DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

ちょっとプチオフランチしてきました(←金田風で)

2006-10-06 | 日記/備忘録/独り言/その他
今日はとっても素敵なお客様を当ブログにお招きしております。
uoco様ジイ様ですー!
はい拍手ー!!!

とゆーわけで、ブログ仲間のお二人とプチオフランチして参りましたー!

集合場所&ランチはジイ様お薦めの日本橋・藪伊豆総本店
台風並の大雨で心配したけれど、しっかりお会いできました!



ジイ様の前回出張時のご紹介記事はこちらー。

で、もう会った瞬間から、前世からの知りあいですか?なノリで
お仕事タイム間際までおしゃべりしつくしましたぁ!
(まだまだジョジョジョジョジョジョ序の口だがな<オイオイ

uoco様は顔立ちくっきりおメメぱっちりなお姉さま風美人!
もう笑顔がひまわりっすよ!回りがぱっと明るくなりまする♪
ブログでのあの奥行きの広さを、なおも一気に100倍くらい広くする
ダイナマイト級のエネルギー!メチャ楽しい方です!
ブログで拝見していたイラスト作品を持ってきてくださって
それも凄かったー。
ブログでも充分素晴らしい作品なんだけど、
実際はもっともっと繊細で深みのある色味で、
うーん、って見惚れてしまった・・・。
あ、あと会った方をさらさらと目の前で似顔絵にされたのですが
生きてるの、絵が!・・・才能ってマジすごい!

ジイ様ミリオネアのDVDでお顔&声は存じてましたが
えー、それってずるいやん!ってほど若い!(肌がキレイ<シット
お孫さんがいるなんてどうしても信じられないー;;
(計算が会わなくて時空が歪む感じ・・・)
で、表情が豊かですっごくチャーミングな男性♪
頭のキレのよさがそのまま言葉になる感じで、
話題がどれもすっごくおもしろいのー!見た目も中味もナイス!
でね、お話のはしばしにさすがミリオネアハイクラス回答者な知識が
飛びまくり!

とにかくお二人とも話題が豊富で国際的!
お仕事から趣味まで楽しむ姿勢がバリバリ感じられて
こっちまで嬉しくなっちゃいます。
&チャット話もブログ論も興味深かったです。
いやー、すっごく楽しかったぁー!
(一部頭ついていってませんでしたが<コラ、「ま、いいか」なヤツ
ってことでお許しくださいませー;;)

あ、お蕎麦もたいへん美味しかったっす!穴場だなぁ。

今度初心者向けチャットの手ほどき、よろしくですぅー。
&近いうちにまたお二人にお会いできるのを
楽しみにしておりまする♪

東京プチオフ(uoco様)
東京でプチオフしました(ジイ様)

えと・・・盆と正月と世紀末がいっぺんにきたよーな
すげぇお褒めの言葉を頂戴しております。
が、多分、私がこっそりお蕎麦にしこんだ幻覚&幻聴剤が効いたのだと思います。
にやり。
あ、お二人の素敵さは間違いなく「現場で起きてるんだ!」ですからー!


素敵なドガのポストカード集。
そのうちの1枚からテンプレに加工流用しちゃいました。
コメント (6)
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京極夏彦・邪魅の雫★自分にできること・やるべきこと

2006-10-06 | 
京極夏彦ファン強化月間企画です<え?

いや、京極ワールドは奥が深いしソーシャルマーケット本としても
グレード高く、とっても上質情報な本だと思います。(鵜呑みにはできないけど
今回もものすごくタイムリーな内容で、
毎度のごとく、ドッグイヤーしまくりー。
いやー、やっぱり好きだわ、この作家・・・。
(ちょっと「どすこい」で心離れかけましたが<え;)

我慢できずに、打ち合わせの時間調整でも先方応接室で読んでて
「仕事熱心だねー」とお褒めの言葉を頂戴したわたくしです。♪<あれは皮肉だって!

さすが、というか、こういうのを才能というんだろうな、というか、
内容がものすごくタイムリー。
出だし部分で、殺人罪の判定方法と、死刑判決についての考察がなされます。
京極夏彦にしては、少々情報量少なめに感じますが、それは語り部が京極堂ではないためかな、と。またどこかで語られるのかもしれないので、期待しつつ。やっぱりこういう形だと、なぜ日本の裁判は殺人をおかしても10年ー15年で出てこれるのかが、法の仕組みとしてよく理解できます。

京極堂(きゃー♪<オイ!)による書評論の部分もマジ深い。
「夏彦氏なんかいやなことあったの?」(オイオイ)という力のはいった論旨展開で
見事です。

で、もうね、皆様にもぜひ読んでいただきたい、講談社の回し者と
化すわけですが・・・。
これからしばらく京極語録を一方的にお届けしたいと思います。

秋の夜長の刺身のツマ(なにそれ?)として
お楽しみくださいませ。

あ、今回の文章構造は「雫」です。(ご存知の方はご存知のように、彼は内容と文体構造を一致させる一種の文体偏執狂です。<大好きー♪)
細かいところまで計算しつくされ、個々の流れが雫化しているのが
楽しい。
そう、書評も原作からしたたる雫ですよね。
そしてたくさんの雫は交じり合うと「雫」として意味をなさなくなる
うーん、と唸ってしまいます。
もうこういうレトリック&ギミック大好き!

さて、最終的にどんな雫がしたたるのか・・・。

本道はもう、ものすごい怒濤のような謎と伏線の嵐ですが
すっごいわき道の1本をご紹介させていただきまする。


ではどぞー♪

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警察組織の中で、動くことが、かならずしも事件解決にはならない、
ただ、自分が単独で動いたら回りの仲間には迷惑がかかる。
そうした齟齬で悩む青木と先輩刑事の藤村とのやりとり。
(p238-239)


青木の中の正義は、青木の中の善悪の基準と完全に添い遂げるものではない可能性がある。青木は前回、善人であらんとするが故に正義を貫くことが出来なくなるような状況を予測し、混乱し、暴走したのだ。

仕方がねえよと藤村は言った。

「迷ってるぐらいで丁度好いのさ。儂等は世界平和のために貢献してるのでも国家の防衛してるのでもねえのだ。社会の正義を護ってる訳でもねえと、儂は思うとる。正義だとか平和だとか、そういう大仰なもんは個人の器には入りきらんのだよ。慥かに警察は社会正義を護る組織かもしらんがな、儂もお前も社会正義なんてものたあ無縁だぞー
世界は平和なのが良いし、国は栄えてた方が良いだろう。社会は平穏なのが良いに決まってる。だが儂等が世界のために踏ん張ったって、世界は平和にならん。国のために死んだって国は栄えん」

お国のためお国のためと何人も死んだが、如何にもならなかったぞ、と藤村は云った。

「勘違いするでないぞ。何もできんから何もせんで良いとは云っとらん。ヒトには出来ることと出来んことがあらあ。儂等に出来るのは、目の前のことだけだ。目の前に道を誤った者が居ったら、それ以上悪くならんよう縄をかけるーそれが己の役目だと儂は思うちょる。だがの、それが平和や正義に繋がると考えるのも驕りだろう思い込みだろうと儂は思う訳だよな。人を縛る以上は儂等にも権力がある。だがよ、権力ってなあ、ただのお約束だ。権力者だから世界を変えられるかといやあ、そりゃ無理だ」

だから迷ってるぐらいで丁度好いのだ、と老刑事は再度己に言い聞かせるように云った。

「考えるなとは云わんよ。考えた方が良いに決まっちょる。だが信じ込むのは危険なのだ。仕事だから決断は必要だ。だが己が間違っていないとどうして断言出来るか。思い込みはいかん。先ず目の前を見ろ。正義なんてものはー見えねえだろう」

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なる@的解釈:
●思い込むよりは悩め、迷え。そしてあきらめずに考え続けろ。
●自分の目の前の問題をきちんと自覚をもって解決しろ。
 だがそれが誰かのためだとか、社会のためだとか勘違いはするな。
 ただの自分の役目だ。
●「どうせ個人の力なんてたかがしれてる」と、
 自分が変わらない・努力しない言い訳を作るな。



いかがでしょうか?これであなたも京極ファンに・・・
え?逆効果だ?いやーん、一度読んでみればわかるからー!!<外道ブロガー;





SIDE BLACKにもお越しくださいませ。

コメント (2)
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