神様が安倍暴政に天罰を下したのではないか。
そう思えてくるような絶妙なタイミングでオスプレイの墜落事故がハワイで起きた。
米国のオスプレイ本土大量配備を、安倍政権が民意を無視して無条件で承認した。
その厚顔な横っ面を引っ叩くような墜落事故だ。
翁長沖縄県知事が真っ先に声を上げ、横田周辺の市民団体が緊急要請を行った。
安全性が確認されるまでは導入は許されないと。
オスプレイ導入に反対する者は当然としても、たとえ賛成する立場の者でさえ、まともな思考を持つ者なら、誰もがそう考えるだろう。
ましてや国民を代表して国政を任されている国会議員なら、立場を超えて、そう安倍政権に要請すべきである。
ところが、きょうの報道のどこを見ても、このオスプレイの墜落事故について、国会議員が声を上げたという形跡がない。
国会開会中であるというのにである。
安保法制法案の国会審議が始まっているというのにである。
与党も野党も、大阪都構想の否決の後の政界再編に向けて、生き残ることばかりが最大の関心事のごとくである。
一事が万事だ。
国民生活がこれほどまでに脅かされているというのに政治がまったく機能していない。
こんな政党や政治家はクソくらえだ。
そういう怒りが私に新党憲法9条をつくらせたのである。
新党憲法9条の必要性はこれからますます高まるだろう。
やがて新党憲法9条しかないと気づくだろう。
その時に備えて、同志たちよ。新党憲法9条の旗の下にいまこそ集まろう!(了)
Photo by : The New York Times “Marine killed, others injured in Osprey crash”
[http://www.nytimes.com/video/multimedia/100000003690375/marine-killed-others-injured-in-osprey-crash.html]
メディアに出て来た安倍首相に、もはやかつての勢いはない
最大のパフォーマンスを訪米で飾った安倍首相は、もはやメディアから姿を消す事になるだろうと。
やるべき事は山ほどあるが、それらはすべて安倍首相にとって難問ばかりだ。
それらが報じられるほど、安倍首相は支持率を落とす。
だからメディアは報じない。
現実はどうか。もちろん安倍首相はメディアからは消えない。
またぞろ出て来た。
しかし何をしているというのか。
ITや産業ロボットの宣伝演説が早朝のNHKのトップニュースで流される。
観光誘致・免税店強化のために地方を視察する姿が報じられる。
阪神・淡路大震災から20年たった今、神戸を訪れ、献花する。
来年のサミット開催地を安倍首相はボンサミットまでに決断すると報じられる。
こんなことが、なぜニュースになるんだ。
これらは官僚の仕事だ。
点数稼ぎのパフォーマンスはもはや安倍首相にはないということだ。
それでも安倍首相は安泰だ。
野党が安倍首相を追い込めないからだ。
やはり新党憲法9条がどうしても必要になって来る(了)
大阪都構想が敗れても素直に喜べないこの国の政治状況
大阪都構想が敗れ、橋下大阪市長が政界引退することになった。
ひとまずよかった。
大阪都構想が勝って橋下市長が勢いづき、安倍首相と組んでこの国の 政治を更なる右傾化に走らせようとすることだけは見たくなかったからだ。
しかし、最悪の事態はひとまず避けられたけれど、これで政治が良くなることは、ひとつもない。
勝利宣言の記者会見を開いた連中が浮かない顔をしていたのはなぜか。
大阪の根本的な問題を解決することは、彼らでは出来ないからだ。いや、いまの政治では誰も大阪の税金泥棒ぶりを解決出来ない。
護憲派が歓喜できないのはなぜか。
たとえ橋下氏が政界引退しても、維新の会はなくならないし、中央政界はさらなる混迷を繰り返すだけだからだ。
安倍改憲の勢いが止まる事はなく、それを止める護憲派の結束が強まる事はない。
これを要するに、大阪都構想をめぐる一大騒動は、橋下一人に振り回されただけの七年半だったということだ。
政治は何も変わらない。
新党憲法9条の必要性がこれからますます明らかになっていくと思っている(了)