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どの電子辞書が良いのか?カシオとシャープ、二大メーカー 紙の辞書についても語る

2022年12月26日 09時14分27秒 | 読書・本を読む事への楽しみ誘い。日蓮正宗御本。その他一般著作物電子書籍・辞書類

 今、日本の電子辞書メーカーには、「カシオ」と「シャープ」の二大メーカーがひしめいている。どちらが良いかは、読者諸氏にお任せするが、私は、やはり、「カシオ」派である。(アマゾンのブラックフライデー価格で、二万五百円台で、ケースも付けて、アマゾン合同株式会社、アマゾン本社からお安く買えた)
 その理由は、ハードの、バッテリー機構にある。カシオは、電源・電池が、一般の電池を使えて、勿論、エネループ等の充電池も立派に対応し、充分使える。電池は単三2本である。だから、バッテリーが外付けであり、本体が壊れない限り、あと、充電池の寿命もあるが、ほとんどコストが家での充電でのみの、無限の安い電気代の、エネループの使用が可能なのである。
 これが、シャープは、問題なのは、バッテリーが内蔵充電池式であり、本体ごと充電しなければならない。
 これはこれで、使い道もあるだろうが、この、バッテリーがイカレて、へたって、使えなくなれば、修理に出すなり、本体ごと捨てるなりの、勿体ない使い方となる。これが、シャープのネックだ。

 昔、うちで買った、シャープの電子辞書、「Brain」PW-NA1は、この点、一般電池も使えたが(この場合、単四電池2本)、これは、一万三千円、一万五千円位の、破格の値段であり、新品だったが(私はいつも、新品しか買わない)、電池は外部のが、勿論エネループも使えるのが非常に良かった。けれども、辞書数が極めて限られ、貧弱と成り、数点、あっても10コンテンツ位の少なさであり、国語辞書一冊、英和和英各一冊、簡略的、比較的簡素な、ダイジェスト版の百科事典一冊、漢和辞典一冊、と、あとは、六か国語の位の、現地での想定対話集位が入っていた。価格は安いように見えるが、コンテンツが10程度では、非常にコスパ、コストパフォーマンスが悪かった。
 しかも、カシオとシャープで違うのは、カシオには、必ずと言っていい程、日本の国民的辞書と言われる「広辞苑」が大体の電子辞書には入っている。「広辞苑によれば…」で有名なフレーズは、誰でもマスコミ、新聞等で聞いたり読んだりした事があるであろう。
 しかし、これが、シャープには、「大辞林」が大体入っているが、やはり、「大辞林」では物足りない。それから、大辞泉か何かも入っているものもあるかも知れないが。

 私は、うちで初めて買った紙の大中辞書は、「広辞林」(第六版)(一九八三年九月一日第一刷)という、三省堂書店の辞書であり、これは、大きいばかりで、中身が極めて貧弱であった。調べても載っていない項目が余りにもあり過ぎた。しかし、買ったのが私の小学生時代であり、私の乏しいお小遣いの中から、やっと買い求めたのである。最初はとてもうれしかったが、やがて次第に、何で「広辞苑」を買わなかったのだろう?という、自己否定、自己否認、自分を肯定などは出来なかった。
 それから、数年が過ぎ、私は高校生になって居た。その時にも、図書カードを或る方から数千円分もらい、この時、岩瀬書店桑野店(確か、国道49線と、さくら通り、新さくら通りの側にあった)にて、「大辞林(三省堂書店)」(一九八九年一一月一〇日、第一版第一六刷発行)という大辞典を、当時売り始まっていたので、初版の時に買い求めた。当時の値段で、定価6,300円税込み、であった。
 この時の大辞林は凄い宣伝量、宣伝の仕方が上手いというか、新聞紙上で宣伝を大量にして、ほとんど、国民的辞書の「広辞苑」にケンカを売る、というか、ホントにケンカ状態であり、対抗意識剥き出しであり、私は、その当時は三省堂の大辞林を応援して居り、語句収録数も広辞苑を上回る、というのを信じ、その出来たばかり、出版したての三省堂書店の「大辞林」派となっていった。
 しかし、依然、国民的辞書の岩波書店の「広辞苑」への憧れは止む事無く、私の家には、「広辞苑」が全然無いんだなあ、といった、悲嘆、後悔の念がいつも付きまとっていた。これは、私が、当時の高校生時代、大学時代に、常に日頃、日常生活で懐いていた感慨、感想である。

 それが、変わる時が来た。私は、お金を貯めて、ついに、1998年平成10年3月16日月曜日に、当時、どこの書店で買ったのだか、多分、その時には岩瀬書店はないから、近くの、これも今は無き、ツタヤの大槻の書店か、或いは遠出して、郡山駅前まで行って、郡山市最大の書店だった、こんなのも最終的には惜しまれて閉店した「東北書店」にて、大威張りで買ったのか?忘れたが、とにかく、「広辞苑 第四版」(岩波書店)を、定価(本体6311円+税)で買った。この時の私の喜びようったらなかった。もう、やっと、国民的辞書、「広辞苑」を、この僕は、手にやっと入れられたんだあ、その嬉しさったらなかった。
 うちに「広辞苑」がちゃんと既にあるのに、わざわざ郡山市図書館に行ってでも、「広辞苑」をその場の書棚から借りて、そこのテーブルの上にバンと置いて自習して、自身、非常な喜び、少しキザに気取った風にして読み、自分は学問をしているんだと酔い痴れながら、実際に文学書・宗教書・実用書などの検索・字引にその場で利用させてもらったりもした。

 それから、二十年。私は、又又、紙の「広辞苑」を買い求める事になる。現在の最新版『広辞苑 第七版(岩波書店)』(二〇一八年一月一二日第七版第一刷発行)を、私は大々的発売中、大絶賛大宣伝中の、その同じ年の忘れもしない平成三十年一月一四日、詰まり、その発売日の二日後に、私はツタヤみどり書房桑野店にて、本来は定価(本体9000円+税)なのに、特別定価が、その年、二〇一八年六月三〇日まで、特別定価(本体8500円+税)で無事にお安く購入できた。
 この時の模様、購入の様子は、私のこの拙著ブログにて紹介済みである。
 とにかく、紙の辞書から、電子辞書に話は戻るが、電子辞書は、数百コンテンツ、大体、うちのカシオの電子辞書(EX-word,XD-SX4800 )は、220コンテンツもの、多彩な書籍類が充実して居り、これ程の紙の量の書籍を、実際に家に持ち込もうものならば、場所が本類で充満し、家の部屋が本で一杯になるであろう。
 それに、紙の本は高い。皆、今となっては、高級な嗜(たしな)み、高級品となった。紙の本はそんな部類の、お気に入りの本しか買わない、と言った人も増えた。
 だから、私は、辞書、辞典を買うならば、紙でなく、電子書籍版の、「電子辞書」をお薦めする。これしか選択肢は無い。紙の辞書は第一、重量が重たい。片手で持って居たら、腱鞘炎になってしまいかねない。カシオの電子辞書は、今話題の、ブルーライトカット機能もある。健康面でも、価格面でも、コスパ、コストパフォーマンスが、大変に、非常に良い、宜しいのである。
 私は、現代に生きていて、こんなに便利な世の中に居るんだ、この便利さ、簡便さを享受できる喜びに溢れて、今のこの二〇二〇年代、令和の御代を正に生きているのである。

※私の、電子辞書購入の記事。以下、URL参照。

※広辞苑第七版の買い物について。

※私の、シャープの電子辞書の買い物について。

以上。よしなに。wainai


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