見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/35 タミヤ TIGER Ⅰ 製作記(9)今回は戦車長メインです(^^;

2024年05月10日 | 1/35 AFVその他車両
今回は、お色気戦車長!?中心の製作記です(笑)

お顔を塗りました
若干修正しなければいけない箇所は有りますが、思い描いていたイメージに近いのでは、と自己満足(^^;

併せてシッフフェンとジャケットを、何の芸も無くNo33:つや消し黒で筆塗りしています

ヘッドフォンとスロートフォンを付けました

どちらも本体はプラ、ヘッドフォンはプラ板積層、スロートフォンは伸ばしランナーの輪切りです
ヘッドバンドはPEの切れ端、スローフォンのバンドはプリンター用紙の細切れで作りました

この段階でデカール貼っちゃいまして
やっとおパンツも塗装して、後ろから写せるようになりました(笑)

襟と肩の階級章にカフバンドは、タミヤドイツ兵階級章デカールセット(アフリカ軍団、武装親衛隊)から
シッフフェンのドクロや腕の鷲章はパッションモデルズの武装親衛隊デカールセットを使っています

そして、最大の難関?ストッキング塗装です、マスキングはこの通り

タミヤから届いたコンプレッサーチューブを取り付け、勇んで塗装です(^^)

何とかなったのかなぁ、と


前かがみのポーズに加え、先に付けた腕が邪魔をしてかなり苦労しました
残るはコード類、それを付けたら艶消しを吹いて仕上げの予定です(^^)

ベースになる?TIGERⅠの方ですが
エアブラシ復活で、3色迷彩に向けTC5:オリーブグリュンを写真を元にもう一度吹きました



そして3色目、No43:ウッドブラウンとNo131:赤褐色(日本機プロペラ)を混ぜたものを
エアブラシ塗装しました




【おまけ】
我が家イチゴ、今シーズン初収穫です

まだ色目が良くないですし、甘さも控えめ?ですが(^^;
寒い間にダンゴムシの駆除をしていなかったので、被害が発生しています(怒)
収穫期で薬品が使えないため、茎を分け土を掘って文字通りしらみつぶしに探してやっつけています
この作業けっこう腰にくるんですよねぇ~(笑)

【続く】




1/35 タミヤ TIGER Ⅰ 製作記(8)迷彩が?

2024年05月06日 | 1/35 AFVその他車両
お色気戦車長、乗せてみました(笑)

未だ道半ばでは有りますが、将来が期待出来そうではないかと思います(;'∀')

車体も基本塗装が完了しました


ちょっと色が白っぽく写ってしまいましたが、実際はもっと黄色っぽく暗い色調です

早速、エアブラシを使って迷彩を施しました


この迷彩も問題ありで、本当にダークグリーンだけだったのか疑惑が💦

これがキットの塗装図です(再掲)

ワタシが描いたパターンもチョーいい加減なのですが、そもそも右側は無いし(;'∀')
今まで参考に載せた写真と、砲塔や車体前面のパターンが塗装図と違う様な...
と云うより、実際は三色迷彩だったのではないか!?と云う疑惑が有るのです
既に脳内で聖典状態になっている、HEIMDAL社の『TIGER~(以下省略)』
ここのP98やP158に載っている”倒福”の写真は、キットの塗装図とは似ても似つかぬものです
まずP98

砲塔番号”831”は”S33”に描き替える前のものです

P158、こちらはチタデル戦時で右前フェンダーやエアクリーナーが無いですね

P98からP158、春から夏まで数か月経ているはずですが、パターンは同じように見えます

キットの塗装図は強いて言えばP142に載っていた、この”S01”風?


と、また悩みつつTC5:デュンケルグリュンを吹いた直後
エアブラシとコンプレッサーを繋ぐエアチューブの、ジョイントキャップの中のパッキンが壊れてしまいました

赤で指した箇所です

コンプレッサーのフォルダーから外れて床(カーペット)の上に落ちた拍子に
中に入っている軟質プラ製パーツの矢印のところが折れてしまったのです
実は(2)の記事で、自家製デュンケルゲルプのエアブラシ塗装がうまく行かないという事を書きまして
読者の皆様から、色々アドバイス頂いていたのですが
机からカーペットの床に落ちただけで中のパーツが壊れる、しかも材質は軟質プラ?
どうも以前からヒビというより亀裂が入っていて、そこからエア漏れしていたのではないかと...
それが原因で圧が低下し、吹きが悪かったのではないかと想像されるのです

これが無いと迷彩の仕上げも出来ませんし、お色気車長のストッキングも塗れません(;'∀')
早速タミヤのカスタマーサービスで注文致しましたが、GW明けの発送になるという事です

迷彩はどうにかなるわい💦と、デカールを貼りました(^^)


で、失敗しました(T^T)

バルカンクロイツはともかく、”3”は難儀しそうです...

”倒福”の下地は昔のNo58:黄燈色にNo62:つや消し白を混ぜて筆塗りしました
昔No58はほとんどオレンジ感の無い色です

手描き感満載(^^; つや消し白を混ぜたのは透け防止のためです

キットのデカールは文字のみで下地の色は入っていませんでした
ここは記録写真でもはっきり分かるところですし、S33号車の売りでもあるので欠かせません
モノクロ写真なので何色かは判別が付きませんが
デュンケルゲルプより明るく、白より暗く見えると云うのと、
ドラゴンキットなどでは見栄えのする黄色にしている、という事でワタシも黄色にしました(^^;
何と言ってもこっちの方が映える!(笑)

戦車長の細部工作です

ベルトはSS将校用タイプにしました
ベルト自体はプリンタ用紙の細切り、バックルは0.5㎜プラ板をHGディテールパンチで切り抜き
ベルトとの止め金具は、伸ばしプラ棒を切って付けています
そして当然の鼻高工作、鼻筋にゼリー瞬着を盛り硬化後削って形を整えています
左耳は伸ばしプラ棒を輪切りにしたものを瞬着で付けてから加工しました
シッフフェンの青矢印で指したところは、もうちょっと尖らせる予定です

【続く】


1/35 タミヤ TIGER Ⅰ 製作記(7)久々に資料本を買ったのですが(;'∀')

2024年05月04日 | 1/35 AFVその他車両
冒頭からですが
こんなものを買ってしまいましたァ~!

『SS第2戦車連隊重戦車中隊~SS第102/502戦車大隊』というコア過ぎるお題(;'∀')
資料探しでたまたま見つけた記事に『これイイですよお勧め』と云う事が書いて有りまして
どんなモンかい?と書籍名をそのまま検索して見たら何と!在庫有りにたどり着いたのです💦

ところがこれフランス語書籍なんですよねぇ~
WW2ドイツ物の資料本の中では、本家ドイツ製より充実しているのでは思われるフランス製
しかしながら日本語さえ覚束ない我が身、とってもじゃないけど(文字通り)読めません(笑)
昨年、お江戸の西山洋書に遠征した際も、垂涎物のHJ師団の本が有りましたが
読めないからと泣く泣く?諦めた経緯があります

それが今回、20世紀生産キットのタミヤ製TIGERⅠ”倒福”ことS33号車のデカールを選んでしまった事で
心がファイヤ~!となってしまい、気付いたらポチッていたのです(笑)
これ中古本でしたが状態は新品同様、価格は9,900円で送料無料でした
ところが後でAMAZON見てみたら、別のお店で何と26,730円で出品されています!
こっちが先にヒットしていたら、恐らく(間違いなく)手を出していなかったでしょうねぇ~(;'∀')

例の有名な写真も一部切り取りですが載っています

偉いさんもお出ましの受勲セレモニーだったらしく、PKが一連のシーンを撮っています

これはほんの一部(当然!)

しかし、眺めて(読めないから)感心してばかりではいられません
この写真集を見た限り、同中隊のTIGERは1943年4月頃の写真では
排気管カバーを付けているものが見当たらないのです
その中で、残念ながらS33(S22)と特定できる写真はないのですが、恐らく同様だろうと...
と云う訳でこれまた捥いじゃいました

こんなのばっかりです
もっともエアクリーナーは残っていて、そこがアクセントになって良いな、と考えた事も有ります
取付ダボが残ってくれたら、穴埋めしなくて済むな、なんて考えたのですが
しっかりパーツと一体で取れて、後にはポッカリと穴が...で、埋めました(^^;


写真では、残っているエアクリーナーが初期型のように見えるのですが
ここはもう瞬着でパイプと繋げていますので、後の始末を考えて取り換えは止めました

砲塔後部の雑具箱は技量不足で諦めたので、もういじるところは無さそうです
あとは塗装になりますが...そうなると残るは!?
そう、お色気戦車長のみ(笑)

頬杖ついている右手は、モデルカステンのMGガールズ(プラ製)から
左手は胴体と同じ、1/32プライザーからです
MGガールズの手は造詣が甘く、かなり削り込みました
プライザーは造形はいいのですがやはり1/32、こちらもそこそこ削ってサイズを合わせています
この右手、砲塔上面に手を付いている形なので、如何に面にフィットさせるか
もうちょっとと云うより、まだまだ整形が必要みたいです
左肘の下には双眼鏡がくるので、高さ的にはこれでいいのかと考えています

【続く】


1/35 タミヤ TIGER Ⅰ 製作記(6)実車に近づけよう?工作

2024年05月01日 | 1/35 AFVその他車両
前回の記事で紹介させて頂いた1943年4月と7月の写真
これを元に実車はどうなっていたのか!?検討してみます
1943年4月

同年7月

まず、車体側から
1)第一転輪の外側ホイール...4月、7月とも左右有り
2)操縦席のペリスコープ孔...開いている
3)前部の予備履帯ラック...棒状でジャックルの穴に通している、そのため予備履帯が若干上っている
4)ボッシュライト...4月撮影時は左右とも有り、7月には左右とも無し
5)左側のサイドフェンダー...7月時点では全て付いている
6)Sマイン発射機...4月は右後部が、7月は右前部が確認できる
7)車体前部上のスコップ...無し、替りに何か分からないが工具とその留め具が付いている

7月の写真では、師団マークが例の下駄をひっくり返した形に替わって
倒福の横に移動していますよね
あと細かいところでは、予備履帯の数が4月は12枚あったのに、7月は11枚になっていたとか(笑)

砲塔関連は
8)発煙弾発射機...4月撮影時は左側のみ、7月には左右とも無くなっている
9)キューポラの傘立て基部...写真では確認できず
10)後部の雑具箱...他の写真に有り、キットと形・大きさが違っている

前部正面からだけなので、後部がどうなっているのかは分からないのですが
修正または取付を選択する箇所が、ざっと見ただけでコレだけ有ります
それぞれ検討してみると
1、4~6、8はパーツを取り付けるか否かの選択で済みます
2は穴を開けるだけですが、場所が場所だけに目立つのでかなり気を使いそう
3は合う棒状の材料が見つかるかどうかが肝かな
7はどんな工具なのか、もうちょっと調べてみる必要が有ります
9の傘立て用の筒は、有ったとしてもちょうどフィギュアのお腹の辺りに来るのでちょっと💦

問題は10の雑具箱です
これはドラゴンのTiki号では再現されているそうなのですが、側面のハッチに被る程大きくて
自作か、又はかなりの改造が必要となるのでワタシには無理っぽい(^^;

取り敢えず、1~6、8はどうにかなる
7、9は後付け可なので、ちょいと調べてみてからでしょうか
問題は10ですねぇ
ここは心境にコペルニクス的転回があればチャレンジする?と云う事にしました(笑)

さて第一転輪の外側を付ける...のですが
その前に蓋?担っているB16のパーツを捥ぎ取らなくては( ̄▽ ̄;)

ニッパーで力業です
で、付けました

捥ぎ取った後が少々歪んでいようと隠れて見えませんから(^^;

Sマインを車体後部に付けました

最後部の角に付ける部分は、組説では分かり辛かったです

砲塔の発煙弾発射機は右側を撤去し左側を付けました


コマンダーキューポラの取っ手を付けるのを忘れていました(^^;

ペリコープ孔を開け、予備履帯フォルダーの棒を付けた状態です

フォルダーの棒は、エバーグリーンのプラ棒を使いました
ジャックルの向きを反対にし、止めナットが履帯側にくるようにしてプラ棒を接着しています
ペリスコープ孔は手回しドリルで開けました、ちょっと位置が上になっていますが💦

ボッシュライトは左右とも取っ払いました
かと言って、1943年7月撮影写真のようにしようと云う訳では有りません
その7月と前の4月の撮影時の間、つまり証拠写真の無い期間を再現?しようとしているのです
証拠が無いので誰も突っ込みようがない!?
史実に忠実だ、そうでないと誰が証明できる(笑)
要は究極の検証不可能TIGERを作ろうとしているのです
まぁ元々は、お色気フィギュアを乗せようと始めた事ですしねぇ~
『それでイイのだ~(^^♪』

【どうでもいい話】
BundesarchivにSoretz上級曹長がPeichl曹長からワインと思しき瓶をプレゼントされている写真
恐らく世界に流通しているこの写真の、原版では無いかと思われるものが公開されています
こりゃあいいもん見つけたワイ\(^0^)/と、当Blogで紹介させて頂こうと思ったのですが
ところがどっこい、この連邦公文書館、かなり利用規則が厳しい💦
何かとキビシイと云われるIWMよりはるかにキビシイと思われます
それがどれだけかと云うと、翻訳ソフトで読んだ限りですが
私的利用、商業利用に関係なく、必ず使用許諾の申請をしなければならないのです!
しかもプレビューでも借りたものは、必ず返せと(;'∀')
どうやって返すのか?恐らく消去しろという事ではないかと思うのですが?

IWMが、私的利用なら編集不可だけどIWMからの転載表示をする事でオッケーだった(確か💦)のに対し
これはちょっとどころでは無いくらいハードルが高すぎます(^^;
そんな訳で転載は止めリンクだけ貼っておきますので、覗いてみたいと思った方はどうぞご自由に
見るだけはタダ、ですから(笑)

【続く】