gooおっさんの気まぐれ日記 (人生は楽しく)

その時に感じた事や経験した事を気ままに書いてゆく事とします。

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ボロ周波数カウンタの修理顛末。とりあえず使える様にした。

2014-09-16 19:26:01 | 修理一般(ラジオ、デジカメ等)
2014年9月16日(火)室温:28.5℃、外気温:26.5℃

朝は寒かったが昼は暑く、夕方から又涼しい(寒い)で着替えが大変でした。

SANWAの8015と言う、A-CH:5Hz~120MHz、B:CH:40MHz~500MHzの周波数カウンタの
B;CHが433MHz帯がカウントせず調べていましたが、中心のTC5032Pと周辺のICらしいので追求を止めました。

1.トラブル内容
 B-CHで433MHz帯の周波数を表示出来ていたのが出来なくなった。

2.調査、対策
 内蔵のプリスケーラの部品劣化と思い結合コンデンサの交換をしたが、直らず
使用TR:2SC1260は高価なのと、144MHz帯は正常に測定出来るのでこれが原因
とは特定出来ないので、プリスケーラ:1/10と思い、MC12080で組んで見ても
結果は同じでしたので原因では無いとした。

MC12080:1/10の基盤に置き換えたが結果は同じ。

 基本に戻り、A:CH側の基盤を見ると、TRの足が黒ずみ、5Vも4.8Vだった。
で、電解コンデンサ交換、FET:2SK19-GR→2SK192ABL、2SC763→2SC1906に交換し、
基盤の裏の半田クラック調査、追半田、清掃をして見ました。

4.8V→5.0V、B:CHは399MHz迄カウントするが、400MHz以上はカウントせず。

3.仮処置
 B:CHの入力前に、MC12080のプリスケーラで1/10に落としてやると、433MHz帯も
表示が出て来るので、100Hz単位迄しか表示出来ないが、スイッチとC:CHを
設けて433MHz帯も表示出来る様に応急処置とした。

 MC12080使用で、納得が行かないのは、144MHz→14.4MHz、433→43.3MHzになるので
カウント出来るはずだがデジタル側の部品が39.9MHz迄しか対応していない様です。

4.今後の対応
1.デジタルIC側は手を出せない:回路図が無く追えない為。
2.未交換の2SA711を交換して見るのもありです。

5.現状の状態
433MHz帯は、100Hz迄読み取れる様に1桁落とした。
144MHz帯は、10Hz迄読み取れる(B:CH)ので良しとした。

144MHz帯は10Hz迄読める。145.02の表示

校正をやり直しています。
電圧も4.8V→5.0Vになったので友人の高級HF機を利用して基準周波数を合わせました。


とりあえず一旦、終了。

*追記

MC12080は変換基盤を使って、SOIC−8→8ピンDIPに変換し、手彫りパターンで
ランドを作り、CHIP部品(一部:840Ωと8PF除く)です。

回路図に無いですが、SWダイオード2本を入力側に追加して保護しています。

参考になれば幸いです。


*2014.9月21日追記

SN74S112Nが怪しいと見て、ヤフオクで安く譲って頂いた方のものに交換してみた。


ICソケット装着、パスコン(0.1μF)付加しています。


40MHz未満ですが。改善はされた。これが50MHz迄伸びれば最良です。


プリスケーラx2で1/100になりますが、1GHz迄行けます。

ボロカウンタですし、A-CH:5Hz~40MHz、B-CH:10MHz~399MHz、C-CH:10MHz~1GHz
とまあまあ使えるものになりました。


これで終わりです。何かアドバイスが有れば宜しくお願い致します。


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