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私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

NEWS★YouTubeは生き残るか

2006-06-08 | NEWS/TREND
「スプー」削除の舞台裏 「YouTube」にテレビ局苦慮

話題が話題を読んでブログを活気づけてる「スプーのえかきうた」
騒ぎはまだまだ収まりません。

さて、この記事の注目個所はここ!

YouTubeは、今年3月には日本から212万人が訪問し、利用が急拡大している(関連記事参照)が、著作権者に無断で公開されていると見られるコンテンツも数多く、テレビ局関係者からは「なくなってほしい」という声も聞こえる。

その一方で、放送が終了した番組の動画など、他では手に入らないコンテンツを発掘できたり、番組のプロモーションができるというメリットもあり、新たなビジネスにつながる可能性も指摘されている。

初期のP2Pファイル交換ソフトのように、違法コンテンツをやりとりするだけのアンダーグラウンドな存在で終わるのか、何らかの新しい価値を生み出すのか――YouTubeのあり方をめぐる議論はしばらく続きそうだ。



私もYouTubeで、激懐かしいアニメ画像に出会えて思わず盛り上がったり、紹介されてはじめて聞くミュージシャンの演奏を確認できたり、非常に有効に活用させていただいています。

これって過去含めた情報の共有化、自分のお気に入り紹介等の行動を通じて
非常に効果の高い商品紹介だと思う。
特にコメント欄とTBでつながっているブログ界では、そのパブ効果ってすごいんじゃないか、と思います。100%one to oneのプライベート・ダイレクト・マーケティング。口コミビジネスの発展系・・・というか、これってC to B to C?。あくまでスタート地点はユーザーであり、またベースがビジネスでない分、信頼度も高い。(アフリィ・ブログは別として)
うーん、ものすごく興味深いです。

ユーザーが自ら掘り起こして、普及させる・・・。
まさにロングテールビジネスには不可欠な媒体だと思うのですが・・・

YouTubeは画像が粗いし、ずれまくるし、で
画像グレードの欠陥がビジネス的にはプラスに作用して、
結局好きになったら、正規品を購入することになるのでは?

NHKも目くじらばかりたててないで
しょうこお姉さんの作品集とか、このおいしい話題をフックに
次のビジネスにつなげればいいのに。
せっかく「こんな画像を流すとわ、やるな!」とちょっと見直したのに・・・
話題を作って盛り上げてるのはNHKの手柄でもなんでもなくって、あくまでユーザー。
今回の「トピックス」はNHKに対して、かなり好意的な空気を作ってると思う。
そこのところを見失うと、
もっと大きなコンテンツビジネスの魚影を見逃しますぜ!

って、このあたりまだまだ既存の著作権の檻の中なので
法的には絶対に負けなんでしょうけど・・・。

web2.0ビジネスを突き詰めれば、著作権が壁になる。
だからこそそこにビジネス・チャンスがある。

YouTubeの顛末、要注目です!
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2 コメント

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懐が狭いテレビ局 (ジイ)
2006-06-08 12:51:04
インターネットのホームページ、ブログもひとつのメディアと考えて、「うちの番組が取り上げられている」と考えられないのでしょうか?

宣伝媒体と考えるのか?著作権侵害として削除依頼するのか?判断基準が難しくなるかもわかりませんが、

=インターネットとテレビ放送の融合=はまだまだ遠い?
返信する
ジイ様 (なるもにあ)
2006-06-09 08:05:29
>宣伝媒体と考えるのか?

>著作権侵害として削除依頼するのか?

超同感!!!

ここが見極めどころ、というか・・・腹の括りどころというか・・・



ワンセグにしても、メディアの融合のメリット・デメリットで、メリットだけ享受は難しいと思うし・・・混濁合わせ飲んだところで考えないといけない部分ってあると思ったり・・・



個人的には、なんだか過渡期な面白い時代だと思ってまーす。

また情報提供&情報交換お願いいたしますぅ!
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