gooおっさんの気まぐれ日記 (人生は楽しく)

その時に感じた事や経験した事を気ままに書いてゆく事とします。

ご意見、感想歓迎です。

TW-4000D 430MHz帯送受信不可、ダイアルで周波数変わらず、他

2015-02-28 15:24:16 | アマチュア無線機器関係
2015年2月28日(土)外気温:20℃(太陽熱)、室温:18℃

今日は、午後からTW-4000D 25W機 3台のうち、1台目の修理が終わりました。

NO-1:430MHz帯の送受信が出来ず、周波数がダイヤルで可変出来ない。
NO-2:受信音が極端に小さい
NO-3:周波数がダイヤルで可変出来ない。

運用で使っているものなのでNO-1を調査、修理、周波数調整をしました。


修理完了後の動作状態です。(照明は5個3mm高輝度LED化済み)

現状調査

①430MHz帯のみ、送信/受信が出来ない
これはPLLと考えて、PLL-UNITから出ているはずのMIX信号が出ていないと判明。

②周波数がダイヤルで可変出来ない。
これはダイアルの裏側の基盤の半田クラック?と予想して見ました。

修理

①取り急ぎ、PLL-UNITの交換と144・430の周波数あわせの調整をして直りました。
 ひまな時に430側の同軸ケーブル、X-TAL、TRの調査をして真の原因を調べます。
 過去の修理では同軸ケーブルの内部ショートとバッファのTRの破損が有りました。

②ダイアル裏の基盤の半田面で半田クラックが2ケ所有りました。追半田しました。

結果

最初の画像どうり、正常動作をしています。

まず、NO-1は直りました。次回はNO-3を見て、最後はNO-2を調べてゆく予定。


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2015.2・28 NO-3の不具合の調査、修理
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NO-3の修理完了

現象

④ダイアルで右回しでは周波数がアップせず、左回しではダウンする。
⑤周波数表示の下側の表示が表示されない。

修理

④⑤:前回と同じに、ダイヤルの裏側の追半田するが変化無し。

で、制御基盤のコネクタをゆすると改善される時が有ったので、制御基盤を本体から
外して、コネクタの裏側や表示に関係する配線の見直しと半田付けを行った。


ダイヤルの裏側の基盤1

ダイヤルの裏側の基盤2


制御基盤をビス4本外し、取り出しコネクタ、ICの足など全て追半田


制御基盤を組み込んだ状態。この状態で通電して異常が無いので、元に戻す。

今日はここまでです。周波数あわせ、パワーあわせなどと交信実験待ちです。



アルインコ製 ELH-265D 2m リニアアンプの動作確認、調整、改造

2015-02-19 22:42:10 | アマチュア無線機器関係
2015年2月19日 外気温:12℃、室温:21℃ 

今日は「春」の香り?がする様な日でした。

ヤフオクで入手した2m-50Wリニアアンプ「ELH-265D」の動作確認を掲載致します。
修理?かと思われたが動作する様で拍子抜けでした。


W90-H40-D180と細長いが小型です。

パワーが出るがプリアンプはNGと言う事だったので、動作確認と微調整して見ました。


FM10Wでドライブしてダミーに食わせた結果では60W程度出ています。


内部の状態です。

パワーは東芝2SC3147でバイポーラですが生きています。

プリアンプはSONYの2SK125の1石でベース接地なので利得は最大で10dBで、
リレーの接点ロスを補う程度の設計の様に感じます。

修理を想定していたが、もう少し調整して使える様になりそうです。




2015.2/20 追記 総合点検、調整、改造等


これで十分に使えそうな状態です。10W→60W弱、5W→40W位です。

その後、動作確認や調整、改造したのは下記です。

1.時々「PROTECTiON」のLEDが点灯してAMPしない時が有った。

ELH-260の回路図を参照してSWR-HIGH時のSCRをトリガーするレベル調整VRが
出力側のANT端子近くにあったので微調整して見たら発生しなくなりました。

2.プリアンプ(2SK125ゲート接地)のゲイン調整

SGから信号を送り受信機側の音声がきれいな点にトリマー2ケ所を調整しました。
S1→S5、S5→S9程度のアップです。こんなものでしょう。

3.パワーメータの照明が無い

3mm緑高輝度LEDを白キャップをかぶせてメータの横に入れました。
青、白と試しましたが、緑が私の場合は気に入りました。
電源SWから2KΩ 1/4W経由です。約5mAですが十分に明るいです。

4.パネルやヒートシンクの清掃


まあまあ,きれいになりました。

続 単3 1本でLED点灯 → 自己点滅LEDを活用

2015-02-04 19:37:02 | 電子工作
2015.2月4日 外気温:10℃、室温:18℃

暖かい感じです。明日雪が降ると言う天気予報ですが、どうなる事か。

今日は、凝りもせずLEDの点滅をさせたくて、自己点滅のLED(約3V用)
をNI-MH1本で出来ないか、そして暗い時だけ点滅する事が出来たので掲載します。


1.動機

単3を2本で自己点滅LEDで作ったものが有って車の擬似警告灯として使っていますが、
いちいち電源を切るのも面倒でした。BATTからだとバッテリー上がりも心配です。

で、高容量のNI-MHを使って暗い時だけ自動動作させて見たいと考えて見ました。

2.回路はトラ技2000.4月号の回路をベースとしました。


回路図です。多少の工夫がされています。

3.製作物


余っていた何かのプラケースに組みました。
LEDには白い拡散キャップを付けて赤色の点滅をやさしくして見ました。


内部です。基盤上の部品は、TRとダイオード以外はチップ部品の活用です。


基盤の拡大です。ありあわせの基盤利用。

4.動作

・スイッチは付けていません。
・満充電で1.4Vあり、消費電流:明るい→0.25~0.63mA、暗い→9~15mA位です。
・点滅は動画で無いと確認出来ませんが良好動作しています。
・単純計算では、2500mA/H÷10mAで→250H、で12H/日点滅するとして20日になります が実際は確認しないと分かりませんが、月に1回充電すれば良いと考えました。

5.その他

部品はチップを多用しましたが、ありあわせの部品で作れますし面白いです。



2015.2/21 追記

2月4日から動作させて、2月20日で点滅しなくなりました。

おおむね、計算どうりなのですが(17日)、改善して見ました。

電池の電圧を測ったら0.8V?で、再充電しましたが、ちょっと電流が流れすぎに
思ったので、LEDアノード側に47Ω(チップ)をいれて見ました。

これで、2月21日からいつまで持つかデータを取ります。


2015.3/8 追記

2月21~3月7日で動作停止していました。15日です。

で、充電池を充電後、明るい:7mA、暗い:10mAでしたので、状況が変わっています。

更に回路の見直し

①C2:0.01μF取る
②D1:SWダイオードを取る(実際はショート)

明るい:0.2mA、暗い:16mA(前より増えた)

点滅速度が、前は0.5S位でしたが遅くなり、1Sに近くなりました。

CDSの感度が以前より悪くなりましたが、曇りの日でも消えるので良いと思いました。

3/8から又テストして見ます。


2015.4/4 追記

この試作機ではおよそ11日程度で電池が消耗して実用になりませんでした。
別ブログでLI-ION電池とインバーテッドダーリントンを組み合わせて、
LEDが動作しない時の消費電流をμAに抑える事が出来ています。


この試作機は明るい時も消費電流が5~7mAも流れていて実用では無いです。


単3を1本で高輝度LED点灯回路集 (覚書、試作、改造)

2015-02-02 21:58:58 | 電子工作
2015年1月26日 外気温:13.6℃ 室温:20℃

今日は暖かい日だった感じです。

高輝度LEDの点灯や、ガーデニングライトなどネットに色々見られますので、
古くはトラ技の回路や、他の方の実験された回路などを再現した覚書です。

1.トラ技2000.4月号に有った回路


これをベースに簡易型が多く見られましたね。抵抗は1.5KΩです・


2SC1815Y、1KΩ、トロイダルコアに作ったものです。

実際の試作品


電球付き虫めがねをLED化して単3の片側に収納したもの


2.バケさんのHPだったか、初期のガーデニングライトを利用したもの

TRを2個使っています。


()は作成者の定数です。部品を変えて試作しています。

波形を見るとサイン波もどきの発振で約500~600KHzの周波数の様です。
DCレンジで1マス2Vです。テスターで測っても正しく表示されません。


プラス側は約4Vでマイナス側に-2Vが出ています。


LEDにパラにSWダイオードを入れて見るとマイナス側が消えます。

厳密に逆耐圧を考慮するプロの世界では許されない問題と思いますが
2SC1815-YのVCBO:60V、VCEO:50V、VEBO:5Vの範囲でアマチュアの実験
とLEDの逆耐圧はおよそ5V位ですのでこの範囲では大丈夫の様です。

3.これも他の人のHPを引用して部品定数を変えたものです。

 CDSを使って自動オンーオフさせたものです。
 CDS:CL5516(5~10KΩ:10LUX、DARK:0.5MΩ)を使用しています。



蛍光灯30W1つ点灯時


蛍光灯が消えている時

次はCDSを外しVR部分を最良の3.3KΩにしてパラに0.01μFを入れています。
47μHのインダクターなどチップで作ろうとしたが動作せず形状の大きいインダクタを
使っていますが、100μHのチップが入手出来たらチップのみで再実験して見ます。


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*2015.1・30 追記 関東地方は朝から雪が降っています。

TDKのチップインダクター100μHが格安で入手出来たので再実験です。


基盤の半田面に実装。TR:2SC1815GR、R1:5KΩチップVR
TDK 101K:抵抗値、約8Ω、コンデンサ:0.01セラミックチップ


CDS無しの点灯状態です。


この時の波形です。マイナス側に出ておらず、ピークで3.8V位、f≒613kHzです。


CDS実装で30Wの蛍光灯の下でのオンーオフの動作確認です。

まとめ
2SC1815-Y時では消灯でも電流が9mAも流れていましたので、多少の改善をしました。

①2SC1815GRに変更:実測hfe140→340→感度が上がる→R1を大きく出来る
②抵抗器にコンデンサをパラに繋ぐ:0.01セラミック→感度(明るさなど)が上がる。

・電池から出る電流がおよそ9mA→0.37~1.96mAと低減出来ました。
・点灯時は9.5mA→16~17mAと増えましたので明るいです。

問題点
・感度が良すぎて,CDSの抵抗変化とのバランスが悪く照明によってはうすく点灯
 してしまう事が有りました。 

調整点(R1:VR:5KΩ)である程度は調整可能です。
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*2015.2.2 チップ部品のオンパードで小型に小型に組んで見ました。


インダクタ:100μH:チップは同じ、TR:2SA1052チップPNP、R1:VR-5K同じ
0.01:チップ同じです。NPN→PNPの場合、電池の極性とLEDの向きを変えるだけです。


点灯のみ


CDSを付けて照明によりオンーオフ

その後、分かった事。

ネットでも色々実験されている方がいて、高輝度LEDは面白いですね。

この回路方式は「ジュール・シーフ」と呼ぶ様です。人の名前?か不明ですが。

コイルを巻いていても、独立したインダクターを使っていてもインダクター間で電磁結合
を利用しているのは同じですので、インダクタ間はなるべく並べて密の状態が良い
様です。

今後はパワーLEDを実験(1W~3W)を安くなりましたので試します。
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4.最近はIC化されている様です。

100均で、ガーデニングライトを入手したらコストダウンが進んでいます。
下記は秋月電子で売られている物ですが、同様な回路構成です。


太陽電池を外せば、LED照明?迄は行かないが目印灯位にはなります。

どんどん進化している様です。

面白いですね。尚、LEDには白キャップをかぶして拡散させています。


2015.1/27 追記

5.LEDに昇圧回路が付いたもの

秋月電子で1~2年前から売っているものですが、0.8V~1.5Vで光ります。

Typ:22000mcd 1.2Vの仕様です。


昔のニップル球を使ったペンシルライトを改造して見ました。
電池がアルカリ1.3V(中古)で約20mA程度です。


光具合です。十分に実用です。

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2015.2/13 追記 2010.4に作成したLED点灯回路





どこかの記事を参考に回路図を起こしたものですが、紙しか残っていなかったので
覚書として掲載しておきます。