2014年9月5日(金) 外気温:36℃(西日)、室温:28℃
今日で、修理依頼されていたTONOのMR-1300Eの修理が完了です。
動作試験中(ダミーロード)
1.トラブル内容
・プリアンプの受信感度が悪い、ATTになってしまう。
・パワーが出ない
2.調査
リレーRL1、RL3の不良(経年使用による劣化)と
プリアンプのFET:3SK59の破壊、調整不良です。→3SK45に交換
OMRONのG2V-12Vで既に製造されていません。
足ピンが同じの、NAISのDS2E-M-12Vが寸法、構造が同じですので
交換することにしましたが、リレーの電源配線が+、-逆になっています。
修理前の表側基盤の状態。RL1のコイル側が足を曲げてGNDに繋がっています。変です。
青色の線はダイオード経由でGNDです。ここにRL1の足ピンは無いです、変です。
DS2E-M-12Vは+、ーが決まっていて逆だと動作しません。
G2Vはどちらに接続しても動作してしまいます。
2.改造・調整
おかしな点も有るが、今の所、この配線で問題なく動作しています。
追試される方は自己責任でお願い致します。
リレー交換と各種トリマー類の調整済み。
3.性能
・13.8Vで10W→60W、5W→40WとパワーTR:MRF245の劣化が進んでいます。
・受信はS3→フルスケールになるレベルです。古いMOS-FETなのでこの程度。
ガリ砒素FETに交換したいが、回路定数の変更が必要なので止めました。
4.参考回路図
この回路図どうりでは無いので、参考迄です。
調べた結果では、
RL1のコイルはパワーリレーRL4のTX側に繋がっているし、RL3はRX側に繋がっています。
アマチュア無線資格で2アマ以上で固定局なら、最大200Wまで許可されますが、
電気代が勿体ないし、交信出来る範囲でローパワーが良いですね。
久振りに回路図と違うので配線を改造されたのか、仕様変更なのか知りませんが
現状把握に時間が取られました。
まあ、良かったです。
今日で、修理依頼されていたTONOのMR-1300Eの修理が完了です。
動作試験中(ダミーロード)
1.トラブル内容
・プリアンプの受信感度が悪い、ATTになってしまう。
・パワーが出ない
2.調査
リレーRL1、RL3の不良(経年使用による劣化)と
プリアンプのFET:3SK59の破壊、調整不良です。→3SK45に交換
OMRONのG2V-12Vで既に製造されていません。
足ピンが同じの、NAISのDS2E-M-12Vが寸法、構造が同じですので
交換することにしましたが、リレーの電源配線が+、-逆になっています。
修理前の表側基盤の状態。RL1のコイル側が足を曲げてGNDに繋がっています。変です。
青色の線はダイオード経由でGNDです。ここにRL1の足ピンは無いです、変です。
DS2E-M-12Vは+、ーが決まっていて逆だと動作しません。
G2Vはどちらに接続しても動作してしまいます。
2.改造・調整
おかしな点も有るが、今の所、この配線で問題なく動作しています。
追試される方は自己責任でお願い致します。
リレー交換と各種トリマー類の調整済み。
3.性能
・13.8Vで10W→60W、5W→40WとパワーTR:MRF245の劣化が進んでいます。
・受信はS3→フルスケールになるレベルです。古いMOS-FETなのでこの程度。
ガリ砒素FETに交換したいが、回路定数の変更が必要なので止めました。
4.参考回路図
この回路図どうりでは無いので、参考迄です。
調べた結果では、
RL1のコイルはパワーリレーRL4のTX側に繋がっているし、RL3はRX側に繋がっています。
アマチュア無線資格で2アマ以上で固定局なら、最大200Wまで許可されますが、
電気代が勿体ないし、交信出来る範囲でローパワーが良いですね。
久振りに回路図と違うので配線を改造されたのか、仕様変更なのか知りませんが
現状把握に時間が取られました。
まあ、良かったです。
ただ、回路図が無く困っています。
MRF245のコレクタにアキシャルリード型のコンデンサが6個ありますが、このコンデンサが焦げて値がわからず困っています。
又、保護回路のトライアックだと思いますが、これも半分欠けて名盤が読めません。
お手数かけますが、お力添えをお願いしたくコメントを書かせていただきました。
よろしくお願いいたします。
寝る所でコメント確認致しました。
このMRF245のリニアはドライブを上げると100W近く出ますが部品を痛めますので、ドライブは10W程度で出力60W未満に抑えておく必要が有ります。
出力側にLPFを入れて2~4W落とすのが良いです。
以上の前提でコメントさせて頂きます。
1:TRの部分のコンデンサは回路図にもないですが、
多分大きさから数PFと思います。
2:同調用VC値:30PF 高耐圧(400V以上?)
オリジナルはセラミックですが、エアバリが良いです。
2.高SWR対策のSCR:?H4Lと不明です。
トランジスタの動作を止める程度ですから1W程度の同等品で良いのではないかと思います。
3.回路図は持っていますがLOTにより異なる部分が有ります。
紙をJPG化していますので、メアドお知らせ頂ければ送れます。
以上
焦げているコンデンサはコンデンサの一部は3.9pFを確認できていましたので、10P前後でカット&トライしてみます。
トライアックではなくサイリスタでしたね、これも部品箱に使えそうなものがありましたので試してみます。
回路図はここに載っている回路図を参考に、基板から自分なりに起こしてみました。
MRF245は今のところ壊れいないようなので、助かっています。
この石もなかなか手に入らなくなりましたので、
壊れていたら諦めるつもりでした。
今回、いろいろアドバイスをいただきましたので、結果報告に又伺います。
その後、MRー1300Eの別の修理に有った修理画像を拡大して見たら、大きい方は「101K:100PF」が4個使用と分かりました。
ベースとGNDに両方に2個毎で4個です。
セラミックで、本体は茶色ですが、黒色の印が付いて
いました。多分温度補償用かも知れません。
耐圧が不明ですが、50V以上と思います。
ベース側はインピーダンスが低いので10Wの電力が耐えられるもので良いと思います。
参考迄。
尚、MR-1300Eの修理はブログにいくつか載せて有りますので参照下さい。
MRF245のコレクタにぶら下がってるコンデンサは、5色表示のようで、3.9PF(2個)や3.3PF(2個)ではなく、39PF,33PFのようです。
後の1つは焦げて不明ですが、およそ片側100pF(左右2個)前後と判断して調整をしました。
手持ちにチタコン(耐圧500V、33pF)が少々ありましたので、合計4つを付けて実験、この値でもトリマーが効き、結局12W入力で120W出ました。
ただ、時々ガクンと出力が半分位になり、原因を突き止めると、MRF245のベースにあるコンデンサの不良のようで、手持ちチップ型セラミックコンデンサに交換して安定しました。
(100PF+100PF+47PF)×2
どうも熱くなると出力が1割以上下がっています。
原因はいろいろあると思いますが、出力ばかり上げげず、もっと安定なところで妥協したほうが良いかもしれませんね。
高価な測定機を持っていないのでスプリアス等も分かりませんし,今度は私もLPFを作って入れてみます。
いろいろアドバイスをありがとうございました。
又、遊びに来ます。
直った様でなりよりです。
12W入力 120W出力は出し過ぎです。
電流も20A近く流れていたのではないかと思います。
私は10W入力で60W+LPFで55W程度です。
FANを回して冷却しています。
MRF245がくたびれていると思います。
スプリアスが心配ですので、軽く動作させるのが良いです。
では