2019年5月2日 外気温:34℃(西日)、室温:25℃
平成から令和に元号が変わって2日目ですね。今日は小雨、曇り、晴天と変化の多い1日でした。
昨日迄に少しずつアナログICを使ったラジオが完成しました。
生産中止のICを使ったラジオの感度、音質、音量などに興味が有ったのです。
1.完成状態
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/36/89219ecb9947012b6c08ab205c0ba4ae.jpg)
前回の6石スーパ(実際は7石スーパ)と同じ100均のケースに収容しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/92/77aa4d681aa5fd28e1e45007c2f424e6.jpg)
550mlの容器です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/13/f0964be9a41ba63c3924af14b486e12f.jpg)
裏にLI-ION BATTを載せてダイオード1N4007で約0.5V~0.7V落としています。
2.部品集め
・部品集め:LA1600、ポリバリコン(PCV-20)、ダイヤル以外は手持ちに有ったので再利用しています。
・入手先 :LA1600はヤフオク、ダイヤルやその他は「共立エレショップ、マルツオンラインで購入」
3.回路図
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/08/2dd822df427c57fe37c08d811fec8adb.jpg)
ここまで確定するのに、色々な方の製作記事やデータシートを参照しました。
・参照先
ラジオの製作その4(2ICスーパーヘテロダイン
http://www.henteko.org/fswiki/wiki.cgi?page=henteko%2Eorg
データシート
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/5e/3a465d90f3077227663a97d2456b05cd.jpg)
LA1600
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/de/8ba052f2d3afc3af29bea38412113786.jpg)
TA7368
4.製作
・プラス、マイナスに銅箔テープを張る
・ICはICソケットを分解して9ピン仕様にして交換可能としている
・OSC、IFT(黒:黄色が標準だが問題無し)、セラミックフイルタ(LF-B6:±6KHz)は差し替え、交換可能とした。
・バーアンテナ:手持ちのスーパ用でなるべく長い物を選んだ。
・回路図は実体配線図風としているので、見ずらいかも知れないが完成後のチェックに便利。
・ポリバリコン、(PCV-20)とダイアルは購入品だが、基盤に直付け出来ないので、ボデイエフェクト防止で銅テープを巻きGND。
・SPはシャープの小型TV廃棄時に取って置いたもので楕円形です。
・配線は簡単そのものでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/27/0e001e0c4677d96ea37907e8efe9c78c.jpg)
配置
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/62/0bc9a8407e57f3b9aef8027191c16f6d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/75/b52e85c55ab210d4f08e57ce6b24a1e2.jpg)
5.回路図を描く時に考慮した点
・LI-ION充電池(2000mA/A)が3.7V、充電時:約4.2V有るので、ダイオードで0.5~0.7V落としている。
・LA1600の電源は100Ωを介し、電解220μFで平滑しているので、約3V付近になる様にした。
・TA7368のSPへの電解は470μFが標準だが、手持ち330μFにしたが問題無し。
・TA7368の2番ピンはリップル減少効果を狙い100μFを追加している。(電池ならいらないかも知れない)
・TA7368の1番ピンに有る4.7μF-BPはVRの回転雑音をカットする為に入れる。(ガリガリ音が出る)
6.調整
・IFT(黒)を少し回して感度を上げる。
・ダイヤル目盛りに合わせて、低い方(NHK1,2)はOSCコイルで合わせる。
・高い方はポリバリコンのOSC側のトリマーで追い込む
・バーアンテナのコイルを上下させて、感度が一定になる様に調整。
・これらを繰り返して、AM帯のどこでも同じ感度にする。
7.最後に
・すこぶる感度が良く、音量、音質も文句無しです。
・夜になると、沢山の放送局(海外含む)が聞こえて来る。
・セラミックフイルタはLF-B6で-6dBで±6kHzなので混信もあるが、更に帯域を狭くすると同調がシビアでこれが限度か?
・AGC部分22μF端子からAGC電圧を取り、LEDを光らせるとかいう方法も有る。
・-455KHzのカウンタを載せて周波数表示する手も有るが現状のシンプルなのが良い。
懐かしいアナログICを使ったAMスーパーラジオが完成して良かったです。
平成から令和に元号が変わって2日目ですね。今日は小雨、曇り、晴天と変化の多い1日でした。
昨日迄に少しずつアナログICを使ったラジオが完成しました。
生産中止のICを使ったラジオの感度、音質、音量などに興味が有ったのです。
1.完成状態
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/36/89219ecb9947012b6c08ab205c0ba4ae.jpg)
前回の6石スーパ(実際は7石スーパ)と同じ100均のケースに収容しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/92/77aa4d681aa5fd28e1e45007c2f424e6.jpg)
550mlの容器です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/13/f0964be9a41ba63c3924af14b486e12f.jpg)
裏にLI-ION BATTを載せてダイオード1N4007で約0.5V~0.7V落としています。
2.部品集め
・部品集め:LA1600、ポリバリコン(PCV-20)、ダイヤル以外は手持ちに有ったので再利用しています。
・入手先 :LA1600はヤフオク、ダイヤルやその他は「共立エレショップ、マルツオンラインで購入」
3.回路図
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/08/2dd822df427c57fe37c08d811fec8adb.jpg)
ここまで確定するのに、色々な方の製作記事やデータシートを参照しました。
・参照先
ラジオの製作その4(2ICスーパーヘテロダイン
http://www.henteko.org/fswiki/wiki.cgi?page=henteko%2Eorg
データシート
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/5e/3a465d90f3077227663a97d2456b05cd.jpg)
LA1600
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/de/8ba052f2d3afc3af29bea38412113786.jpg)
TA7368
4.製作
・プラス、マイナスに銅箔テープを張る
・ICはICソケットを分解して9ピン仕様にして交換可能としている
・OSC、IFT(黒:黄色が標準だが問題無し)、セラミックフイルタ(LF-B6:±6KHz)は差し替え、交換可能とした。
・バーアンテナ:手持ちのスーパ用でなるべく長い物を選んだ。
・回路図は実体配線図風としているので、見ずらいかも知れないが完成後のチェックに便利。
・ポリバリコン、(PCV-20)とダイアルは購入品だが、基盤に直付け出来ないので、ボデイエフェクト防止で銅テープを巻きGND。
・SPはシャープの小型TV廃棄時に取って置いたもので楕円形です。
・配線は簡単そのものでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/27/0e001e0c4677d96ea37907e8efe9c78c.jpg)
配置
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/62/0bc9a8407e57f3b9aef8027191c16f6d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/75/b52e85c55ab210d4f08e57ce6b24a1e2.jpg)
5.回路図を描く時に考慮した点
・LI-ION充電池(2000mA/A)が3.7V、充電時:約4.2V有るので、ダイオードで0.5~0.7V落としている。
・LA1600の電源は100Ωを介し、電解220μFで平滑しているので、約3V付近になる様にした。
・TA7368のSPへの電解は470μFが標準だが、手持ち330μFにしたが問題無し。
・TA7368の2番ピンはリップル減少効果を狙い100μFを追加している。(電池ならいらないかも知れない)
・TA7368の1番ピンに有る4.7μF-BPはVRの回転雑音をカットする為に入れる。(ガリガリ音が出る)
6.調整
・IFT(黒)を少し回して感度を上げる。
・ダイヤル目盛りに合わせて、低い方(NHK1,2)はOSCコイルで合わせる。
・高い方はポリバリコンのOSC側のトリマーで追い込む
・バーアンテナのコイルを上下させて、感度が一定になる様に調整。
・これらを繰り返して、AM帯のどこでも同じ感度にする。
7.最後に
・すこぶる感度が良く、音量、音質も文句無しです。
・夜になると、沢山の放送局(海外含む)が聞こえて来る。
・セラミックフイルタはLF-B6で-6dBで±6kHzなので混信もあるが、更に帯域を狭くすると同調がシビアでこれが限度か?
・AGC部分22μF端子からAGC電圧を取り、LEDを光らせるとかいう方法も有る。
・-455KHzのカウンタを載せて周波数表示する手も有るが現状のシンプルなのが良い。
懐かしいアナログICを使ったAMスーパーラジオが完成して良かったです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
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