれ日記 (人生は楽しく)

その時に感じた事や経験した事を気ままに書いてゆく事とします。

ご意見、感想歓迎です。

YAESU SP-MIC MH-34をUV3RーMⅡ用に改造

2016-10-19 21:48:53 | アマチュア無線機器関係
2016.10月19日 外気温:22℃ 室温:25℃

今日も昼間は暑かったですね。室温も夜になっても25℃を維持しており暑い気がします。

今日の午後は暇が出来たので、YAESUのSP-MIC「MH-34」をMICアンプ内蔵で
UV3R-MⅡ用に改造してしまいました。

1.完成図

プラグのコードが細いので改善要


プラグのコードを熱伸縮チューブで保護しました。

2.YAESU MH-34の回路

多分こんな感じなんでしょうが、内部基盤のパターンカットや配線変更して見ました。

3.変更内容

左はスマホ用の100均品ですが、以前のと配線の色が異なる様です。

4.基盤上の改造

変更概要


TRは2SC1815-Yは場所を取るので、2SC2458-Yに変更しています。

部品は手持ちチップを多用しましたが、小さいパーツならチップでなくても良いでしょう。

5.動作

UV3R用にはマイク感度も良く音質もまずまずで実用になります。

VX-7用のSP-MICは「MH-57」ですがプラグが異なるだけで外観は同じですね。

YAESUのSP-MICを活用して、UV3R-MⅡ用が出来ました。まる



追記

このUV3R-MⅡはTSS認証後、総務省の認定を受けており、現在シールは平成31年迄「 1」が
貼られています。

http://blog.goo.ne.jp/t570-m_pi_ta/e/cfebbbd6ca9676a7194e194058399c23
この後、免許状更新をしています。

*注 言うまでもありませんが、購入したままの状態で使えば重大な電波法違反
   になります。


2016.11/4 2SC2458をMIC基盤に取り付け


前回のはみっとも無いので変更しました。

お風呂の水を洗濯機へ給水 「湯~等生 YS-15」修理

2016-10-18 13:09:59 | 修理一般(ラジオ、デジカメ等)
2016.10月18日 外気温:26.9℃ 室温:24℃

今日は快晴で気温も夏日?に戻った日となりましたね。

朝食を食べていると山の神から修理依頼があり、最優先で対応しないと
あとが怖いので調べて、電源トランス交換で復活しました。

1.修理完了の電源部

左は交換した1次巻き線断線のトランス。

2.修理状況

①給水部か電源部か調べました。:電源トランスの故障

・給水部側は単独でモータ回る。
・電源部から電圧が出ていない。
・AC100側の1次巻き線が導通が無い。
・接触を調べるがトランス内部の断線

これは電源トランスの故障で修理不可と山の神に言うが納得しない。

②電源トランスで同様仕様とサイズのものを探す。

8V 0.8A
使用していないACアダプタが見つかりました。

分解しました。

・10V 0.85A (故障品:8V 0.8A)

・うまい具合にサイズはほぼ同じ

③電源トランス交換と配線のし直し
配線は純フロン線を使い安全に注意しました。

3.動作確認

モータ(給水部)を接続して問題なく動作しました。

4.終わりに

やれやれ、これで山の神に感謝されるな。良かった。
最後に1次(AC100V)と出力(DC側)の絶縁を見るが無限大なので
ほっとしています。

三菱 M51121Pのみ使用AGC付きスタンドマイク 最終版

2016-10-14 15:52:00 | アマチュア無線機器関係
2016.10/14 外気温:25℃ 室温:23℃

今日の朝は冷えましたね。でも太陽の光がこぼれて気温は上がりました。

昨日で「三菱 M51121P」の機能をフルに使い、AGC付きスタンドマイク
が完成しましたので投稿致します。

1.完成品

W130xH30xD80のプラケースを使用。ECM専用です。


ECMを挿した状態。(作りが悪いので作り直します)

2.回路図

・ICの12ピンの回路部品は使いません。
・IC7ピン-GNDに0.01フイルムをON:FM、OFF:SSB用としました。
・PTT回路は別回路にしています。

3.
ブロック図

・外部電源:3V変換はLM317LZ使用、BATT電源:単三2本の切り替え(通常は外部電源)
・TR-PTTはPTT-SWの音を消す為の遅延機能を付けています。
・PTT:プッシュロックSWです。

4.製作過程

丁寧に作って見ました。


実装完成

5.調整

・交信相手に変調具合を確認して、変調出力を調整しました。

6.結果

・音質も良く変調具合もマイクから30cm離れても深い変調で、
 5cmでも歪まず増幅度を加減(AGC)なので良好で楽です。

・AGCで無いものはマイクの距離により音が大小と変化しますが、
 このAGC-AMPは自動で46dBの範囲で増減するので一定です。

7.最後に

M51121PのAGC-AMPは色々作りましたが、ICのみで出来て
部品点数は多いですが最終版となりました。



8.参考データ




受信用セラミックトリマーの耐圧試験

2016-10-12 15:27:43 | アマチュア無線機器関係
2016.10/12 外気温:23℃ 室温:24℃

先日の10日は曇りで風が吹き体感温度は寒くて風邪気味になり、
やっと体調が元に戻りました。10月は昨年は未だ暑かった記憶が有るので、
異常な気候と思いますね。

今日は、知人のリニアアンプのLPFに使用されている30PFのトリマー
劣化でパワーが落ちて来ると相談されて相当品の耐圧試験をしてみました。


バラックに組んだ144MHz帯用のT型フイルターです。

1.6mm径のエナメル線を単三電池径で2回です。
トリマーは「スワロー誘電製 CVD30-11」です。
30PFセラミックトリマーです。



無線機はFT-212H 45w→本器→SWRレンジ→dumyの接続です。


この状態で、パワーを見ると、35W程度です。トリマーは熱いです。
ロスがあると言う事です。


フイリップス製のトリマー30PFでは熱も出ず、40Wになります。

ここで電源を取り換えてみると

規定の45Wしっかりと出て熱くなりません。

これなら、50Wでも使えるかなと思った次第です。

このフイリップス製トリマーはエアバリで誘電率を上げるため、
フイルム?の様な膜が端子間に入っています。


試験結果

・セラミックトリマー小さいタイプ:受信用?
 損失が大きく、せいぜい5~10W迄は使えそうだが、50WではSWRが
 悪いと熱や火を吹いて燃えてしました。

・フイリップス製トリマ:基本はエアトリマーなので50WでもOK。
こいつもSWRが高いとフイルムが溶けてトラブル様です。

・エアバリは30PFだと形状が大きくて入手は出来ても実装困難ですし
 高額ですよね。


幸い手持ちに有ったので使って見ましたが、今時売っていませんね。
評判が良くないのでしょうか?


これで知人のリニアの修理が出来そうですが不安が残ります。