資生堂のCMネタ第2弾。<オイオイ
新しい私になって編
最近、よほどでないとCMに反応しなくなっていて
TV見ていてもCMタイムに“ながらネット”してたり、
広告代理店も危機意識を持つくらい、メディアがネットにシフトしはじめてるわけですが、
いい広告は媒体を選ばないのかもしれないなぁ、と思ったり。
(こうしてネットで逆探知できちゃうし)
タイムリーにもこんな記事が・・・。
『テレビ CM 崩壊』時代に考えるプロモーション最適化(JapanInternet) - goo ニュース
2006年3月22日号ニューズウィーク日本版の表紙に「ネットはテレビを殺すのか」というセンセーショナルな見出しが躍った。その後、『テレビ CM 崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0』(翔泳社刊)や『テレビはなぜ、つまらなくなったのか―スターで綴るメディア興亡史』(日経 BP 社刊)、『ネットがテレビを飲み込む日―Sinking of TV』(洋泉社刊)など、テレビに関するネガティブなテーマの書籍が相次いで出版されている。
実際のリサーチデータを見ても、2006年8月に発表された日経リサーチによる調査をはじめ、野村総合研究所やインフォプラントなどによるメディア利用時間調査によって、テレビの接触時間が減少する一方、インターネットの利用時間が大幅に増加している現状が明らかとなっている。
(中略)
インターネット広告だけではブランディングの主軸を作ることは難しい。そこはマス広告が得意とする分野である。そしてそのブランディングを確立させるためにはユーザーを能動的に動かす面白みが必要であると同時に、能動的に動いたユーザーにストレスを感じさせず情報を与えることが必要であるといえる。そこは Web サイトであるとか、インターネット広告、SEM といったことを総合的に活用することで補える部分ではないだろうか。
まぁ、マーケティング的にはあれこれ理屈つけちゃうわけですが、web2.0がマス広告を終焉させるというよりは、こうして分散化していく販促経費が、体力を消耗させる方が早そうな悪寒。
なにをどう組みあわせても、気持ちを動かすことができなければ、ゼロの乗数状態だと思うなぁ。ものすごく小さなささやきからでも、それが数名のココロを本当に動かしたら、いつか大きな流れに変わっていくのがweb2.0マーケット。本末転倒にならないことを祈ります。
コーポレート・メッセージとは★
企業や企業グループが、自社のコンセプトや理念、姿勢、方針などを社外(消費者や取引先など)や社内(自社及びグループ企業の従業員)に伝え、浸透させるために全社的に一貫して使用している文言
(日経BPコンサルティング定義による)
コーポレート・アイデンティティ、コアコンピタンス、コア・ケイパビリティ、ミッション、企業ドメイン、企業カラー・・・今の企業って、実に多くの言葉からなりたっていますが、そうしたものをギューーーーッと絞り込み、消費者に理解してもらうためのエッセンス、といえそうですね。
コーポレート・メッセージでは日経BPコンサルティングが2002年から実施している時系列調査が有名です。
一般リリースでは、比較項目が違うのですが、
いろんな分析視点も含めて、こうして改めて並べて見るとあれこれ面白いです。
下位になると案外『あれ?これってこの会社のだったっけ?』というものもあったり。
日経BPコンサルティング「コーポレート・メッセージ調査 2006」
吉野家、コジマ、ロッテのメッセージが、理解度ベスト3
「環境配慮型メッセージ」では、伊藤園、カリモク家具、三菱マテリアルが高評価
メッセージ理解度上位20 (210メッセージ中)
1.うまい、やすい、はやい(吉野谷ディー・アンド・シー)
2.安値世界一への挑戦
3.お口の恋人(ロッテ)
4.激安の殿堂
5.味ひとすじ(永谷園)
6.いつでも、どこでも、誰にでも着られるカジュアルウェアを提供する(ユニクロ)
7.マチのほっとステーション(ローソン)
8.すべては、お客様の「うまい!」のために(アサヒビール)
9.自然を、おいしく、楽しく。KAGOME(カゴメ)
10.目の付けどころがシャープでしょ(シャープ)
日経BPコンサルティング「コーポレート・メッセージ調査 2005」
セット好感度ベスト3は,花王,カゴメ,ライオンのメッセージ
インテルとマツダが企業名想起率のトップ20に登場
セット好感度ベスト10(215メッセージ中)
※発信メッセージのイメージと企業イメージとのフィット感を表す指標
1..清潔で美しくすこやかな毎日をめざして(花王)
2.自然を、おいしく、楽しく。KAGOME(カゴメ)
3.おはようからおやすみまで くらしに夢をひろげるLION(ライオン)
4.マチのほっとステーション(ローソン)
5.うまい、やすい、はやい(吉野谷ディー・アンド・シー)
6.お口の恋人(ロッテ)
7.水と生きる SUNTORY(サントリー)
8.味ひとすじ(永谷園)
9.目の付けどころがシャープでしょ(シャープ)
10.ココロも満タンに(コスモ石油)
日経BPコンサルティング「コーポレート・メッセージ調査 2004」
セット好感度ベスト3は,「味ひとすじ」「お口の恋人」「うまい、やすい、はやい」
企業メッセージの消費者への浸透は,未だ発展途上の段階
セット好感度ベスト10(250メッセージ中)
※発信メッセージのイメージと企業イメージとのフィット感を表す指標
1.味ひとすじ(永谷園)
2.お口の恋人(ロッテ)
3.うまい、やすい、はやい(吉野谷ディー・アンド・シー)
4..清潔で美しくすこやかな毎日をめざす(花王)
5.自然を、おいしく、楽しく。KAGOME(カゴメ)
6.おいしさと健康(江崎グリコ)
7.マチのほっとステーション(ローソン)
8.Drive Your Dreams.(トヨタ自動車)
9.すべては、お客様の「うまい!」のために(アサヒビール)
10.ココロも満タンに(コスモ石油)
日経BPコンサルティング「コーポレート・メッセージ調査 2003」
好感度の高い単語は、「未来,明日,夢」や「ひと,いのち,こころ」
企業名想起率ベスト10(200メッセージ中)
※個々のメッセージからの企業名の想起度
1.お口の恋人(ロッテ)
2.あしたのもと(味の素)
3.ココロも満タンに(コスモ石油)
4.Drive Your Dreams.(トヨタ自動車)
5.マチのほっとステーション(ローソン)
6.Heart-Beat Mortors(三菱自動車工業)
7.SHIFT the future(日産自動車)
8.No reason Coca-Cola(日本コカ・コーラ)
9.目の付けどころがシャープでしょ(シャープ)
10.Inspire the Next(日立製作所)
ちなみに、テレビCM好感度ランキング一覧 はこちらから。
10月のランキングはキムタクが頑張ってるみたいですー♪
うーん、オリコンも入ると出てこれないなぁ。
新しい私になって編
最近、よほどでないとCMに反応しなくなっていて
TV見ていてもCMタイムに“ながらネット”してたり、
広告代理店も危機意識を持つくらい、メディアがネットにシフトしはじめてるわけですが、
いい広告は媒体を選ばないのかもしれないなぁ、と思ったり。
(こうしてネットで逆探知できちゃうし)
タイムリーにもこんな記事が・・・。
『テレビ CM 崩壊』時代に考えるプロモーション最適化(JapanInternet) - goo ニュース
2006年3月22日号ニューズウィーク日本版の表紙に「ネットはテレビを殺すのか」というセンセーショナルな見出しが躍った。その後、『テレビ CM 崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0』(翔泳社刊)や『テレビはなぜ、つまらなくなったのか―スターで綴るメディア興亡史』(日経 BP 社刊)、『ネットがテレビを飲み込む日―Sinking of TV』(洋泉社刊)など、テレビに関するネガティブなテーマの書籍が相次いで出版されている。
実際のリサーチデータを見ても、2006年8月に発表された日経リサーチによる調査をはじめ、野村総合研究所やインフォプラントなどによるメディア利用時間調査によって、テレビの接触時間が減少する一方、インターネットの利用時間が大幅に増加している現状が明らかとなっている。
(中略)
インターネット広告だけではブランディングの主軸を作ることは難しい。そこはマス広告が得意とする分野である。そしてそのブランディングを確立させるためにはユーザーを能動的に動かす面白みが必要であると同時に、能動的に動いたユーザーにストレスを感じさせず情報を与えることが必要であるといえる。そこは Web サイトであるとか、インターネット広告、SEM といったことを総合的に活用することで補える部分ではないだろうか。
まぁ、マーケティング的にはあれこれ理屈つけちゃうわけですが、web2.0がマス広告を終焉させるというよりは、こうして分散化していく販促経費が、体力を消耗させる方が早そうな悪寒。
なにをどう組みあわせても、気持ちを動かすことができなければ、ゼロの乗数状態だと思うなぁ。ものすごく小さなささやきからでも、それが数名のココロを本当に動かしたら、いつか大きな流れに変わっていくのがweb2.0マーケット。本末転倒にならないことを祈ります。
コーポレート・メッセージとは★
企業や企業グループが、自社のコンセプトや理念、姿勢、方針などを社外(消費者や取引先など)や社内(自社及びグループ企業の従業員)に伝え、浸透させるために全社的に一貫して使用している文言
(日経BPコンサルティング定義による)
コーポレート・アイデンティティ、コアコンピタンス、コア・ケイパビリティ、ミッション、企業ドメイン、企業カラー・・・今の企業って、実に多くの言葉からなりたっていますが、そうしたものをギューーーーッと絞り込み、消費者に理解してもらうためのエッセンス、といえそうですね。
コーポレート・メッセージでは日経BPコンサルティングが2002年から実施している時系列調査が有名です。
一般リリースでは、比較項目が違うのですが、
いろんな分析視点も含めて、こうして改めて並べて見るとあれこれ面白いです。
下位になると案外『あれ?これってこの会社のだったっけ?』というものもあったり。
日経BPコンサルティング「コーポレート・メッセージ調査 2006」
吉野家、コジマ、ロッテのメッセージが、理解度ベスト3
「環境配慮型メッセージ」では、伊藤園、カリモク家具、三菱マテリアルが高評価
メッセージ理解度上位20 (210メッセージ中)
1.うまい、やすい、はやい(吉野谷ディー・アンド・シー)
2.安値世界一への挑戦
3.お口の恋人(ロッテ)
4.激安の殿堂
5.味ひとすじ(永谷園)
6.いつでも、どこでも、誰にでも着られるカジュアルウェアを提供する(ユニクロ)
7.マチのほっとステーション(ローソン)
8.すべては、お客様の「うまい!」のために(アサヒビール)
9.自然を、おいしく、楽しく。KAGOME(カゴメ)
10.目の付けどころがシャープでしょ(シャープ)
日経BPコンサルティング「コーポレート・メッセージ調査 2005」
セット好感度ベスト3は,花王,カゴメ,ライオンのメッセージ
インテルとマツダが企業名想起率のトップ20に登場
セット好感度ベスト10(215メッセージ中)
※発信メッセージのイメージと企業イメージとのフィット感を表す指標
1..清潔で美しくすこやかな毎日をめざして(花王)
2.自然を、おいしく、楽しく。KAGOME(カゴメ)
3.おはようからおやすみまで くらしに夢をひろげるLION(ライオン)
4.マチのほっとステーション(ローソン)
5.うまい、やすい、はやい(吉野谷ディー・アンド・シー)
6.お口の恋人(ロッテ)
7.水と生きる SUNTORY(サントリー)
8.味ひとすじ(永谷園)
9.目の付けどころがシャープでしょ(シャープ)
10.ココロも満タンに(コスモ石油)
日経BPコンサルティング「コーポレート・メッセージ調査 2004」
セット好感度ベスト3は,「味ひとすじ」「お口の恋人」「うまい、やすい、はやい」
企業メッセージの消費者への浸透は,未だ発展途上の段階
セット好感度ベスト10(250メッセージ中)
※発信メッセージのイメージと企業イメージとのフィット感を表す指標
1.味ひとすじ(永谷園)
2.お口の恋人(ロッテ)
3.うまい、やすい、はやい(吉野谷ディー・アンド・シー)
4..清潔で美しくすこやかな毎日をめざす(花王)
5.自然を、おいしく、楽しく。KAGOME(カゴメ)
6.おいしさと健康(江崎グリコ)
7.マチのほっとステーション(ローソン)
8.Drive Your Dreams.(トヨタ自動車)
9.すべては、お客様の「うまい!」のために(アサヒビール)
10.ココロも満タンに(コスモ石油)
日経BPコンサルティング「コーポレート・メッセージ調査 2003」
好感度の高い単語は、「未来,明日,夢」や「ひと,いのち,こころ」
企業名想起率ベスト10(200メッセージ中)
※個々のメッセージからの企業名の想起度
1.お口の恋人(ロッテ)
2.あしたのもと(味の素)
3.ココロも満タンに(コスモ石油)
4.Drive Your Dreams.(トヨタ自動車)
5.マチのほっとステーション(ローソン)
6.Heart-Beat Mortors(三菱自動車工業)
7.SHIFT the future(日産自動車)
8.No reason Coca-Cola(日本コカ・コーラ)
9.目の付けどころがシャープでしょ(シャープ)
10.Inspire the Next(日立製作所)
ちなみに、テレビCM好感度ランキング一覧 はこちらから。
10月のランキングはキムタクが頑張ってるみたいですー♪
うーん、オリコンも入ると出てこれないなぁ。