行って参りました☆初日舞台挨拶
「ノルウェイの森」
製作が決まってから、ずっとずっとずーーーっと待っていた映画。
感想はですねぇ・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
うーーーーーーん・・・・・・・・・・・・
なんというか、不思議な空気感。
無国籍な感じというか、
ハーブの香りのする煎茶というか・・・・・。
2000年の香りのする1970年代というか・・
トラン監督カラーはすごく出ていて、温度感や湿度感が日本ではなくて、
それが1960-70年代というずぶずぶにウエットな時代を、
からりと現代に見せてしまう。それが面白かった。
舞台挨拶で松山ケンイチくんが「それぞれにいろいろな思い
を感じる作品」みたいなことを言ってましたが、
そうかもしれない。
トラン・アン・ユン監督の「ノルウェイの森」はこういう見方だったのね。
という感じであります。
映像は美しかったです。
松山くんがカムイの撮影後に撮ってるので、身体ができ過ぎていて、
そこからまず違和感があって、松山ファンの私として葛藤(おおげさ?;;)
がありました。健康的すぎるというか。
でも1日たつと、あの健康さがあって、病的なものを抱え込めたのかな、
と解釈がチェンジされつつある、都合のよいわたくしのお気軽脳(汗;)。
菊池凛子さん、目の演技がすごい。
“やまい”感でていました。
直子は華奢なイメージがあってそこがどうも違うのだけど、
2010年版直子として、こういう直子も「あり」かなぁ、と。
新人の水原希子さんがとてもよかった。映像に似合っていました。
彼女が一番あの時代の空気に近かったかも。
松山くんと菊池さんはある意味、“今過ぎる”印象だったかも・・・
(あくまで個人の感想です)
見てる時、ついついいろいろ考え過ぎて、映画として
味わい切れていないんで、もう一度見に行こうと思います。
あ!これからごらんになる方、音楽は要チェックです!!!
なんとCANが数曲使われてます。
音楽担当のジョニー・グリーンウッド(レディオヘッド)の提案だそう。
こちらも個人的にはちょっとうーーーーん。だけど、このあたりが
かえって2000年代の「ノルウェイの森」なのかな、と。
本人のアンビエント系の楽曲はかなり好き。サントラ検討中。
ひさびさに見る生・松山くんはなんだかずいぶん大人っぽくなっていました。
ちょっと貫録出てきたかも☆
でも朴訥として、真摯な態度は変わらず。
やっぱりいいなぁ、好きだなぁーーー☆
撮影用に配られました。
パンフがアルバム仕立で凝っています。
おまけ:
ランチはシャンテの貝島はるみさんプロデュースのお店にて。
以下、リンク切れ防止用:
ノルウェイの森:初日舞台あいさつ 松ケン「見てもらえれば分かる」と世界公開に自信
村上春樹さんのベストセラー小説を映画化した「ノルウェイの森」(トラン・アン・ユン監督)が11日、公開初日を迎え、主演の松山ケンイチさんらが東京都内で舞台あいさつをした。世界公開も決まった作品の手応えについて、松山さんは「愛をテーマにした作品。それだからこそ世界に受け入れられた。見てもらえれば分かると思います」と自信に満ちた表情で言い切り、深々と一礼した。
また、松山さんは観賞後の600人以上の観客を前にして、「この日が来るのを楽しみにしていました。ここに立ってみると、(観賞後の)皆さんがいろんな表情をしていると思いました。それぞれのものを感じてくれてホッとしたような、『ノルウェイの森』はやはりいろんな方に受け入れられるんだなと実感しました。ずっと自分の隣において置けるような作品になってほしいと思います」と公開の喜びを語った。トラン監督も「この日を日本で迎えられることをうれしく思い、私にとって最も大切な日だと思います。映画化したいと思ったときに、日本で、日本語で、日本の役者で撮りたいと思っていました。今日の日本初公開は、他の国で公開される以上に印象深いものになります。皆さんが作品を見た“響き”が外国にも伝わると思います。それをもっとも望んでいます」と感慨深げだった。
菊地凛子さんは「余韻を大事にしていただけるような映画だと思います」とアピール。玉山鉄二さんは「僕は今30歳なんですけど、ぎりぎり大学生を演じられるこの運命に感謝しています。皆さんに見ていただいて、幸せでいっぱいです」と話した。
「ノルウェイの森」は87年に出版され、現在までに国内発行総累計部数は1079万部を突破、36カ国の言語に翻訳された村上さんの世界的ベストセラー。親友を自殺で失った主人公のワタナベ(松山さん)が、直子(菊地さん)と緑(水原希子さん)の2人の女性らと出会い、再生していく姿を描いた。9月に行われたベネチア国際映画祭でコンペティション部門に出品され、現在までに50の国と地域で上映が決まっている。
今回が映画初出演で、初演技を披露した水原さんについて松山さんは「ほっとけないキャラクター」と評し、作品中で水原さん演じる緑とのシーンでは、表情が違っていると指摘されると、「演技として意識したわけではないのですが、緑や直子の空気がそうさせて、びっくりしました。直子といると緊張感があって、緑といるとリズムがあって、この人といたら幸せになれるんじゃないかと肌で感じられました。それは希子さんと凛子さんのおかげだと感謝しています」と振り返った。映画は全国で公開中。(毎日新聞デジタル)
「ノルウェイの森」が松山ケンイチ主演で映画化!!
ウキャー!! 大好きな本が大好きな俳優で映画化!! こんな素敵な情報を教えてくれたNALさんにとても感謝!!
必見ですね!! 必見!!
緑と赤の本を抱えて映画館へGOですね!!
ちょうどクリスマスだし
評価がわかれるだろうなぁ、と。
別日記で、「ざっくりアジアの映画としてみたほうがいい」
というコメントをいただいたのですが、
たしかにセリフとは別に、字幕で見たいような感覚。
というか・・・まだちょっと未整理な私ですー。
松山くん、よかったですよー。ただ、ちょっとだけ身体がカムイ(汗;)
ぜひごらんになって感想をお聞かせくださいー☆
でも…子供たちと一緒だったし恥ずかしかったわ(^^;
NALさんおっしゃるように、なかなか消化できなくて、感想を書きに来れなかったのです。
やっぱり「日本じゃない感覚」というのは見てる間ずーっと感じてました。
フランスの方なんですよね…?やっぱ恋愛表現がディープなんだろうか(^^;
でも、私は菊池さんの直子は結構良かったです。
実は本を読んだ時は、私とかけ離れたキャラ(繊細かつ純粋)なので、なかなかイメージが湧かなかったのですよ。
彼女の表情の演技が素晴らしかったですね。あと、歩くところとか。
菊池さんのおかげで、直子が少し近く感じられるようになりました。
カムイなケンイチ君は…なかなかステキでしたよ(^_-☆
おお!初日に行かれましたかー。
お子様の感想や、いかに?
私は息子に読ませたのですが、「苦手」の
一言で却下されました;
1週間たって、趣味人でいろいろ情報交換もできて
それなりに落ち着いてきましたー。
で、「いい映画かも」という感想になってきています。
なにより、多くの人がいろんな感想や意見を
もてること自体、ちょっと特別な作品かな、と。
それって村上春樹作品らしいかも。
>「日本じゃない感覚」
海外の映画みたいだからこそ、村上さんも映画化を許可
したのかな、とも思います。
>菊池さんのおかげで、直子が少し近く感じられるようになりました。
それって確かにありますねー。
作品の中では、村上氏の創作人物だけど
血肉が通った1個人1個人になったというか。
私はレイコさんがぐっとイメージしやすくなりました。
緑はもう少し活躍してほしい気もしましたが。
松山くんは、やっぱり好きだな、と思います☆
このところ、CM(スカパーのが好き!)も多いし、
バラエティへの出演も多くて嬉しいー!
次回作の予告も入ってましたが、また精かんな感じで
楽しみですっ!