gooおっさんの気まぐれ日記 (人生は楽しく)

その時に感じた事や経験した事を気ままに書いてゆく事とします。

ご意見、感想歓迎です。

DISPLAYが突然消えた。グラフィックボードのFAN故障:直る

2015-10-21 16:23:09 | 友人の修理・製作
2015.10月21日 外気温:19.5℃ 室温:22℃

今日は友人が購入したばかりのDISPLAYが突然表示しなくなり、調べた結果
グラフィックボードの冷却FANが回転していない事が分かり、応急対処を
した結果を「友人のメールの説明」で掲載致します。

1.現象
先日、メインのデスクトップPCをメンテナンスして、概ねOKだったのですが、
今日また、モニタが突然真っ暗になるという不具合が再発しました。

PCを再起動して、データ収集ソフトでGPUの温度をモニタすると、
なんと、113℃というとんでもない温度になっていました。
これは、グラボの冷却ファンの異常だなと判断して、さっそくグラボのファンだ
け通電して動作テストを行いましたが、案の定、ファンが動きませんでした。

2.対策





小型のファン(12V、0.05A)を分解してグラボの冷却ファンと交換したのです。
オリジナルのファンの定格が12V、0.08Aなので、電流容量に若干不安がありますが、
どうにか安定して動作しているようです。

*風量が少ないと思われるので「ELSA」のジャンクから交換予定だそうです。

3.温度確認

添付の画像ファイルにSpeccyのスクリーンショットを付けました。
GPUの温度は、60℃前後で安定しています。

4.Speccyについて

私のノート、XP、WIN10のSPECCYを動作させて見ました。


DYNABOOK T20ノート

NEC LL750/8Dノート

温度監視は必要ですね。

簡易型 温度制御FAN装置 2台目製作。 問題は無い様だ 

2015-10-04 15:53:15 | 電子工作
2015.10月4日(日) 外気温:37℃(直射熱)室温:27℃


もう一台のSW電源の中身を取って、製作して見ました。

1.基盤

回路

2台目です。

2.動作試験

25℃

30Wの半田コテを近ずけた時


実装後の最終電圧確認

3.ATX-SW電源利用過程

中身を取り出す

基盤の位置確認

基盤実装


4.2台並べた状態



左:TR-9000G+リニア用、右:IC-251+リニア用

上:TW-4000(10W)+リニアHL-726D(50W)

5.結果

問題無く動作しています。


6.その他

リニアアンプの供給電圧が上がり、電流も増えたが実測出力は50Wと変わらないが、
動作に不安があったので、1台目は開封してパワーリレイの接点の清掃と、
トリマ類の再調整を行った。パワーは5W上がった。


ATXのSW電源には、IC?使用で12VFANの温度制御がされているので、このICとサーミスタ
を抜き出して再現して見ようと思います。


簡易型 温度によるFAN制御装置の製作。 良好動作しています。

2015-10-02 16:17:14 | 電子工作
2015.10月2日(金) 外気温:29.7℃ 室温:26.5℃

昨日の超低気圧は、当地では風と雨が無くなり、夏日が復活しました。

1.動機

昨日迄 144MHz50Wリニアの調子がおかしくて、どこの故障か切り分けをしたら、
電源としていたATX用のSW電源(12V-20A)の電解コンデンサが2本が頭が膨らんで
いました。



電解コンデンサを交換すれば直るはずだが、相当に加熱していたので使うのを止めました。
こいつは電源供給とリニアアンプを冷やすFANを利用していたので、冷却装置を用意する必要が出て来ました。

2.温度によるFAN制御装置

電源はアナログ電源(13.8V-30A)からリニアとFAN制御装置に供給する事にして、
過去に作った5V-レギュレータ使用の可変定電圧電源を参考にして、サーミスタを
利用して温度により抵抗値が下がるのをうまく利用して、温度で自動でFANの供給電圧
が増減するので、FANの回転数も変わります。


ATX電源の12V-FANとケースを利用したものです。

3.回路図

最低限の部品で製作しました。R1は300Ωです(保護用)が無くてもOKです。

サーミスタは秋月電子で売られているもの:25℃で10KΩ、40℃で約4.6KΩです。

4.基盤作成と動作確認

秋月の基盤の半分を使いました。セラミックコンはチップです。


VRで25℃で6V~7vに設定しておきます。この電圧なら12VのFANは静かに回転します。


サーミスタの近くでライターの炎を近付けると、12Vを超えてFANが最大回転をします。

5.終わりに

サーミスタの位置が問題になりますが、本機では冷却FANの風の中に基盤と共に有るので
7805の冷却と温度反応により動作すると思います。

また、急いで作ったので回路に考慮すべき点などご指摘頂ければ幸いです。




2015.10月3日 追記

後で気が付いたのですが、AC入力端子を塞いでいますが、ここに出力端子を繋ぐと
実装後も電圧調整が出来ますね。

又、何故、こんな箱を使ったかは、実は2台使っており、この上にIC-251を載せる
必要がある為なのです。

更に、もう一台のSW電源は動作していますが、同様にFANとケース(筐体)を使い
改造を進めています。SW電源はやはり長持ちしないようです。