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DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

光市母子殺害差し戻し審・5★怪弁護団(?)21人の素性と主張

2007-05-28 | 事件を追う(短期別枠カテ)
少年への死刑の適用争点 差し戻し審始まる 光母子殺害(朝日新聞) - goo ニュース

光の母子殺害:差し戻し審 検察、弁護双方が更新意見書 /山口
5月25日17時1分配信 毎日新聞

光市母子殺害事件(Wiki)

他の弁護士の方の意見が知りたくて
ネットをチェックしました。

●弁護団の主張について(光市母子殺害事件)(元検弁護士のつぶやき)

ここから辿って、こちらへ。

[刑事事件]遺体「強姦」は死者復活の儀式 弁護団が「失笑」ものの新主張(弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」)
死刑を回避するため、何とかしたい、ということで、いろいろと検討した末での主張と思われますが、かなりの「無理筋」と言うしかなく、裁判所によって受け入れられる可能性は限りなくゼロに近いでしょう。それだけでなく、あまりにも無理な主張は、反省の情を強く疑わせ、裁判所の心証を害し、また、被害者や遺族への一種の冒涜ともなって、逆効果になる可能性が大きいと思います。
裁判は粛々と進められるはずですが、私が今感じるのは、亡くなった母子や遺族が本当にお気の毒である、失われたものはあまりにも大きい、という、そのことですね。


遺体「強姦」は死者復活の儀式 弁護団が「失笑」ものの新主張
[ 05月25日 20時25分 ] J-CASTニュース
「(同じ)弁護士として恥ずかしい」と弁護団を切り捨てたのは、5月25日朝のTBS系「みのもんたの朝ズバ!」のコメンテーターで元検事の大澤孝征弁護士。大澤弁護士によると、「不可解で不合理な話をして被告の精神がまともではない。だから責任能力は少ない。当然死刑は適用すべきではない」という論理につなげるために、弁護団は事実を曲げようとしている。死刑を回避するための捨て身の戦法、というわけだ。※

「弁護団は死刑廃止を訴えるのに被告を利用」
こうした主張をした弁護団はどんな人たちなのか。「団長」は、安田好弘弁護士だ。オウム審理教事件で麻原彰晃死刑囚の1審の主任弁護人を務めたことでも知られる。母子殺害事件では最高裁の上告審判決が出る06年6月の直前に前任者らの辞任に伴い就任した。地元広島の足立修一弁護士もこのときから参加した。
弁護団の中のある弁護士事務所によると、今回の弁護団の21人中19人は差し戻し審から新たに参加した。地元広島は5人ほどで、北海道から福岡まで全国から集まっている。安田、足立両弁護士2人とも死刑廃止論者としても知られ、集まった19人の多くも「同士」が少なくないと見られている。

安田弁護士は、和歌山カレー事件や耐震強度偽装事件絡みのヒューザーの小嶋進・元社長の弁護にかかわるなど有名な事件を数多く手がけている。オウム事件審理中には、顧問企業の財産隠しに関して強制執行妨害の疑いで逮捕された。安田弁護士を弁護しようと、2,000人以上の弁護士が集まった著名人だ。いわゆる「人権派」だが、死刑賛成論者や事件の被害者側の一部からも仕事ぶりを支持する声もある。

足立弁護士は、1995年にスピード違反で摘発されたが、「スピード違反を仕向けて摘発する一種のおとり捜査で、計測結果も正確ではない」などと主張し、反則金の支払いを拒んで道路交通法違反の罪で起訴された経歴の持ち主だ。

2人は、最高裁で06年3月14日に予定されていた光市の母子殺害事件の上告審弁論に日弁連の行事のため欠席した。裁判長が「極めて遺憾」とコメントするなど批判も集まった。


※別記事より補足
みのもんたまでが「21人の弁護団が‥‥魔術!?」といっただけ。もっぱら弁護士の大澤孝征が解説したが、これは明快だった。
「弁護団の意図は明白、死刑回避のための捨て身の戦法だ。傷害致死の最高刑は20年。魔術その他の主張は、被告人が異常な人間だと印象づける。責任能力がないと精神鑑定に持ち込む意図が感じられる」
「死刑回避のためには、事実を歪曲してでも、というやり方は、同じ弁護士として恥ずかしい。死刑廃止運動にもマイナス、被告人のためにもいいのかどうか」


【光市・母子惨殺】 人権派弁護士の正体とは!? 【人権派弁護士】 ニュース記事に関連したブログ
2007/05/25 17:48
21名弁護団のうち氏名が判明している弁護士
①安田好弘(主任弁護人)
②松井武(安田と同じ事務所):第二東京弁護士会所属。義務を果たさず、死刑囚「松本智津夫」の死刑判決に文句を言う弁護士。
③本田兆司(弁護団長):本田法律事務所。広島弁護士会所属。
④今枝仁(広島市小1女児殺害事件の外国人ヤギの弁護士):広島弁護士会所属。
⑤足立修一

他には名張毒ぶどう酒事件の弁護団も加わっている模様
北は北海道から南は九州まで全国の死刑反対の刑事弁護士が集結!!!
(ソースは産経新聞5月25日朝刊記事)


↑上記記事内に被告のとんでもない父親談あり。これが事実なら親子そろって外道。
って、どうやら事実のようですね・・・↓

痛いニュース(ノ∀`):【光市・母子惨殺】 「大人にも責任が」

被害者サイドに自分が謝罪する必要を認めないという父親。
死刑を求刑する本村さんを殺人者よばわりしているようです。
「再婚でもすれば」という立場をわきまえない、無責任発言にもあきれます。
この親1人だけでも、更生環境が整っている、とはとても思えません。

参考:
事件に関して、安田好弘弁護士本人の弁がありました。
両面から事件を見るために、掲載いたします。

被告人の権利と共謀罪-山口母子殺人事件の被告弁護人から

安田さんが広島拘置所で依頼人のA被告とはじめて会ったとき、開口一番、A被告が言ったのは、検察の言っていることは「事実とはちがう」ということだったそうです。安田さんは記録を見たり、鑑定書を見て、検察官の調書にあるような残虐非道な殺害の痕跡が遺体になかったと主張しました。たとえば、「指先が真っ白になるまで両手で主婦の首を絞め、全体重をかけて絞め続けた」と検察の調書にはあるそうですが、その場合、当然遺体に痕跡がなければならないが、鑑定の結果はなかったそうです。また、赤ちゃんを床に叩きつけたとありますが、そのような痕跡は遺体になかったこと。また紐で首を二重巻きにしたという検察の主張も、二重巻きにした跡は首に残っていなかったそうです。

まったくのシロウト考えですが、
上記が事実であったら、そこを論点にして弁護すべきでは?
裁判制度の問題点も確かにあるでしょうが、
それをいうなら弁護制度の問題もありそうです。

今までの弁護内容・実績からして、情報操作のプロだと思うし、
彼にとっての「真実」「信念」もあるのでしょうが、
絶対的に間違いない「事実」が1つ。
それはもしこの元少年がいなければ、
今も本村さんの奥さんとお嬢さんは
元気に生きていただろう
ということです。
家族も増えていたかもしれない・・・
そう。犯人側にどんな理由があったとしても
少なくても2人の人間が犯人によって命を・未来を断たれた事実は
絶対に・永久に変わらない。

明らかに目論みのある弁護人に何を言われても、
自ら発言できない被害者、どれほど無念なことでしょう。

他の事件含めて担当事件を裁判制度、死刑制度バッシングに
利用するのはやめていただきたいと思います。

安田弁護士って、
立場的にどうもそういう役割(検察官バッシング、司法バッシング)
を引き受けることで、弁護士界の信頼を得ておられるようですね。
「安田事件」の2審で、約2100人が弁護人となったのは伊達ではないのでしょう。
「安田事件」は格好の警察バッシングになったようで、他の弁護記事でも、
その盛り上がりと警察叩き口調に弁護団と検察の深い亀裂を感じました・・・

そういう別のベクトルが存在すること自体、
なんだかなぁ、です。
(所詮、「正義」もビジネスであり、組織の利益優先ってことか・・・

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光市母子殺害差し戻し審★死と更生
光市母子殺害差し戻し審・2★更生って何?
光市母子殺害差し戻し審・3★殺意って何?
光市母子殺害差し戻し審・4★21人の弁護戦術&安田好弘弁護士
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6 コメント

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重い話 (MIZZ)
2007-05-28 21:31:08
以前の愛知立てこもり事件のコメントの時になるもにあさんに『視点が安定してて・・・』みたいなことでお褒め授かりましたが(そういうことはよく覚えているw)、ブログ批判の話とも繋がるのですが実は私はこういった内容の話の時は読んだその場ですぐにコメントしないようにしているんです。
少なくとも次回に訪問した時や数日間寝かせたり他の意見を聞いた上でコメントしてます。

この話は特に重いので数日間考えているうちに明るい話題に変わっていったのであえてここに戻さずにしておいたんです。
今回続編がありましたのでコメントした次第ですが。

この話は本当にいたたまれないのですが本村さんのコメントはいつも毅然としてて理路整然としてて感心してしまいます。
自分はこんな旦那&お父さんになれる自信はありません。

ですが被告や弁護団の話を聞いていくとやってられなくなるので耳を背けていたのも事実でして・・・
結局事件についてはさほどコメントできません。

この手の事件の弁護団の姿勢はオウム以前からあったのでしょうけどやはりオウムの頃から目立つようになりました。
日本に限らずO・J・シンプソンやマイケル・ジャクソンの弁護団も???なところがあるのですが日本のそれとはまた違うような。。。

弁護士は自営業でもありどうしようもないところがありますがせめて裁判官はまともな判断でいてほしいと思うわけです。
そこが最後の拠り所なので。
で、私が以前から思っているのは・・・
最高裁判所の判事を選挙で信任投票する時がありますよね?
あの時ってみんな○にしたり、最初の人だけを○や×にしたりするって言うじゃないですか?
あの時に各判事の過去の判例を全て列挙してほしいと思うんですよ。
それで自分の考えと近い人を選びたいと思うんです。

(考えた割には)ちょっと的外れなコメントですみません。
最高裁の審議 (kei)
2007-05-29 02:16:07
>上記が事実であったら、そこを論点にして弁護すべきでは?

最高裁判所は、起訴事実を争う土俵ではないことを安田弁護士は充分に承知してる訳です。
別コメした通り、最高裁判所は起訴事実を争う場所ではないので全く違う法廷戦術に出た訳です。

木村氏が「いっそのこと無罪にしてくれれば私がA氏を合法的に始末する」と以前、過激な言動をされていましたが、私の家族が同様の被害に遭ったと仮定すれば、私はどの様な選択肢をするのかと・・・つい考えてしまいます。
報復することは自己満足に過ぎないことは理解できてもせめて家族の無念を自らの手で晴らしてあげたいと私は思うでしょうね。
中途半端な判決で反省も更正すらできない被告を野放しには絶対にしないでしょうね。

なる様のライオンと遊んでもらう・・・・という考え方<有りですね。

私は性犯罪者について、その被害者の屈辱を自ら体験させてみてはと考えています。
革ジャンにハーレーの屈強な外国人の同性愛者に被害女性と同様の屈辱を実体験させてみてはと過激な衝動に駆られてしまいます。

外国では、姦通罪には性器を切断したり、窃盗罪には盗んだ方の腕を切断するなどの報復的な刑罰が存在するとか。
弁護士も状況に応じて、敗訴すれば当然、何らかのペナルティーを課せるといった法案を通してみればモラルの向上に役立つ気もするのですが。<過激すぎますかね?
MIZZ様 (なるもにあ)
2007-05-29 06:24:22
>実は私はこういった内容の話の時は
>読んだその場ですぐにコメントしないようにしているんです。

それはすごく正しく責任ある姿勢だと感じました。
それが安定した視点の理由ですね、きっと。

私の場合、自分のブログでは思ったまま記事に書き、
気持ちが変わればそれも記事にする、という形で
自分・記録化をしていますが、
やはりコメントでは、重い記事にはなかなかコメントできない
場合が多いです。

>数日間寝かせたり他の意見を聞いた上で
これもとても大切ですね。

私もいろんな角度からの情報を知りたい方なので、
こういう事件の時は軽く100~200位のサイトを回って
情報収集しますです。
今回はどこに行っても弁護団と犯人バッシングで
反対情報がなかなか見つけられずにいましたが、
あまりにも一方的な集団意見って、シグナルともる場合があります。
(ちょい天の邪鬼も入ってますゆえ;

といいつつ、基本が短気なので、
記事でもコメントでも反省することも多々ありますが;;
でもこういう記事にもコメントいただけるのは嬉しいです、
ありがとうございます。

いろいろ調べていて、弁護団というか弁護システムそのものの
問題も感じつつ、そういう影響を受けざるを得ない
裁判制度に疑問も持ってしまいます。

なにより今回の事例を許したら、マイナス影響にしかならない。
また安易に精神面のせいにするのは、様々な団体の方たちが頑張って
改善してきた偏見をまた強めることにもなると、懸念しています。
(横浜でも事件が起きたばかりですが・・・)

そして、むちゃくちゃな弁護を聞かされる
本村さんの気持ちを考えると、痛みを感じます。
制度として正しくても、死者冒涜に近い弁護を
できていまう弁護団が、
死刑制度での犯人の人権を正当に主張できるのか?とも思います。

うーん、やっぱり冷静には語れないですね。

>あの時に各判事の過去の判例を全て列挙してほしいと思うんですよ。
>それで自分の考えと近い人を選びたいと思うんです。

たしかに、それに関心を持って事前勉強でもしていないと
新任・不信任が決められませんね。
複雑な司法制度ですが、陪審員制導入の話など
変化も起りはじめていますし、
この機会に(というのも不謹慎ですが;)少し勉強しておこう
と思いますです。(・・・あくまでできる範囲でですが;;

MIZZ様の視点がまた一歩見えた気がします。
(誠実で信頼できる男性、という印象が強まっていますです。にっこり
kei様 (なるもにあ)
2007-05-29 06:25:17
>全く違う法廷戦術に出た訳です。
なるほどです。
もし一審・二審で検討しているとしたら
言い分が通らなかったのでしょうね。

個人の思いと、制度、国、
難しさを感じています。

>家族の無念を自らの手で晴らしてあげたいと私は思うでしょうね。
これは本当に人間として、例えば親として・子どもとして
当然の感情だと思いますです。
あだ討ちが実在し、それが評価された時代もあったことを考えても
「全部国任せ」という方が異常ですよね。
そして、だからこそ裁判の背負うものは重いはずだ、と。

できるなら、そういう無念も裁判で、
もしくはなんらかの形で解消すべきだと思います。
(・・・報復ではないのでしたねー;

更生にしても、殺意にしても、人間が判断するしかなく、
曖昧なグレーゾーンが多いと思う。
それをしっかり束ねる、という意味でも
死刑制度は必要なのではないか、と感じます。
(他にも支持理由はありますが

現行の死刑が本当に残虐で野蛮な刑なのか、ということも
含めて、まだまだ検討が必要なのかな、と感じます。

>敗訴すれば当然、何らかのペナルティーを課せる
資格確認とか、スキルや適正のチェック等含めて
もう少し弁護責任を感じて欲しいですよね。
きちんとした弁護士もおられるのでしょうが・・・。
Unknown (この手で死刑を執行する)
2007-05-30 03:53:35
人を殺した事実に変わりはない。人を殺した理由は、後からどうにでもなる。人を殺しておいて死刑無しなら、早く出所してこい、この俺様がこの手でなぶり殺しにしてくれるわ!!すぐに殺しちゃもったいない…気を失うギリギリの所で毎日毎日いたぶって殺してやる…気を失っても正気に戻ったら、またその続きさ…サイコーのストレス解消になるだろうな(笑)その様子を動画でネットで公表し、見せしめとして世に知らしめてやる。21人の弁護団も真っ青だな。死刑廃止とか余計な事言ってっと俺みたいな考え方する奴がたくさん出てくるぞ…そんなことも知らずに自分の利益だけで動く弁護団…なんとも滑稽だな。
この手で死刑を執行する様 (なるもにあ)
2007-05-30 04:12:13
>人を殺した事実に変わりはない。人を殺した理由は、後からどうにでもなる。

同感です。

「正常さ」と「殺意」を検討し、量刑すること自体、
結局人間が他者に対して行うことであり、
傲慢な行為なんですよね。
死刑を残酷だとするなら、他の刑罰はどうなのか?
キリがないとも思います。
弁護団は、社会的責任を自覚して、悪しき前例を作らないでほしいです。

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