超地元でこんな美味しいイベントがあったので
行って参りました♪

怪獣と美術-成田亨の造形芸術とその後の怪獣美術-展
そんなに大きなスペースではないのですが
作品の展示数は私が想像していたより多くて
けっこう見応えありました。
怪獣の発想・造詣ポイントが細かく書いてあるのが嬉しい。
たとえば「ダダは阿修羅がモチーフでもともとは3面の顔だった」とか
「ギャンゴの首の部分はトーテムポールをイメージ」とか、
聞いたことのある話やはじめて聞く話、どれも興味深かったです。
成田氏自身が気に入ってるといういくつかの造詣、たとえば
「ケムール星人」は「人間の顔を4つの側面で見たものを合成した」もの。
なんだか氏が目指していた「怪獣」デザインの本質を見る気がします。
さすがプロだと思うのは、他の怪獣の再利用といった制約条件をクリアしたうえで、
中に人がいることを感じさせずに、かつ中に入る人のことまで配慮していたりすること。
そういうデザインと機能面の両立も素晴らしい。
なる@的に、いろんなショートカットのノウハウを蓄積されて、
自在につかいこなせるのがプロフェッショナルだと思うわけです。
(それが氏のアーティストとしてのジレンマであったとしても)
初期の油絵の力強さ、ブロンズ彫刻の独特の表現、
またDVDで見る作品への、コンセプトから細部にまで渡る徹底したこだわり・・・
ウルトラマンやセブンを生みだしたエネルギーの根源を見ました。
個人的には「翼を持った人間の化石」にかなりやられてしまった。
(後で見たDVDだと、型をとるための雛形を利用した彫刻作品だとか。
えぐりとられたような肉体の生々しさはそこからくるのかな、と)
自らを「芸術家ではなくイベント屋であり映像屋」だと
自虐的に称したということですが、
これほどまでに、世代を超えた多くの日本人に愛され
これから先もずっと新しいファンを獲得しながら
生き続ける作品は、そんなには存在しないのでは?
コラムで、芸術家とデザイナーの違いをさして
「芸術家はどことん自分と向きあうが、デザイナーはビジネス優先で
他人にどう見えるかを気にする。
だからウルトラマンに角をつけるみたいなことをやってしまう」と
手厳しい意見も残しておられ、
作品へのプライドそして怪獣たちへの深い「愛」も感じます。
ウルトラQ、ウルトラマンやセブンで
大人たちの「本気」を見せてもらってたんだな、とまたまた実感。
なんだかすごく懐かしい、それでいて深くインスパイアされる
作品展でした。(情報量多くて、少し疲れちゃった;

小さなお子様連れ、20〜50代男性、30〜40代夫婦、学生2〜3人連れ・・・
という感じの会場。(学生含めて女子は少ないっす)
お子様の中には「ビラ星人にはホントは足はないんだよ!」とか、
成田亨原画(第1稿等)にダメだしできちゃう、ちっちゃな怪獣博士たちも♪
※写真はロビー。スクリーンの後ろ側は15席くらいの
DVDエリアで、80分のDVDが定時放映されています。
ここまでは無料エリアなので、ジモティな方は
DVDを見にくるだけでも楽しいかも?
行って参りました♪

怪獣と美術-成田亨の造形芸術とその後の怪獣美術-展
そんなに大きなスペースではないのですが
作品の展示数は私が想像していたより多くて
けっこう見応えありました。
怪獣の発想・造詣ポイントが細かく書いてあるのが嬉しい。
たとえば「ダダは阿修羅がモチーフでもともとは3面の顔だった」とか
「ギャンゴの首の部分はトーテムポールをイメージ」とか、
聞いたことのある話やはじめて聞く話、どれも興味深かったです。
成田氏自身が気に入ってるといういくつかの造詣、たとえば
「ケムール星人」は「人間の顔を4つの側面で見たものを合成した」もの。
なんだか氏が目指していた「怪獣」デザインの本質を見る気がします。
さすがプロだと思うのは、他の怪獣の再利用といった制約条件をクリアしたうえで、
中に人がいることを感じさせずに、かつ中に入る人のことまで配慮していたりすること。
そういうデザインと機能面の両立も素晴らしい。
なる@的に、いろんなショートカットのノウハウを蓄積されて、
自在につかいこなせるのがプロフェッショナルだと思うわけです。
(それが氏のアーティストとしてのジレンマであったとしても)
初期の油絵の力強さ、ブロンズ彫刻の独特の表現、
またDVDで見る作品への、コンセプトから細部にまで渡る徹底したこだわり・・・
ウルトラマンやセブンを生みだしたエネルギーの根源を見ました。
個人的には「翼を持った人間の化石」にかなりやられてしまった。
(後で見たDVDだと、型をとるための雛形を利用した彫刻作品だとか。
えぐりとられたような肉体の生々しさはそこからくるのかな、と)
自らを「芸術家ではなくイベント屋であり映像屋」だと
自虐的に称したということですが、
これほどまでに、世代を超えた多くの日本人に愛され
これから先もずっと新しいファンを獲得しながら
生き続ける作品は、そんなには存在しないのでは?
コラムで、芸術家とデザイナーの違いをさして
「芸術家はどことん自分と向きあうが、デザイナーはビジネス優先で
他人にどう見えるかを気にする。
だからウルトラマンに角をつけるみたいなことをやってしまう」と
手厳しい意見も残しておられ、
作品へのプライドそして怪獣たちへの深い「愛」も感じます。
ウルトラQ、ウルトラマンやセブンで
大人たちの「本気」を見せてもらってたんだな、とまたまた実感。
なんだかすごく懐かしい、それでいて深くインスパイアされる
作品展でした。(情報量多くて、少し疲れちゃった;

小さなお子様連れ、20〜50代男性、30〜40代夫婦、学生2〜3人連れ・・・
という感じの会場。(学生含めて女子は少ないっす)
お子様の中には「ビラ星人にはホントは足はないんだよ!」とか、
成田亨原画(第1稿等)にダメだしできちゃう、ちっちゃな怪獣博士たちも♪
※写真はロビー。スクリーンの後ろ側は15席くらいの
DVDエリアで、80分のDVDが定時放映されています。
ここまでは無料エリアなので、ジモティな方は
DVDを見にくるだけでも楽しいかも?
孫と一緒に見に行くんですけどね。
ケーブルテレビでのウルトラQを見てから
最近、ウルトラシリーズが気になっています。
ウルトラセブンXも放送されるようですしね。
http://www.city.yamagata.yamagata.jp/yamadera-basho/
のあとを引き継ぎ、11月からは足利私立美術館でやるようです。
http://www.watv.ne.jp/~ashi-bi/
関西方面はやらないのかしら?
DVDでは阪神百貨店かな?けっこう前に行った
関西での展示会の内容でした。作品は変わってないようです。
また近場であるといいですねー。
3-4歳くらいのお子さんがものすごく怪獣をよく知ってて
そういう子どもがまた何人もいてびっくりでした!
きっとお父さんがいっぱいDVDとか見せて教育してるのかな、と。w
微笑ましかったです♪
ウルトラセブンX、公式サイトができてましたねー♪
また記事にしようかな?