Kaettekita 私が思う あのこと このことReturn(Get Back Part2)

進取究明。日々の雑感を気ままに綴る私なりに思い考え行い実践する不定期の記録。写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ。

大悪をこれば大善きたる

2017年08月06日 11時19分44秒 | 御書の一節(朗読含む)
「大事には小瑞なし、大悪興れば大善きたる。すでに大謗法国にあり、大正法必ずひろまるべし。各々なにをかなげかせ給ふべき。迦葉尊者にあらずとも、舞を舞いぬべし。舎利弗にあらねども、立ちて踊りぬべし。上行菩薩の大地より出で給ひしには、踊りてこそ出で給ひしか。普賢菩薩の来たるには、大地を六種に動かせり。事多しといへども、繁きゆへにとゞめ候。又々申すべし。」(大悪大善御書 文永一二年 五四歳、平成新編「日蓮大聖人御書 大石寺」御書七九六頁)。
 
 私の大好きな大聖人様の御書の一節である。大きな悪が起これば、必然的に大善、大きな善、筋道通った、素晴らしい世の中、幸せな日がやって来るという、日蓮大聖人様の有難い御言葉。何とも逆説的、パラドックスの最たる、素晴らしい立派なお言葉。大聖人様が、一切衆生に、大丈夫、大丈夫、この難事・濁悪・悪世に負けずに、寧ろ今のこの時に、舞を舞いましょう、立って踊りなさい、と衆生を鼓舞する。
 日蓮大聖人様は、釈尊の法華経の時代の上行菩薩の再誕だと言われており、大聖人様も大いにその御自覚の元、立ち居振舞っておられる。その上行菩薩が大地からおいでになられた時には、舎利弗尊者でなくとも、喜んで踊っておいでになった。普賢菩薩が来たときには、大地が六種に動いた、という。
 私は、日蓮大聖人の、嵐が来ようと、身に迫る大難が訪れようと、一歩も引かずに戦おうと前向きに生きるひたむきさが大好き!このお方に、信伏随従して死ぬまで付いて行こうと思わせる何かがある。仏様・御本仏の魅力は、語るとも尽きない。

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