DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

ノーウエアボーイ★12/1 新宿ピカデリー

2010-12-04 | ドラマ・映画・演劇・アート
ノーウエアボーイ

ジョン・レノンの少年~学生時代を描く、というので見たいような見たくないような、ちょっと複雑な思いながら&ファン内で評価が分かれているのが気になりつつも、映画としての評価は高いので、やはり見ておこう、と映画の日×レディースデイに行って参りました(かぶると1日損した気分ー;;)

内容はファンならよく知っているジョンの少年・青年期の葛藤を描いた物語。

ノーウエアボーイというタイトルとは異なって、ジョンはたくさんの人に愛されて、ある意味、幸せだったんだなぁ、というのが全体の感想。(本人がどう思っていたかは神のみぞ知る世界ですが)

見終わったあと、不思議な落ち込み感があって、別に暗い映画でもないし、ジョンを取り巻いてたよき人間関係が描かれてたのに「なんなんだ?」と自分で考えていたのですが、1日たって「喪失感かな」と。

ジョン・レノンの青年期が、こういう描かれ方をされることで、彼はもういないんだ、と改めて思うというか・・・(ドキュメントは平気なんだけどなぁ)
これがたとえばビートルズ誕生秘話とかだったら、また別な思いだったと思うので、ここはやっぱり、改めてミミとジュリアとジョンの物語を、今見ることでの喪失感なのかな、と思います。(とはいえ、どうしてそれが喪失感につながるのかはいまいちよくわからないんだけど;;)

ていねいに描かれたある時期の家族の肖像。
そのためか、最後に流れる「MOTHER」は私には距離と違和感ありでした。
(この曲は第三の母・ヨーコがいたからこそ書けたんだろうな、とも改めて思う)

もう一度見たらきちんと評価できるかな・・・・

ジョンとは無関係に、2人の、ま逆の性格の姉妹の葛藤映画として見ると断然面白いかも。

追記:コメントで、主役のアーロン・ジョンソンくんが23歳年上の監督と結婚、パパになった、と聞いてびっくり!そういえば、ジュリアを見る目も「恋」だった(これは演技だとして)。でもってジュリア役のアンヌ・マリー・ダフ も7歳年下夫だそうで。ジョンからはじまる年上奥さんのワ!
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