gooおっさんの気まぐれ日記 (人生は楽しく)

その時に感じた事や経験した事を気ままに書いてゆく事とします。

ご意見、感想歓迎です。

3D無線クラブのマイクアンプを3V動作でUV3R用に製作しました。

2014-06-18 19:09:06 | アマチュア無線機器関係
2014年6月18日 室温27℃ 外気温25℃

曇りだったせいか、動かないと丁度良いですが、夏日に体が慣れたのかも
知れない。

今日は、UV3Rの小型スタンドマイクをSPも付いて完成しました。


UV3Rと小型スタンドマイクです。SP付きって面白いかも知れません。


内部状態です。SPはありあわせのものに薄い布をはさんでいます。


回路図です。回路定数は手持ち部品の理由で少し変更しています。
2.2KΩ→2KΩ、4700PF→3900PFです。

オリジナルの様に、TRのベースからECMを繋ぐとバイアスが乱れて、
動作しないので、ECMの電源と負荷抵抗を別に繋いで、コンデンサでTR
のベースに繋いでOKとなりました。

ダイナミックマイクの場合はECM取って、コンデンサで直流を切れば
使えるはずです。

UV3R用の4極プラグは例によって、スマホ用の100均品です。
RFの回り込みが心配ですが、その場合は4芯のカールコードにして
4極プラグは短くして、小さい基盤で繋ごうと思っています。

尚、コンデンサマイクは抜き差し出来るので、好きなECMのテストも出来ます。


まずまずです。

2014.6.22 追記

TX、RXのLEDが回路図中に入っていませんが、実際には、
PL-LED(緑:VF:1.8~2V)を電源SWの部分に1KΩで繋ぎ、
TX-LED(赤:VF1.8~2V)をSWが2回路2接点を利用して1KΩで
繋いでいます。

電源オンで緑のLEDが軽く点灯し、TXにすると赤LEDが点灯
するようになっています。

又、TX時にアンプ部に電源供給する工夫もありますね。

このような多回路SWは、他のジャンク機器部品の活用です。

この回路で、4芯のカールコードと8ピンのマイクプラグや、
LANケーブル+プラグが有れば、ADONISのスタンドマイクと同様に
殆どの無線機に接続可能と思います。→Kenwood用に追加しました。

このスタンドマイクの箱は、W80XH30XD100の
何かの機器の中身を取って活用したものです。


2014年6月30日 追記


3V動作の3D無線クラブのは、UV3RとKenwood8ピンと両方ケーブルを付けました。
Kennwod用のPTTは1KΩを介さずGNDに落ちる配線です。


たくさん出来てしまいました。

SONY製 カセット/マイクロカセットの修理・レストア

2014-06-17 17:42:27 | 小型カセット、マイクロカセット機器
2014年6月17日 室温28℃ 外気温27℃

天気は曇り空で、時々雨がぱらつく程度で過ごしやすい感じです。

昨日で、昭和の音?が出るカセット/マイクロカセットのレコーダの
修理とレストアが終わりました。

マイクロカセットの周波数特性は200Hz~7000Hzが限度ですので、
音は今時のICレコーダに比べれば悪いですが、結構凝った作りで、
参考になりました。


カセットレコーダ3種です。4.8cm/秒のテープ速度ですから良い音がします。


マイクロカセットレコーダです。

左側の「M-88」は小型で今でもデザインも良いですが、電解コンデンサを
7個交換してまともに音が出る様になりました。


角度違いです。右側の「M-729」は音作りが良いのか、心地良い音です。

交換したゴムベルトは、多分2-3年で劣化するでしょうから、しばらく遊んで
処分予定です。


2020.1.09 追加

sony m-729は左側です。ゴムは2種:目盛り用とTAPE駆動用です。
目盛用は交換していません。TAPE駆動用は直径は忘れましたが通常の「輪ゴム」程度の直径で細いものです。
既に友人に譲っていますので手元に有りません。



SONY カセットレコーダ TCM-9の修理

2014-06-13 15:45:28 | 小型カセット、マイクロカセット機器
2014年6月13日(金) 室温:28℃、外気温:28℃

雨、雷が鳴り、ドスンと落ちたり、晴れて暑くなったりと、
実に不安定な気候ですね。

着ているものを着たり、脱いだりと体温管理がめまぐるしいです。


今日は、昨日ハー○オ○で、マイクロカセットレコーダを探したが無くて、
SONYのカセットレコーダ「TCM-9」モノラル、オートリバースを¥540
で直せる見込みが有ったので買ってしまいました。

今時、ICレコーダの時代にとお叱りを受けそうですが、昭和の時代
の古く良き機器をちょっと手間をかければ復活しますので、面白いです。


完成後の状態です。

1.調査

・電池 単3を2本いれてLEDが通電し、ノイズが出るが全く回転しない。
・ゴムベルトが伸びているのだろうと思ったが、溶けてベタベタでした。


裏蓋を開いて見た。
配線材が引っかかって取れないので部分的に外すとメカが出て来ます。


ゴムのベタベタをきれいにして、交換ゴム約40Φー0.95Tの
角ベルトで図の様にマウントします。

オートリバースって回転機構が複雑ですね。


基盤と元に戻して録音/再生のテスト中:OKです。


この機種はSPが裏なのです。

ゴムベルトの直径が分かれば、通販で入手可能です。

この機械には40Φを入れましたが少しきつい感じですね。
45~50Φで良いかとも思いました


キャプスタンやピンチローラのクリーニングとヘッドのクリーニング
でワウフラッタも実用範囲で良好です。

さて、何に使うかコレクション後、ヤフー行きかな。

出来ました。

UV3R-mk2のマイクアンプ回路の改訂版、完成, 追記あり

2014-06-08 23:24:44 | アマチュア無線機器関係
2014年5月24日 室温 28℃ 外気温38℃(西日による)

6月8日訂正:4極プラグの配線 4:SP、2:PTT

昨日から,UV3Rの外部SP-MIC用のMICAMPの改善を検討しています。
先に作ったものでも十分な性能で問題無いのですが、より小型にする
必要とゲインの調整が出来無かったので試行錯誤の上、ブレッドボード上
では、実現出来ました。

1.初版の回路

エミッタにダイオードを入れる方式は、CQ出版2000年4月号のトランジスタ技術に
電圧で増幅度制御が出来る1石増幅器として紹介されており、それをベース
にUV3Rと言う無線機ではコレクタ抵抗1KΩが機器本体に内蔵の為と電源を
取れないので、コンデンサマイクの電源を確保する必要が有った為と
ゲインも自己バイアスにならざるを得ないのでコレクタ電流を上げると
コレクタ電圧も下がるし、コンデンサマイク供給電圧も下がるので、
ダイオードのVFが0.5V以上取れるのでバイアス抵抗も大きめで
程ほどのバイアスがかかり、動作点も3V電源では丁度良いものでした。

2.今回の変更点

回路図を載せて置きますが、部品点数減らしと、ゲイン調整(バイアス)も
変更出来る様にしました。

下側は改善版です。コンデンサーマイクへは10KΩ負荷にして電圧も小さくて
これで動作するのって思いましたが、非常に具合が良いです。

500KΩのVRは小型のポテンショメータを使いましたが、一度調整
すれば調整しないと思いますので100KΩ+VRの値の固定抵抗に変えて
も良いと思います。およそ、200KΩ(ゲイン小)~1MΩ(ゲイン大)
の間で決めても良いと思います。まあ、400KΩ前後と思いますが。

既に、ブレッドボード上では動作確認出来ています。

これをTRIOのMC-20と言う小型のMICにSPとECMを搭載して小さいアンプ基盤
にして載せようとしています。出来次第、追記して行きます。
  
2014年5月26日 基盤実装での動作確認

基盤 20X10mm位の小さいサイズに実装して動作確認して見ました。

試作1で作ったが動作はするが、発振していて、ピーと言う音が聞こえて
原因を調べましたが分からず、試作2を作って見たら異常なしでした。

試作1は秋月の基盤、試作2はサンハヤトの基盤でしたが、TRを見ると
足が酸化している様なので交換すると正常になりました。

2SC1815-Yでしたがこういう不良?も有るのですね。


1000PFは基盤の裏です。


拡大図です。試作1の右のTRは不良の2SC1815-Yです。

これで部品点数も少なくて小型のMICに実装可能の目処が立ちました。

分かった事。

・ECMの負荷10KΩを2KΩにすると感度が落ちます。
・MIC自身の感度は初版より落ちるが、アンプの増幅度が高く底力を感じます。
・VR+抵抗→400KΩ~500KΩの固定抵抗でも良さそうです。

次回は、MC-20に実装して、UV3Rとの接続です。

2014.5月29日 完成しました。

 
頭にあるのは500KΩのVRです。


動作試験中


4極プラグは「セリア」と言う100均でスマートホン用です。
2015.8/7 追記:必ず「両耳用」の事。片耳用は独立線が足りずNGです。



結線図です。
プラグ側の線は細いので小さい基盤を介してMIC側の線と半田付け。


改造前です。


改造中です。


完成です。MC-20って言うのは本来はダイナミックマイクです。

運用試験では、変調は高域が出過ぎ?の様で、0.01μFを2SC1815のC-E間に入れる
とか、B-E間に1000PF位入れれば落ち着くと思います。

TRIOの古い「MCー20」を改造して、小型SPとECM搭載のSP-MICが出来ました。

まずまずです。

追記 2016.12.2
UV3R専用SP-MICにも適用
http://blog.goo.ne.jp/t570-m_pi_ta/e/c89bc798e3d5cf9a6ae7a27451f9d3fe

YAESUのSP-MIC「MH-34」
http://blog.goo.ne.jp/t570-m_pi_ta/e/61c97ecea59c61f5d4d565750ff7790b

UV3R MARKⅡ用 SP-MICの試作。うむ、使えますね。→追記あり

2014-06-08 23:16:06 | アマチュア無線機器関係
2013年12月22日(日)快晴 室温20℃ 外気温10℃(1階は5~6℃か?)

2014年6月3日 追記あり,6月8日:4極プラグの4:SP、2:PTT修正


昨日、完成したSP-MICの試作品を公開致します。

元になったマイクは100円で購入して有った,SHINWAの業務用で電話のモジュラー線
を使ったもので、SPをマイクとスピーカに使うものでしたがECM(10Φ)用が
取り付け可能なものでした。


本体より大きいって笑ってしまいますが、改造には便利ですよ。
3.5Φの4極プラグは汎用品を購入した為、UV3Rのジャック周辺の削りが必要です。

 
購入した3.5Φ4極プラグ

  
受け口のジャック周辺の削り取り


今回の3.5Φ4極プラグとマイクアンプの配線

 
基盤はユニバーサルで15x30程度です。


収納時の配線状態

使用感は感度が良いですが、電源を2SC1815-Yのコレクタから持って来ていて、
およそ3V未満の電源でECMに供給して2SC1815-Yのベースに入力しているので、
大きな音を出すと、供給電圧が下がる?様なので音の底力が足りない様です。

でも、本体の内蔵マイクより実用的です。

まあ、良かったですね。

2014.1/8 追記

TRを2SC1815-Y→GRランクにした場合の結果(hfe約150→350)

ブレッドボードで試験したのですが、結果変わりませんでした。

元もと、1815のコレクタ(出力側)から電源を取るという
電子回路の基本から外れていますので、GRランクに変えると
コレクタ電流は→約0.7mAと増えてゲインは上がりますが、
ECMへの供給電圧が、2.0V→1.0Vと落ちてマイク感度が落ちて
その分増幅度で補っている感じで耳感では変わらない様です。

144MHz帯より433MHz帯で、実際に試すと実に高感度で良い具合です。
まあ、本体のマイクより感度は良いですのでマイクユニットを10Φ
の高感度タイプなら十分実用と思います。


2014年6月3日 追記 プラグの変更

この時使った、4極プラグは汎用品を使った為、本体との接触が気になり
本体のプラグ部分を削るなど、アホな改造をしましたが、スマホ用の4極
プラグ(100円)を知り交換して見ました。マイクアンプは初版のままです。

追試される方は、改版の方が部品も少なく小型に出来るのでお勧めです。


汎用4極プラグとスマホ用4極プラグ


スマホ用4極プラグとマイク側は小さい基盤で接続。


最後は熱伸縮チューブで固定

良好です。

2015.3/1追記

改訂版:こちらがお勧めです。
http://blog.goo.ne.jp/t570-m_pi_ta/e/9899b24741221dd3c8c657b30a0529fb

関連
http://blog.goo.ne.jp/t570-m_pi_ta/e/c89bc798e3d5cf9a6ae7a27451f9d3fe
http://blog.goo.ne.jp/t570-m_pi_ta/e/61c97ecea59c61f5d4d565750ff7790b

UV3R mrk2用 純正SP-MICに改定版MIC-AMP組み込み

2014-06-02 21:07:24 | アマチュア無線機器関係
2014年6月2日 室温29℃ 外気温 28℃

ほとんど真夏日に近い気温で大変です。

今日は、UV3R mrk2用の純正マイク?に改定版のマイクアンプを
押し込んで見ました。


今回はVRの代わりにバイアス抵抗:470KΩで良いようです。


試作2のマイクアンプです。今回は100KΩ+360KΩにしましたが、470KΩ1本
で置き換えて問題ないと思います。


UV3R用のマイクを開封した状態です。


基盤実装途中です。
2SC1815-Yを同Hfeの2SC2458の様なTRに変えると実装が楽ですし、絶縁の為
テープを基盤に巻いています。


組み込み済みのSP-MICです。動作も問題なくマイクの感度が上がります。


調子は良いです。