DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

茂木健一郎★脳を活かす仕事術

2008-12-16 | 
脳を活かす仕事術

目次を見ると、他の著作と内容的にかぶっているように感じられたのと、
アマゾンやブログ関係での評価が芳しくないので、ちょっと躊躇していましたが
コンビニで見かけるという新鮮さ(w)もあって時間調整用に購入。
茂木さんらしい超ポジティブな&一般向けの平易な表現で、
1時間くらいでさらっと読めてしまう。
簡単にいえば、茂木さんの学生時代から今までの成功体験エピソード集。
語り口調がセミナーや講義の内容のようでもあり。

いやぁ、それにしてもこの方の「脳を喜ばせるぞ」という姿勢はいつも素敵だ。
他者を決して否定しない。
どんなことも面白がる。
マイナスの中に、プラスにつながる手がかりを見つけだす。

1.クリエイティビティ(創造性)をもっていること
2.セレンディピティ(偶然の幸福に出会う力)があること
3.オプティミスト(楽天家)であること
4.ダイナミックレンジ(情報の受信範囲)が広いこと
5.イノベーション(改革・革新)を忘れないこと

・・・前頭葉を活性化させ、生命の輝きを放つための5つの行動。
生きていく目的=脳を喜ばせて快感を得ることだ、という、明快な切り口。

個人的には「ブログによるデブリーフィング」=ブログの効能、ブログ活用術が
脳に美味しかったデス。
脳の「感覚系学習の回路」と「運動系学習の回路」、
考え、そして書く。入力と出力の良循環。
「人間の経験は、出力を通して整理され、意味という抽象概念化を通して初めて“経験”という、応用可能なものに変化する」
「出力することで経験の意味を捉え直し、自分の人生を再構成する」
最近のブログ論の中では、一番趣味に合いました。

どうしてブログを書くのか、自分にとってブログって何なのか、は
一種の自分探しのようで、
このブログでも時々立ち止まっては反芻するテーマなわけですが
それが脳の「自律性」と「自発性」に適しているからだ、という
アプローチはストレートで、
茂木さんのような目的意識があったわけではないけれど
言葉としてまとめられると「おお!そうだ、そうだ」と腑に落ちる。

ネットやPCが脳の記憶回路の負担を減らすツールだというのは、記憶回路を怠けさせそうでマイナスでもあるのでは?と心配もしてたのですが、そうではなさそうで一安心。

脳が喜ぶことだけを考える・・・。

ある種の裏表、ある種の身勝手さ、ある種の残酷さ、
ある種の悪意(微量でも)に極めて弱いゆえに
なかなか実現しきれてない、実に弱っちぃ人間ですが
基本は前向きに、なるべく相手のいい面を自分の目で見つけて、
相手の素晴らしさを体感して、相手のプラス面を大事に大切にしたい。
本当に世の中には素敵なモノ・ヒト・コトが溢れてるから。
疲れてへこたれても、「大丈夫!まだまだいける!」と自分を勇気づけて、
楽しく、ハッピーに、脳・青天で生きていくぜ、いけるとこまで!・・・と思います。
そして、そういう自分の楽しがり屋加減を愛してる♪

仕事のトラブル、その他人間関係アレコレでちょい精神的に疲れてたけど、
この記事を書いたら元気になってきた。(あはは;単純
オプティミスト、万歳!<オイオイ
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Chaos/Cosmos | トップ | MINMI★四季ノ唄(サムライチ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ポジチィブ素敵 (きょくたん)
2008-12-17 06:58:31
>「脳を喜ばせるぞ」という姿勢はいつも素敵

ああ、すごい!納得!
この言葉だけで長い文章を読むことへの苦痛が無くなる。
楽しくなるよね。
なんか元気が出てきた。
返信する
きょくたん様 (NAL)
2008-12-18 02:31:23
「脳を喜ばせるぞ」
っていいよね♪

基本、イヤなことってゼッタイできないので
しんどくてもなんでもできることは好きにつながる、と思っていたけど
それが証明された感じ。
イヤだなぁ、と思っていても、ある種のスイッチがはいると&
実行に移すと、楽しくなってきちゃう能天気野郎です。
で、それでいいんだよ、と茂木さんに言ってもらえた気分♪(ソラミミ?;

私も元気もらえました。
返信する

」カテゴリの最新記事