gooおっさんの気まぐれ日記 (人生は楽しく)

その時に感じた事や経験した事を気ままに書いてゆく事とします。

ご意見、感想歓迎です。

手持ちのボロ周波数カウンタの校正が出来ました。

2014-08-30 21:21:48 | 修理一般(ラジオ、デジカメ等)
2014年8月30日(土) 室温28.1℃ 外気温 26.1℃ PM9:20頃

暑さが少し戻って来た様ですね。

地球全体が異常気象の様で、CO2の問題だけでは無いみたいですね。

今日は午前中は病院行きで帰ってから無線を聞きながら前から
気になっていた周波数カウンタのアマチュア的校正方法を思い付いた
のでやって見ました。(大抵の方は実施されていると思いますが)

本来は校正済みの基準発信機を計測して調整すれば良いのですが、
面倒なので高精度なSG代わりに、KenwoodのTS-870Sを使い
21.000.000FMでローパワー(1W未満)でダミーロードに食わせ
てそのむき出しのダミーロード51Ω-4Wの端子に周波数カウンタ(ATT入れる)
を繋いで調整して見ましたら10Hz位迄実用になりそうです。

周波数カウンタ1は1Hz~120MHzと40MHz~550MHzの2バンドなので、
1Hz~120MHz側であわせて、40MHz~550MHzで実際の計測をして見ました。


周波数カウンタ1で、1Hzまであわせた状態。


1Hzの単位は変化しますので、10Hzまでと見ています。


UV3Rを145.68で送信して見ると、意外に正確なんですね。本当かな。


ついで、周波数カウンタ2も合わせて見ました。


これも10Hz位は何とか実用になりそうです。

*注意1:基準発振のトリマーを動かすまで1Hはエージングして行う。
*注意2:調整後ずれないか良く確認する。

調整前と比べて約+200Hzずれていました。

高級なHF無線機をSG代わりにして見ましたが使えそうです。

これで、修理した無線機の周波数を見直す必要が出て来ましたが、FMなら
問題なしだが、SSBは見直す必要が有りますね。

*追記:思いつきで21MHz-FMで行いましたが、10MHz-CWもキャリアーが
 出ますのでこれでも良いと思います。
 10Hz程度迄使えれば、古い無線機などの周波数あわせには実用と思います。


アマチュア的校正方法です。


TRIO TR9000Gの修理・レストア・改造・リニア接続

2014-08-28 09:20:36 | アマチュア無線機器関係
2014年8月28日 外気温:24.8℃ 室温:26.8℃ AM9:00頃

急に寒くなって来ましたね。急激過ぎます。体が付いて来ないです。

今日は、昨日迄にTR9000Gのレストアが終わりましたので、参考になればと掲載します。

1.完成
つまみ、パネル、筐体もクリーニングされています。


2.修理
入手時は汚くて、動く?のかと思いましたが基本動作はOKで良かったです。


3.各種調整
・ FM:送信周波数が+1.1KHzずれ。→PLL内調整
・ USBのキャリアポイントずれ少し →PLL内調整
・ メータ照明のムギ球切れ→電球色LED(白キャップ)約5mAで落ち着いた。 
・ パワー調整:H:12W、L:5W(仕様は1W)
・ RF、IF感度微調整
・ Sメータ、RFメータ調整
・ SSBマイク感度調整
・ マイク端子→8ピン仕様に変更
・ 総合運用試験


TX基盤:PLL部調整、パワー、RFメータあわせ


RX基盤:Sメータ、RF、IF、SSBマイクゲイン、など

4.パワー測定

リニアの入力に合わせて11W~12W程度にしています。

4.マイク端子6ピン→8ピン変更

6ピンのマイクは無いし、使いずらいので交換しました。


6ピン→8ピンの対応図です。

6ピン側の線色はLOTで異なるかも知れません。
*注:1-7ピンには1000PFのセラミックコンデンサを付けています。

2015.8/12 追記 電源ピン⑤に8V-100mAの電源搭載
http://blog.goo.ne.jp/t570-m_pi_ta/e/8af7eac2d1ea83bce97712c5e00ec039

5.リニアアンプとの接続
FMはキャリコンで問題無いのですが、SSBでは強制スタンバイ制御が必要です。
TR9000Gの後ろには2.5ΦにSTDBY端子が有るのですが、使うリニアにより使えません。
TX:0V、RX:8.5Vですが、これをTX:ON、RX:OFFのスイッチ動作が必要でしたので
変換回路を組みました。

2017.5・14 追記
TR-9000Gの修理をしていて、強制Stanbayが、TX/RX共、ON:約30Ωになっている事
が判明し、調べたら、TX:Vbe:1.17V、RX:Vbe:8Vになっていた事が分かりました。

初段の2SC1815-YのベースとGNDに2KΩを接続して、Vbeが、TX:0.19V、RX:1.3Vと
なり、正常に動作(TX:約30Ω、RX:∞)する様になりました。

この2KΩは、5KΩでも、TX時:Vbe:0.58Vで良さそうですが完全を期しました。

回路図

実装図 初段の2SC1815-YのベースとGNDに2KΩ追加(機種により異なるので要調整)。

6.メータの照明の補足
元の構造は青色のビニールケースに細長いムギ球でしたので、LEDをこの
青色ビニールケースに入れて見たらきれいな緑色なのですが、周波数表示
の緑とバランス悪いです。(私見)

で、このビニールケースを取り、ここに付けてって言う様な穴2つ有ったので、
白キャップ(光拡散)と3mm高輝度電球色LEDを電流を14mA→5mA程度にして、
クラシックな雰囲気が出て、周波数の緑LEDの明るさとバランスが取れました。


上:制限抵抗750Ωで約14mA、下:制限抵抗2KΩで約5mA→1.5KΩでも良いかな。

7.終わりに
RF初段は3SK76と言うMOS-FETでAGCがかかっています。感度はTW-4000の3SK97に
比べて悪いですので、改善余地が有りますがAGCの改造がネックです。

TR9000との大まかな違いを書くと

・周波数表示:赤→緑
・USBの周波数ピッチ;標準100Hzですが、DSボタンで5Kzステップ
・黒ずみ劣化で悪名高い2SC460B→2SC1675に変更されています。



発売は1981.12で30年以上前の無線機ですから、驚きです。


まずまずです。

2017.7/8 追記 TR-9000G関連

TRIO TR-9000Gの⑤ピンに8V 100mAの電源供給
http://blog.goo.ne.jp/t570-m_pi_ta/e/8af7eac2d1ea83bce97712c5e00ec039

TR9000GがFM、USBとも受信出来ない。直りました。
http://blog.goo.ne.jp/t570-m_pi_ta/e/d2b211bb2ec114bbcb14f06154f8f712

TR-9000Gの修理とキャリアポイント調整
https://blog.goo.ne.jp/t570-m_pi_ta/e/644e21f2a6fb5795e98e450ab52afc43

昔、子供の頃見た様な雲です。もう夏も終わり

2014-08-20 14:06:41 | 日記等
2014年8月20日  外気温37.3℃ 室温29.5℃

家で仕事中に何気なく西の空を見ると青空に白い雲が浮かんでいた。

なんとなく懐かしい感じがしたのでデジカメで3枚撮って見ました。

子供の頃の夏の記憶は、限りなく青い空に白い雲が残っています。


懐かしい雲


拡大


向きを変えて撮ったもの

最近迄は黒くて、豪雨を降らす雲が多かった様ですが、やっと夏らしい?

でも、立秋を過ぎているから最後の夏模様ですね。