DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

China Free★「私」の事情

2007-09-28 | NEWS/TREND
以前から記事にしていますので、知る人ゾ知る
上の弟は商社マン(というかすでに管理職ですが)で、
ここ5年はシンガポールと中国を拠点に活動しているため
1ヶ月に1-2回(これでも一時期より減りました)、
中国へも出張をしているわけですが・・・

チャイナフリーについてはやはり若干対立しつつ
まぁいろんな視点で、情報交換できてるかな、と思うのですが。
(現地の富裕層がずっと以前からチャイナフリー志向なのを教えてくれたのは彼です。)

問題は・・・
いつも買ってきてくれる純正中国産のおみやげ。
今回も週末に持ってきてくれたのですが・・・
今回は中国でも非常に上等だという鉄観音でありました。
日本で買うと2万円はするという・・・;
せっかくだし、いちおー飲んでみたのですが・・・

なんかへんな渋味が舌を刺す・・・気がする。
どうも殺虫剤のにおいがする・・・気がする。
こゆ味&香りなのかどうか
学生時代の仲間の息子殿が2年ほど中国に留学していて、
お茶に詳しいというので、今度持っていって飲んでもらうことにしたんですけど・・・・・
弟は「ちゃんとした店だよー、考え過ぎだ!」と怒っとりまふ、スマソ;
でもねー、私は自分の霊感(・・・霊感?)を信じてるもんで。
これは中国産だから、っというのではなく。
(や、よくないものはなんか感じますよね、
いい土で作られた食器が手に吸い付くように、その逆のザワザワした「五感」が・・・

といいつつ、息子の小学校時代の元同級生で、
今は転居した中国人のお友達・母が、仕事で久々近くに行くから、と
わざわざ作って持ってきてくれためっちゃ美味しい水餃子をバクバクいただく・・・・
(お店でもめったに食べられないほど美味しいだな、これが!)
あはははははははは~

あ、彼女もある側面でチャイナフリー実践者であります。
母国事情に詳しいから、日本人以上に徹底できるのがうらやましかったり。
中国産でも企業名等だけでも安全なものとか、
すぐにわかるのがいいな、と思います。

そういう情報開示をしてほしいなぁ、と思います。
あと、適正なトレーサビリティの実践と。
コメント (4)
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China Free★ニューズウィーク日本版『中国毒食品のウソ』を読む

2007-09-28 | NEWS/TREND


ニューズウィーク日本版 2007-10・3号(9/26発売)

大々的な「チャイナフリー」へのカウンター記事。
なるほどそうキタか、なウリですね。
早速読みましたが、ざっと読んだ限りでは
「(数字根拠を知らない)消費者の過剰反応」「それを煽るマスコミ」批判で
よくあるカウンター記事の範囲を出ていないかなと。

危険数値の無意味さを指摘していますが、
いつも思うのですが、役に立たない指標なのであれば
改善すべきであえって、いたずらに危険を煽ってるのは
その数値管理者の責任だろうと思います。
記事の数字根拠が正しいとしても、消費者が悪いのではないだろう、と。
標準値の数倍、とか書かれたら、数倍が印象に残るのは
当然なわけで。

記事本来の主旨であるらしい、ダイオキシンやO-157を
忘れてはいけないのは当然正しいとは思いますが、
なんでもそうですが、極端な事例のみとりあげて
1かゼロかでしか判断しないような単眼な記事は、
結局ネタに乗って扇動する、悪しきマスコミ手法の最たるものかな、と。
(当たり前ながら「悪い」ばかりではないでしょうが、
「よい」ばかりだと問題にはならなかったわけで。)
またチャイナフリー活動のユーザーの本質も見逃しているかな、と。

あとマーケティングでもよく問題になる数字のレトリック。
結局ユーザーが目安にできないのであれば
専門機関が安全性を翻訳・管理すべきだと思います。

※まだ、ざっと見ただけなので、後ほど追記いたします。

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BSアニメ夜話★銀河鉄道の夜

2007-09-28 | ドラマ・映画・演劇・アート
半分眠りながら、でもつい観てしまいました。
『銀河鉄道の夜』は9月26日(水)放映の第2夜。
(んなもん観てるから睡眠時間2時間に~;;;

BSアニメ夜話
goo映画

この作品、なんとβ版でビデオ所有しております。
映画館で観て、どうしても手元に置いておきたかった映画の1つです。
結局、そゆわけで観たのはひさしぶり。

銀河鉄道の夜 「天気輪の柱」  (1985年)


画像は銀河鉄道に乗り込む寸前、アニメ夜話では、街=生と自分との距離を
感じていると言う説明があったシーン。
ジョバンニの孤独、死に近い気持ち、
そういう部分を考えながら見ると、意味が深まります。

ますむらさんの猫キャラはもともと好きなので
キャラを知った時、それで観にいきたい、と思ったんですけど、
確かに猫でも人間でもない不思議な存在かも。
人間の中のデリケートな部分というか、精神性みたいなものを抽出して
猫型に形状化した、と思うと、自分的にはしっくりくるかも。

で、岡田氏が好きなシーンで選んだ、
印刷所でジョバンニが活版印字を拾うシーンは
私も大好きなシーン(コトンという音が快感レベルで気持ち良い!)なんですが、
まさか「骨壷」がでるとは思わなかった;;;

牛乳が買えないあたりから、空間が暗く歪んでいく感じなんですが、
この映画全体に流れる「死」の手触りというか、独特の湿り気のあるにおいは、
本当に、見るとしばらくひきずられるほどよくできてると思います。

私が選ぶとしたら、化石発掘のところかも。
カンパネルラとジョバンニが天使のように楽しげだから。

あー、また見直したくなってきました。

ところでジョバンニはなんと田中・ルフィ・真弓さんであったか!
(や、ご本人の明るいキャラも大好きなんですが、
こゆ含みある暗い表現もこなせるなんて、やっぱプロなんだなぁ・・・
コメント (6)
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好き・SUKI・すき

2007-09-28 | 日記/備忘録/独り言/その他
ものすごく尊敬しているプランナーとお仕事ご一緒できそうで、
今、ちょっと舞い上がってます。

で、思った。
私が好きなタイプって、男女年齢を問わず、
いろんなことを最終的に自分自身の中で
きちんと“けじめる”ことができる人なんだな、と。
自分への向きあい方が誰に対するよりもシビアというか曇りなく潔い。

たとえば事象批判、政局、海外、ネット、事件・・・
たとえば他者批判。
いろんな批判があったとして
それを批判=マイナス評価(自分のことは検証外で神視点)で
周囲に投げっぱなし(一方的な押し付けや悪意の垂れ流し)で終わるのではなく
最終的に自分や周囲にとってのプラスに変えられる人。
特に、周囲をポジティブに変えられる力・・・
内省力と自制力と自己表現力と伝達力・・・
(あ~、私に足りないものばかりだー;;;

ちょっと詳しく書けないのが残念ですが
今、まさにそういう力を持った人と接することができ、
すごいエネルギー磁場の中で
急激に意識変革させられている感じがしています。

私の器の問題もあって(これは日々痛感します、本当にもっともっと
貪欲に勉強しなくては・・・)、なかなか一気には変わらないけど、
なんというか、疑問に思うことを
根源的かつ多角的かつ具体的かつ思念的かつ精神的に
私にスケールを合わせて自在に語ってくださる存在。

正直、この業界に入ってからずっと憧れていた方なので、
本当にお仕事ご一緒できたら人生の後半の喜びになると思います。
(もうちょっと神だのみ状態です!お願い、神様っ!!!
少しでもいいから一緒にお仕事させてください!


で、ここでちょっと告白なんですが;
実は、以前、
China Free★NHK『問われる中国食品の安全性』
の記事で、私の記事を紹介してくださった
株式会社ジャパンライフデザインシステムズの谷口正和さんも
昔からそのユニークで斬新なマーケティング発想や切り口が大好きで、
何冊も著書を読み、コンセプトの組み立て方とか勉強させていただいた、
私には超でっかい存在。
で、TBいただいた時、心臓バクバクするほど驚いたのと同時に、
個人的にものすごい至福感で満たされてたのでしたー(えへへ
ペットラーのガス室?
こんなことが起るネットに乾杯!
ブログやっててよかった!と思うできごとな1つでした。

あ、あと好きついでというのもなんなんですが
茂木健一郎さんもやっぱりすごく好きだなぁと思います。
ブログの記事を読めば読むほど、
この人の頭の中の「宇宙」に魅かれます。その混沌とした自在性に。
ものごとや他者との距離感がほどよい塩梅。
他者に干渉しないというか、影響は与えても存在否定はしない。
逆にふくらませて豊かにする。

この視点だよなぁ、と。

切って捨てるのは案外無造作にできても、それを活かすのは難しい。

昔、「チェス感覚より将棋感覚」という新聞広告のコピーを書いた時にも
同じことを考えたのを思い出しました。


与える。そのためには、自分が多く持っていなくてはならない。
そんなことに気付かせてくれる存在。
そしてそういう存在に出会える・出会えたことそのものに感謝です。
もっとガンバラなくっちゃ、です!

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象の背中★9/27完成披露試写会 有楽町マリオン

2007-09-28 | ドラマ・映画・演劇・アート


いや、このところ定期ワークの月末締め切り、8月から続いてるフィールド調査のとりまとめ作業、新規打ち合わせ(これ、自分的にどうしても参加したい仕事なので、無理を承知で対応)、あとPTA関係の入力お手伝い、と重なりまくり。
でもってどうしても見たい番組があって、録画だけですまず見てしまったり;
この2日間、睡眠時間2時間で、移動時間に爆睡・・・

てな状況にも関わらず、舞台挨拶で、生役所さんと生今井さんが見たくって
ちゃとと様におつきあいいただいて、完成披露試写会に行って参りました♪
(慌ただしいスケジュールをご快諾くださったCHA様、さんくす!)

象の背中

昨日も朝から終日仕事だったのですが、
少し早めに抜けて、6時に有楽町マリオン到着。会場はすでにすごい行列。
7時開場で、座席は満杯。なんと立ち見も両端と後ろで2列並び状態。
さすがの人気です。

舞台挨拶は思ったより長かったかな。詳細は下記にてー。
公式ブログ:完成披露会見&舞台挨拶がありました

でもって、ちょっとだけ個人的感想。

うつむき加減で入ってきた秋元監督、意外に地味目でシャイ?
今井美樹ちゃんがめっちゃ細くてうつくしー。
しゃべり方や雰囲気がまた「いい女」しております。声がいいのだな♪
役所さんは朴訥とした感じ。けっこう言葉を選んでしゃべられます。
息子役の塩谷くんはなかなか好青年な雰囲気で可愛かったっす。
娘役の南沢さんは、役柄が素な感じのお嬢さん。


映画の感想。※ネタバレまくりなので、これから見る人はご注意ください。



結論:これは、男性にとって理想の&憧れの家族像(妻、子ども、愛人)を描いた
ファンタジー映画である!

個人的には、自分の過去の忘れ物を見直す再会という設定が
興味深かったので、もっといっぱいあってほしかったなぁ、と。
昔の親友でグランドファンクのレコードの件でケンカ別れしたままだったという
高橋克実とのやりとりが好き♪
こういう過去の積み重ねで人となりを見せても面白かったんでは?

反面、愛人とのやりとり(これがまたありえないほどいい女)
・・・やっぱりどうしても最後まで腑に落ちない。
妻と濃い時間を過ごしながら、「顔が見たい」と言っちゃえる
男性の生理&心理がよーわからん(汗;
でも余命半年、って言われたら、きっとそんなもんな気もしたり。
案外めっちゃストレートな話なのかも・・・。

はっきりいって非の打ち所のない素晴らしい妻と素晴らしい愛人、
男の未練でロマンなんだろうなぁ~~~~~~。
だからこの映画は、ジュブナイルな大人の男性版のような
ニュアンスもある気がします。
(どうもね、女だからなのか、違和感あります、主人公のしあわせのあり方に・・・

兄に愛人に骨を分けることをゆだねる。妻にも言うから、と。
それを止める兄の岸辺一徳がよかったです。
「あとに残る者は生き続けなくてはならないんだぞ」
というのを死ぬ人に言うのは残酷だけど、兄らしい言葉だな、と。

兄もそうだし、これまた非の打ち所のない息子&娘も、同僚も、ちょっとヒトクセありそない伊武雅刀氏の社長でさえも、主人公に対して、思いやりと配慮がありあまってる感じ。みんないい人。
唯一、主人公だけがエゴを通していく、延命治療拒否含めて。

以前、末期ガンのドキュメンタリードラマを見たことがありますが、役所さん、さすがに迫真の演技で、苦しむ様は見ていてつらいです。
が、他の部分がファンタジーなので、なんというか、ちょっとそぐわない印象も受けました。そこだけリアル過ぎるというか・・・

で、泣くかな、と思ってたほどでは全然なかったわけですが、
(や、出てくる人たちが素敵すぎて)ところどころ、
細かな演出でぐっとくるシーンはありました。
で、思わず胸に直撃だったのは、ホスピスの病室で、眠れない主人公が横を見ると、家族3人が布団をひいて側で寝ている・・・その様子が俯瞰でとらえられたシーン。なんか・・・寝食を共にするのが家族だよな、と思わせてくれるシーンでした。

あと、夏の海で4人で食事するシーン、音楽のトーンのせいもあるかもだけど、『ベニスに死す』な海の色だったような。ちょっと不思議に懐かしい、そこだけ別空間のような映像でした。

・・・でもやっぱり、これは主人公がワガママをまわりに通し、
まわりが全部それを許す、というとんでもなく優しい映画なんだと感じます。
だからね、ファンタジーなんだな。


終わって、出口に向かったら監督自ら関係者にあいさつをされていました。


CM用撮影?
コメント (2)
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