DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

米米CLUB★10月21日・マヱノマツリ最終公演(横浜アリーナ)・ライブメモ

2006-10-22 | 音楽

※写真は超大急ぎでランチを食べた横浜ベイクォーター

というわけで、行って参りました、横浜アリーナ。

今回の米米CLUBは期間限定再結成ということで、
再会感激祭と銘打たれてまして
なんとマヱノマツリとアトノマツリの2種類のコンサートを交互にやるという
実にアコギ・・・巧みな米米らしい企画となっております。

で、オークションで千秋楽を狙ってたのですが、
21日は21周年記念、という情報をゲットし、照準変更。

本当は2日連続で行きたいところなのですが、
何分息子が中間試験直前、で、身の程をわきまえずに「オレも遊びたいー」という
オバカ息子ゆえ、親なあっしも今回は1日で我慢。(ちぇーーー)
おかげで、今日はぎりぎりまで「今から行ったらまだ間に合う」とか思いながら
過ごしちゃいました;;;

コンサートの流れはセットリストを見ていただくとして
なる@的ポイントを・・・・・って盛りだくさんすぎて
絶対まとめきれない!興味ある方はライブ映像チェックお願いします!!!
一応、記憶にある範囲でメモアップー。

●会場に入ると、ロビーまで流れ出てるすっごいスモーク。
 一緒にいった知人「こ、これはお互いに顔がはっきり見えないように、という配慮か?」

●大型ビジョンで新曲の振り付けが流れてます。
再結成宣言してすぐの時は足がほとんど上がってなかったシュークリームッシュですが、さすがにキレイな踊りぶり。

●で、米米のコンサートといえばコスプレ!(会場周辺は着替え場と化しておりました;;)。開演時間が迫って、次々入ってくるコスプレな人たち。チャイナ服あり、石井君メイクの男性あり、異様な迫力の集団あり、本格的イブニングドレスの女性あり・・・アニフェス、ジャンフェスみたいで見ていて楽しいです。決定的に違うのは・・・年齢層?(爆!

●客層はやっぱり30ー40代中心。意外に20ー10代とかも4分の1くらいはいたのかな?子連れもけっこうおられました。あと男性の多さも意外に目立ってたー。

●この日はカメラが入っていて、天井付近をカメラが宇宙船のごとく移動しまくってました。

●ほぼ時間通りに開演。いきなり総立ちはお約束w
で、ここから最後まで、会場はほとんど一糸乱れず参加者の7ー8割方が振り付け通りのダンスを披露。横浜アリーナクラスでのこういうダンスダンスレボリューション的展開(?)って、もうちょっと筆舌に尽くせぬすっごい迫力です。1種独特のかなりヤバイ宗教儀式のような趣すらあります。w

●舞台上方の大きな飛行機が。まるっこくって可愛い感じ。
背景は機器のゲージウインドウになっていて、空が映っています。
舞台上は左右から伸びる階段に囲まれる形。大きく2階建て構成。

●曲別
27歳の歌:永遠の27歳♪
曲が終って、ミナコちゃん「私たち変わりましたか?」「変わってなーい!」マリちゃん「私たちキレイー?」「キレイー!」(この時後ろ向きで「恥ずかしい」というミナコちゃんがきゅーと!)

●パイ パイ パイロット
「キャプテン青空さーん!」「らじゃー♪ さーん」。
ほとんど鳥山実状態な変なアナウンスのキャプテン青空氏。w フライトの度にキャビンアテンダントを連れ込んでる様子<オイオイ;。で「では次のフライトへ」と舞台袖に引っ込もうとすると、曲のイントロがスタートして「悲しい性」で戻ってきてしまう。終らない終らない。「ジャンジャーン」とか口で言ってなんとか曲を終らせようと頑張る石井君。「みんなしていじめやがって!」ついにはキレてドラムセットから飛び降りて終らせようとするが、今度は飛ぼうとする寸前で曲が終る。水泳の飛び込み状態でストップ。で、しかたなく台からしょんぼりと降りる、そういうオバカな演技がもう最高!!!メンバーの悪のりが可愛い!最後は泣きながら退場w ※アトノマツリバージョンもぜひ見たいです!

●J.O登場
・かっちょいい!
大型ビジョンにJ.O接近中のテロップが・・・
タキシード姿の石井君、毎度ながら観客を煽る煽る。みんなでJ.Oを呼び続けます。そしていよいよ登場!なんと今回はちっちゃなJ.Oの模型と並んで登場です。相変わらずな迫力!やっぱり米米は彼の不思議なオーラがポイントですよねー。
・この宇宙で
J.Oのタメ入った「会いたかった!」の一言で、思わず涙腺緩みます。言霊炸裂ないい声してるんです。ステージは宇宙空間に。そしてJ.Oいったん退場。
・君を離さない
美しいバラード、客席は一気に着席。w石井君の美声が響き渡ります。
「エッチの次にアイ、ジェイ、ケイ、・・・・」と言うといきなりJ.Oが「呼んだ?」と登場。
・渚のバルコニー
制止する石井君を無視して歌いだします。最後は揃って可愛く(?)デュエット♪

●暗くなったり、ピンク色に染まったり、会場が赤いライトでディスコ風になったり、白色に輝いたり・・・さすがなライティング!

●米米アンコールコール=ボーナス・ショー・タイム
リクエストメドレーは、公式サイトで募集していた曲を構成するはずが「なんでリクエスト1位が“愛の歯ブラシセット”なの?もっといい曲があるでしょう?」しかたがないので勝手に選んだそうですw
・ごきげんよう! PARTY NIGHT
「さぁハンカチをご用意ください」で会場は一斉にハンカチを・・・。限定ハンカチをゲットしてる人が多かったです。ハンカチを振るのは米米がはじめたそうですー
・Shake Hip!
石井氏による米米結成21周年のアナウンス。そして超スペシャルゲストが・・・
一番初期のメンバーである、めぐみ、マル、さとみちゃんの三人が登場。会場は一気に同窓会な空気に。
シュークリームッシュがトリオだったなんてはじめて知った!!!
で、「40代以上だけ飛んでみよう、あ、シュークリームッシュはいいから」みたいな流れで、40代以上はジャンプさせられましたw
曲後半でバーンという爆発音とともに銀のテープが会場いっぱいに飛び散り、キラキラと降り注ぎました。曲の締めでまたジャンプを促す石井君。でも案の定、何度もストップがかかる。いくらなんでも次こそは、で3回もフライングしちゃいましたぁーorz 結局10回目くらい?でみんなで大ジャンプ!興奮も最高潮のうちに1回目のボーナスタイムは終了。

●米米アンコールコール=ボーナス・ショー・タイム2回目
米米がまだ売れてなかった頃、スタジオを貸してくれたミュージシャンがいたそうです。「米米の恩人だ」というその人は・・・なんと、Char!
いやーーーー、相変わらずカッコイイー!!!
ここでCharのギターが聞けるとわ!!!
もう私にとっては最高のサプライズド・プレゼントでした!


なんか文字に書くと、勢いがなくなっちゃうんだよなー。
あのまばゆい光のあふれる、オーラとエネルギー迸るライブ空間。
米米のライブは、聴くというよりは踊る!メインなまさにファン空間。
石井氏やメンバーの生オケをバックに踊る、超贅沢なダンス空間なのだ!
石井君のしゃべり芸はやっぱりTVより、いっぱいの観客のいるライブが最高!
そして素敵にかわいいシュークリームッシュ、迫力のあるJ.O
テクあり、笑顔あり、ノリありなメンバー・・・

ぜひ一度ご体験ください。ヤミツキになりますお!
半年に1回くらい参加したいなー!!!

ブログを回ってたら、千秋楽で解散撤回宣言があったそうです。
やたっ!!!!



横浜マエノマツリ編 セットリスト

●あそぼう
●抱きしめたい
●イッショケンメ・ソング
 
〈メンバー紹介〉
 
●浪漫飛行
 
〈シュークリームッシュのコーナー〉
SCS 27歳の歌
東京イェイイェイ娘

〈キャプテン青空のコーナー〉
●パイ パイ パイロット(キャプテン青空)

〈BHB & BUG'sタイム 〉
●BHB & BUG's

J.O登場!
●かっちょいい!
●この宇宙で
●君を離さない
●渚のバルコニー (松田聖子のカバー)
●E-ヨ
●WELL COME 2
 
〈BONUS SHOW TIME 〉
●ボーナスショータイムのテーマ
●リクエストメドレー
I・CAN・BE
愛はつづいてる
ひとすじになれない
SEXY POWER
ヘイワ・ノ・セカイ
アジテーション
君がいるだけで
狂わせたいの

●ごきげんよう! PARTY NIGHT
  
●Shake Hip!
スペシャルゲスト:オリジナルメンバー
 
〈W BONUS SHOW TIME 〉
Just U
スペシャルゲスト:CHAR
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著作権★誰がなにをもってどこまでをオリジナルとするのか?のお話

2006-10-22 | NEWS/TREND
槇原敬之に「999」盗作騒動
漫画家の松本零士氏(68)が代表作「銀河鉄道999」のフレーズを盗作されたとして、歌手の槇原敬之(37)に抗議していると、19日発売の「女性セブン」が報じており、松本氏はスポニチの取材に「私の言葉を奪われた。どうしてごめんと言えないのか」と怒りが収まらない様子。槇原側も「盗作呼ばわりされて嫌な気分。法廷で争ってもいい」と不快感をあらわにし、全面対決の様相だ。

<ゲド戦記>挿入歌の歌詞が朔太郎の詩と酷似
ヒット中のアニメ映画「ゲド戦記」の挿入歌「テルーの唄(うた)」の歌詞が萩原朔太郎(1886~1942)の詩「こころ」と酷似している――。現代詩作家の荒川洋治さん(57)が月刊誌「諸君!」11月号で告発し、波紋を広げている。
著作権問題に詳しい日本文芸家協会副理事長、三田誠広さんの話 表現を微妙に変えていて、「こころ」の盗作とは言い難い。しかし、朔太郎の詩がなければこの歌詞が書けないことは明らか。モラルの問題として、朔太郎への感謝の言葉を入れるべきだ。ネットなどには出ているというが、シングルCDの購入者には分からない。先行する芸術への尊敬の気持ちが欠けている。


なんかこういう魔女狩りみたいなことやりだすといっぱい出てきそうですね。
(専門のロングテールな著作権ビジネスができそうな悪寒w)

でも思うのですが・・・書籍、アート、音楽、マンガ、アニメ・・・文化って、もともとそういうもんじゃないの?師や先人のワザを盗み、自分のものにする。
てか・・・マジで追及しだしたら日本の歌謡曲・J.POPって洋楽パクリ(あ、リスペクトとかインスパイアとかいわなくちゃ)前提で、そうした洋楽もまた先人のリスペクトとかインスパイアとか(面倒だからパクリでいいや)前提で、そのまた先も・・・・

そもそも仮名をぱくった、って誰も考えないし、いちいち記名もしないし。
所詮、文字や音符という共通化された決まりゴトで構成されている、集合体のごく一部が重複し、それが目に付いたからといって、追及・糾弾するのって・・ムだな気がします。てか別の意図を感じちゃう。(旧世代が新世代をやっかむ、というか・・・)

意識してるかどうかもあると思います。で、意識してても全然違うものもあれば、自然に自分の頭に入り込んでるものもあるだろうし。本人が「好きで文体真似た」のと「良心にさいなまれながら真似た」のでは、罪は違うのかなぁ?そのあたり、また「罪の意識を量る」とかなってくと、超×超・面倒くさそうーーー。(もう合わせ鏡な万華鏡状態<よけいわからん!!!)

いや、ゲドの場合、確かに「朔太郎への感謝の言葉」とかあったら『朔太郎推進作品』になって、こうした伝統的なヒエラルキーを超尊ぶ文壇関係者には株があがっただろうなぁ、とは思うけれど。・・・あ。かえって叩かれる危険性もあるかもですが。「若造が朔太郎にインスパイアとはおこがましー」とかいう輩、必ず出てきそうだ。宮崎吾朗くんも正直に言わなきゃ、気づく人いなかったかもしれないのに・・・(爆!

そういえば、翻訳系で村上春樹がカート・ヴォネガットリスペクトなのは、本人も思いきり認めてるけど、日本人一般がヴォネガットをさほど知らないからか、問題にならないし、かえってヴォネガットファンに村上氏は人気があったりする不思議。

再び思うのですが、パロディ文化とか、よくできたパクリ系作品はオリジナルを超える場合もある。コスプレみたいに次元が変わって作品世界が展開されてく・・・そういうのは一種の普及であり、作品力のなせるワザではないの?
で、あきらかに元作品が明快に喚起でき、なおかつその作品価値を貶めるような内容は、裁判でもなんでもやって、叩き潰せばいいと思うのですが。
細かな作品データベースができて、照合技術が進んだら、まったく「酷似」要素のない、作品がどれだけあるのかぜひ知りたいものです。

著作権については、基本は過去が未来に絶対勝つしくみなので、なんか面白くないのです。
(権利も主張も、保護責任も理解はしているつもりですが・・・)もっとおおらかに、時代を超えて引き継がれていく、みたいな発想じゃだめなのかなぁ。
力関係が微妙で、かつ生息領域や時間軸がズレてると、ますますやっかいっすよね。全然人気のなかった作品を大物がとりあげることで脚光を浴びる、逆玉ならいいんだろうけど。
結局は「旨味あるビジネスだ」「お金のにほひがするのだ」という大人の事情ってことですかね?

狭い視野で自分の世界をとらえ自分の利害優先で縄張りを主張すると、結局見放されて見限られて、逆効果な気がする今日この頃なweb2.0的ネット事情。今の時代、パクリやチープな真似ッコは、ユーザーが厳しく追及すると思うのだけど。

関係ないけどのまネコ騒動(いまではなつかしー)をちょっと思い出しました。
生きてるカルチャーってなかなか囲い込めないもんだと思うなぁ。
(のまネコは同一性保持権の侵害そのものより、企業の囲い込みへの反発だと認識していますです。)
・・・著作権を設定できるのは博物館に陳列された.過去に属する有名作品といえるかもしれません。

あ、もちろん商品のアイデンティティごとのっとってなりすます、コピー商品や贋作は絶対ダメだとおもう。そこの線引きが、難しいジャンルがあるってことだよなー。・・・流行らせる、真似されることに価値がある、著作権、パクリ、盗作、酷似、コピー、偽物、二番せんじ、再現、リサイクル、影響、弟子、継承者、〜派、流儀、同志、そしてインスパイア&リスペクト・・・このあたりのキーワードを洗いだして、関係性をじっくり見つめ直す必要がありそうです。

米米効果で頭がまだ踊ってるので(え?)いつにもましてまとまりないっすー。
この記事の著作権破棄しますから、誰かもっといい記事にしてください。w

あ!そういえば、昨日のコンサートで「ラストにみんなでハンカチを振るのって米米が最初なんですよー」みたいなことを石井くんが言ってました♪

参考:
のまネコ問題

関連:
どうなる?ようつべ;

著作権を考える(プレ)★YouTubeの可能性と危うさ

NEWS★YouTubeは生き残るか

NEWS★スプー騒動が語るもの:web.2.0的過渡期
コメント (12)
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